長崎は、九州の西海岸に位置し東は佐賀県と接しています。海に囲まれた部分が多い地形で、リアス式海岸が多いことから海岸線の長さは北海道に次いで全国で2番目。壱岐、対馬、五島列島などの971もの島々を有しその数は日本一。空港は、面積の割には島が多いことから長崎空港、対馬空港(愛称:対馬やまねこ空港)、壱岐空港、五島福江空港(愛称:五島つばき空港)と4つもあります。長崎市には、原爆の惨禍を今に残す平和公園、長崎原爆資料館があり、平和祈念像は長崎の象徴にもなっています。南蛮貿易の中心地として発展した経緯もあり、大浦天主堂などのキリスト教の教会も多く点在。また、長崎市内に外国人居留地があったことから洋館も多く残され、旧グラバー住宅は世界遺産の一つに。また、佐世保市にはテーマパークのハウステンボスがあり、離島の壱岐、対馬、五島列島は美しい海が魅力。長崎ちゃんぽん、カステラなどのグルメも全国的に有名です。
長崎は九州の西北に位置する為、東シナ海の暖かい対馬海流の影響で年間を通して温暖な海洋性気候。寒暖の差も小さく全般的に過ごしやすい土地ですが、梅雨時期の6月から8月にかけては雨が多く豪雨も発生しますので注意が必要。特に対馬ではこの時期に年間降雨量の45%もの雨が集中的に降ります。長崎県全体が海に囲まれた地形の為、夏は温暖多湿でじめじめ。冬は雪が降ることはまれですが季節風の影響で厳しい寒さを感じることも。また、冬から春にかけては急激な気圧変化により潮位が変動する“あびき”という現象が発生。ベストシーズンは春と秋。ハウステンボスのチューリップ祭も春に開催、山間部では秋になると美しい紅葉が見られます。
長崎市は坂の街。三方を山に囲まれ丘の斜面に建物が建ち並んでいます。有名な夜景スポットの稲佐山頂上からは、港から高台まで街の灯が連なる1000万ドルの絶景が眺められます。また、江戸時代、出島を拠点に海外との貿易で栄えたことで異国情緒あふれる街並みが造られ、旧グラバー邸があるグラバー園、大浦天主堂などの多くの洋館や教会が当時の面影を残しています。市内中心部には日本三大中華街の一つである新地中華街も。
長崎空港からバスでJR長崎駅まで約55分。
長崎の街を見下ろす丘にある9つの洋館が立ち並ぶグラバー園。その主役が「旧グラバー住宅」。文久3年(1863年)に建てられたイギリス商人トーマス・ブレーク・グラバーの住宅で日本最古の木造洋風建築です。
毎年1月下旬から2月上旬に開催されているのが「長崎ランタンフェスティバル」。日没直後、約15,000個のランタンに灯りが入ると長崎の夜が極彩色に浮び上がります。会場は新地中華街、中央公園、唐人屋敷等。
長崎で外せないグルメといえば「長崎ちゃんぽん」市街地には多くのちゃんぽん屋さんがありますが、迷ったら1899年創業の老舗中華料理 四海樓へ。ちゃんぽんと皿うどん発祥のお店で、本場の味を堪能できます。
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対馬は九州の北、玄界灘に浮かぶ“国境の島”で島全域が対馬市となっています。山林が面積の89%を占める自然豊かな島で、標高200m~300mの山々が海岸まで続いています。島の中央辺りにある浅茅湾は対馬を代表する景勝地。美しいリアス式海岸で、壱岐対馬国定公園に指定。島々を見渡せる烏帽子岳展望所、対岸にある韓国の街並みまで見られる異国の見える丘展望所などの絶景スポットが観光客に人気。
対馬空港から島の中心地厳原町までバスで約30分。
韓国まで約49.5kmのところにある対馬では、秋や冬、風の強い日など天候に恵まれればお隣の韓国が望めます。「韓国展望所」は対馬の最北端にあり、韓国の古代建築様式を取り入れて建造されたもの。
毎年8月の第1土・日曜日に開催されているのが、対馬の三大祭りの一つ「対馬厳原港まつり」。朝鮮通信使行列の再現、朝鮮通信使の復元船の入港・乗船体験、花火大会などがあり、島中賑わいます。
日本で一番最初に大陸からそばが伝わった土地である対馬には「対州そば」と呼ばれる原種に近いそばが食べられます。品種改良された現代のそばとは違い、小粒で風味が強いのが特徴。コシも強めです。
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壱岐島(いきのしま)は九州の北、玄界灘に浮かぶ島で、福岡県と対馬の中間地点に位置。福岡・佐賀・長崎と船で結ばれており、長崎からは飛行機で壱岐空港まで約30分でアクセスできます。南北約17km、東西約15kmの美しい海に囲まれた小さな島ですが、古事記にも天比登都柱(あめひとつばしら)としてその名を記され、鬼の窟古墳、原の辻遺跡など古代日本を感じられる観光スポットが数多くあります。
壱岐空港から島の中心地の郷ノ浦までバスで約25分。
横を向いた猿の形をしている「猿岩」は、黒崎半島の先端にそびえ立つ45mの巨大な岩。自然にできたとは思えないほどその姿は猿にそっくり。壱岐を見守る島のシンボルとして島民に愛されています。
毎年3月に開催されているのが「壱岐焼酎ごっとりまつり」。約50銘柄もある壱岐焼酎と壱岐のグルメを楽しめるイベントで、壱岐焼酎の特徴や歴史について紹介する特設ブースも。
壱岐の名物が「ウニ丼」。7月~10月初旬には、この近海でしか獲れない赤ウニがふんだんに乗せられた生ウニ丼を楽しむことができます。また、お土産店ではウニの瓶詰めなども売られています。
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福江島は、長崎県西方沖の五島列島で一番大きな島で、2018年6月、ユネスコ世界遺産に登録された“長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産”の主要スポットのひとつとしても注目。島には五島福江空港(愛称:五島つばき空港)があり、福岡、長崎と結ばれています。大瀬崎断崖、大瀬崎灯台、鐙瀬遊歩道など美しい海を見下ろす風光明媚な観光スポットも多数。
五島福江空港から福江市内中心部までバスで約15分。
江戸時代からのキリスト教禁教令が廃止されて以降、五島列島で最初に建てられた聖堂が「堂崎天主堂」。五島を代表する威風堂々とした教会で、キリスト教弾圧の歴史や資料を展示する資料館となっています。
椿の生産量日本一を誇る五島市では、毎年2月の中旬から16日間にわたって「五島椿まつり」を開催。椿に関する展示や販売が行われ、冬の五島は椿色に染まります。
日本三大うどんの一つが五島列島の名物「五島うどん」。遣唐使の時代に、五島列島に伝わったとされ、素麺みたいな細麺にもかかわらずもちもちっと弾力のある麺が特徴。五島列島の至る所にお店があります。
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