秋田は東北地方の日本海に面するところに位置、北は青森県、東は岩手県、南は山形県と宮城県に接しています。面積は全国第6位で県庁所在地は秋田市。秋田には、伝統文化であるなまはげ、秋田の夏を彩る竿燈まつり、秋田犬、秋田美人、秋田こまちなど全国的に有名なものがたくさんあります。冬になると雪を使ってかまくらが造られるところとしても知られるなど、古い慣習、民話や伝説が今も色濃く残り、民俗芸能が大切に伝えられている土地でもあります。秋田の空の玄関口は、秋田空港と大館能代空港の2空港。秋田空港は東京、札幌、大阪、名古屋と、大館能代空港は東京と結ばれています。秋田には、十和田湖、鳥海山、田沢湖、男鹿半島などの風光明媚な観光スポットが多く、乳頭温泉郷をはじめ、温泉にも恵まれています。武家屋敷が立ち並ぶ歴史地区がある角館も人気の観光地。稲庭うどん、きりたんぽ、比内地鶏などの秋田グルメも外せません。
秋田県は西側は日本海に面し、東側には南北に奥羽山脈が連なっている為、県内全域が典型的な日本海型気候。冬は季節風が強く日照時間が少ないのが特徴。降水量も多くみぞれや雪を降らせます。約9割の地域が豪雪地帯で、冬は厳しい寒さの日が続きます。逆に夏は高温多湿で8月の最高気温は29℃前後。猛暑日になることも少なくありません。梅雨の時期は太平洋側に比べて日照時間が長く晴れた日が続きます。ただし、梅雨末期には大雨になる年も。ベストシーズンは過ごしやすい春、秋ですが、3月、11月は寒い日が続きますので注意が必要。かまくらを楽しんだり、ウインタースポーツをするなら冬もすすめ。竿燈まつりなどのお祭り目当てなら夏。
秋田空港がある秋田市は、秋田県の海沿いの中部に位置し、日本有数の米どころで日本酒の産地としてもよく知られています。秋田市には久保田城の御隅櫓などが残る千秋公園、秋田市赤れんが郷土館、秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)などの観光スポットがあります。今注目の秋田犬に会える秋田犬ステーションも人気。また、秋田港には日本海沿岸屈指の高さを誇るポートタワーセリオンが聳え、日本海に沈む絶景の夕日が望めます。
秋田空港からJR秋田駅までバスで約35分。
秋田駅から歩いて8分の「千秋公園」は、江戸時代にこの地を治めた佐竹家ゆかりの久保田城の遺構や神社、カフェなどがある秋田市民憩いの場。御隅櫓の展望スペースからは男鹿半島や日本海も眺められます。
秋田市から車で1時間ほどの大仙市では毎年8月に「大曲の花火 全国花火競技大会」が行われます。100年の歴史を持つ花火大会で、開催期間中は人口4万人の街に80万人もの人が詰めかけるほどの人気。
秋田のグルメで外せないのが日本三大うどんの一つ「稲庭うどん」。そうめんと同じ手延べ製法による細めの干しうどんは、独特のコシとつるつるとしたのどごしが特徴。最もおいしくいただくなら冷たいのがおすすめ。
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大館能代空港は秋田県の北部、日本海側の能代市と十和田湖に近い大館市の中間あたりに位置。能代市の北側には世界最大級のブナの自然森が広がる白神山地があり、ユネスコの世界自然遺産にも認定されています。青森県にまたがる十和田湖を訪れるなら大館能代空港からが便利。車で約85分で行くことができます。また八幡平も車で約60分。秋田の大自然を楽しむなら秋田空港より大館能代空港のほうがおすすめです。
大館能代空港からバスでJR鷹ノ巣駅まで約10分、JR大館駅までバスで約45分。
青森県と秋田県にまたがる世界遺産「白神山地」。約13万haにも及ぶ広大な地域に、東アジア最大級と言われる原生的なブナ林が広がっています。中でも岳岱にある樹齢500年の巨大ブナは必見。
大館市で毎年2月に行われるのが「アメッコ市」。食べれば風邪を引かないという縁起物のアメが至る所の木々に付けられ飴を売る露店が立ち並びます。白装束をまとい瓢箪の杖を持った白髭大神の巡行が最大の見もの。
大館能代空港からバスで40分ほどの三種町は「じゅんさい」の生産量日本一の町。ぷるんとした食感と独特の歯ごたえがたまらないじゅんさいは食物繊維が豊富で、じゅんさい丼などとして食べられています。
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