大阪は近畿地方の行政・経済の中心地で、昔から商業の街として栄えてきたエネルギッシュな港湾都市です。大阪湾に向かって開けた大阪平野に位置し、三方を山地に囲まれた地形。府庁所在地の大阪市は、古来より河川を利用した水運が盛んであることから“水の都”とも言われています。北部の豊中市、池田市には大阪国際空港(伊丹空港)、南部の泉佐野市には関西国際空港があり、特に関西国際空港は、旅客数と着陸回数が全国第3位、国際線だけだと成田国際空港に次ぐ第2位。日本への西の玄関口でもあります。大阪城、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、あべのハルカス、通天閣、道頓堀など、全国的にも人気な有名観光スポットも多数。また、堺市には大阪で唯一の世界遺産、仁徳天皇陵をはじめとする百舌鳥古墳群があり、文化的、歴史的にも見どころが多い土地柄。たこ焼き・お好み焼き・串揚げといった大阪グルメも人気です。
大阪は、温暖な瀬戸内海式気候で、年間を通して晴天が多く気候は安定。降水量は梅雨時期と台風が多い9月頃に多くなり、夏は厳しい暑さが続きます。ベストシーズンは比較的過ごしやすい気候の春と秋。ただ、冬は東京よりも積雪日数が少なく雪は滅多に降らない上に、地下街や地下鉄が発達している為、冬でも快適に街歩きを楽しむことができます。冬には毎年“大阪・光の饗宴”が開催され、御堂筋をはじめ、大阪市内一帯が美しいイルミネーションで彩られます。そして夏の7月下旬には日本三大祭りの一つ“天神祭”で街中にぎやかなムードに。USJではびしょ濡れになれる楽しいイベントも。お祭りやイベント目当てなら夏に訪れるのもおすすめ。
エリア一覧
大阪国際空港(伊丹空港)に近い大阪市と北摂地域には、大阪を代表する人気の観光スポットが集まっています。豊臣秀吉が築城した大阪城、USJ、日本一の超高層ビル あべのハルカス、くいだおれの街 道頓堀、ディープな街 通天閣界隈など。太陽の塔がある万博記念公園も伊丹空港からならモノレールでわずか17分。また、大阪市はキタとミナミに分けられますが、キタの繁華街へは伊丹空港から約30分でアクセス可。
大阪国際空港(伊丹空港)から大阪市の中心地梅田までモノレールと大阪メトロ、またはバスで約30分。
「道頓堀」は最も大阪らしさを感じることができる人気スポット。飲食店が数多く集まり、ド派手な看板やグリコのネオンサインも有名。大阪名物の粉もんグルメをはじめ、カニやふぐ(てっちり)の人気店も。
大阪市内では、毎年11月中旬から1月末まで「大阪・光の饗宴」と題して様々な建物がライトアップされイルミネーションで彩られます。中之島のOSAKA光のルネサンスはプロジェクションマッピングもあり必見。
大阪グルメの代表と言えば「たこ焼き」。街を歩けば次から次にたこ焼き屋さんが目に入るほどの店舗数。どの店で食べても美味しいですが、大阪には自分でたこ焼きを焼けるお店も。是非挑戦してみては?
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関西国際空港(関空)周辺の大阪府南部の地域は“泉州”と呼ばれ、堺市、岸和田市、泉大津市、泉佐野市、泉南市など9市4町から構成。大都市近郊でありながら自然に恵まれたのんびりした雰囲気が魅力です。岸和田城、水間寺など歴史にまつわる名所・史跡も多く伝統的なお祭りも盛んです。また、犬鳴山温泉、奥水間温泉、牛滝温泉といった温泉地やビーチも。大阪ミナミへ行くなら伊丹より関空のほうが便利。
関西国際空港から堺市駅までは電車で約45分、大阪・なんば駅までは特急電車で約39分。
堺には「仁徳天皇陵」古墳をはじめとする百舌鳥古墳群があります。墳丘の大きさは486mとクフ王のピラミッドや秦の始皇帝陵よりも大きく、世界三大墳墓の一つでもあります。世界遺産に登録されますます注目。
江戸時代から始まり約300年の歴史を持つ「岸和田だんじり祭」。毎年9月と10月に開催され、約50万人もの見物客で賑わいます。岸和田だんじり会館では開催日以外でも映像と音響で祭りを体感できます。
関西国際空港(関空)に近い泉州エリアの特産品が「泉州水なす」。夏の農作業時、水ナスで喉の渇きを潤した言われるほどみずみずく全国的にも有名。高速のサービスエリアには水茄子ラーメンといったメニューも。
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