大分は、九州の北東部に位置する県で、北は福岡県、西は熊本県、南は宮崎県と接しています。また、北部は瀬戸内海(周防灘)に、中部は豊後水道を挟んで四国に面しています。内陸部は九州の屋根と呼ばれる九重山群をはじめ由布・鶴見、祖母・傾の山々が連なり、九重の中岳は九州最高峰を誇ります。大分の空の玄関口は、国東市の海沿いに浮かぶ大分空港。東京、名古屋、大阪と結ばれ、手荷物引渡所のベルトコンベアには回転寿司に見立てた巨大なにぎり寿司の模型が流れてくることでも話題。大分県は温泉の源泉数、湧出量ともに日本一を誇り“おんせん県おおいた”としても有名で、別府温泉、由布院温泉など数多くの温泉地があります。また、由布岳、耶馬渓、九重“夢”大吊橋などの絶景スポットや豊後路の小京都杵築、パワースポットの臼杵磨崖仏なども人気。天然とらふぐ、関サバ、城下カレイなどの大分グルメもぜひ食べておきたい。
大分県は地域により気候が異なります。豊後高田市、中津市、宇佐市などの瀬戸内海に接する北部は準日本海型気候で、夏は晴れの日が多く、冬は季節風の影響で曇りの日が多い地域。大分市、別府市、杵築市など別府湾に接する中部は内海型気候で、年間を通じて穏やかで晴れの日が多いのが特徴。日田市、竹田市などがある西部は中部の気候に加え、山地型気候が交わり雨の量が多いのが特徴で冬には雪が積もることも。佐伯市、豊後大野市、津久見市など、宮崎県と接する南部は南海型気候で、最も温暖で雨の多い地域。台風の影響を受けることも多いので台風シーズンは注意が必要。ベストシーズンは紅葉が美しい秋や新緑の春。温泉やグルメを楽しむなら比較的暖かい冬もおすすめです。
エリア一覧
大分空港から近い大分市、別府市には、野生のサルが見られる高崎山自然動物園、大分マリーンパレス水族館 うみたまごなど、世代を問わず楽しめる人気スポットが数多くあります。別府温泉の地獄めぐりも定番の観光スポット。郊外には由布岳があり、グルメを楽しんだり金鱗湖まで散策するなど、湯布院の街歩きも外せません。城島高原パークや隣町にあるサンリオハーモニーランドなどの遊園地も子供連れに人気です。
大分空港からバスで大分市内まで約60分、別府市まで45分、湯布院まで約55分。
温泉の湧出量が世界第2位で国内屈指の人気温泉地の別府。そんな別府で人気なのが「地獄めぐり」。目を奪うような美しいコバルトブルーの海地獄、真っ赤な赤池地獄などどれも迫力満点。
大分市の南にある臼杵市では毎年11月になると、竹灯篭を使った宵祭り「うすき竹宵」が行われます。国宝臼杵石仏に関係のある恋物語伝説を軸にし、城下町全体が竹灯りに浮かぶ美しいお祭りは必見。
大分の特産品といえば、関あじ・関さばですが、そのうまみを手軽に味わうなら「りゅうきゅう丼」がおすすめ。アジやサバを醤油や生姜などのつけダレに漬け込んだもので、白いご飯によく合いクセになる美味しさ。
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