山口は中国地方の西端に位置。東は広島県、島根県と接し、西は関門海峡(関門トンネル・関門橋)を隔てて福岡県と接しています。また、北と西は日本海、南は瀬戸内海と三方を海に囲まれています。山口の空の玄関口は西部の宇部市にある山口宇部空港と、広島県に近い岩国市にある岩国空港(愛称:岩国錦帯橋空港)で、いずれも東京・羽田、那覇(岩国のみ)と結ばれています。山口を代表する観光地は、日本最大のカルスト台地である秋吉台と日本最大規模の鍾乳洞 秋芳洞でどちらも絶景。幕末維新ゆかりの場所で、高杉晋作、吉田松陰、木戸孝允が生まれた地である萩は歴史ファンにおすすめ。また最近は、赤い鳥居が続く光景がインスタ映えすると人気の元乃隅神社、エメラルドグリーンの海が魅力の角島も人気。日本三名橋の一つ錦帯橋、海峡の街下関、瀬戸内海に浮かぶ周防大島も外せません。山口のご当地グルメは、瓦そば、ふぐ料理など。
三方を海に囲まれている山口は、一年を通して雨が少なく温暖な瀬戸内海気候、曇りの日や雨が多く積雪量も比較的多い日本海側気候、寒さが厳しい内陸山間地域の3つに分けられます。梅雨の時期は梅雨前線と暖湿流により大雨になりやすく、夏は高温多湿で蒸し暑い日が続きます。8月の最高気温は31℃前後で猛暑日になることも度々。また、急傾斜地崩壊危険箇所の数は広島県に次いで全国2位で、梅雨や台風の時期は土砂災害にも注意が必要。ベストシーズンは比較的穏やかな日が続く春と秋。ただし、秋吉台は季節により景観がかなり異なり、いつ訪れても違った光景が楽しめます。カルスト大地が炎と煙に包まれる山焼きが見られる2月もおすすめ。
山口宇部空港がある宇部市は、山口県西部の周防灘に面したところに位置し、海岸沿いに市街地が広がっています。空港の前には椰子の木があり南国ムード満点。市内には花の名所ときわ公園、絶景スポットのキワ・ラ・ビーチなどがあります。また、秋吉台・秋芳洞までは車で約60分、萩、下関、角島までは約80~90分。山口の代表的な観光スポットでもあるこの5箇所を訪れるなら岩国空港よりも山口宇部空港のほうが便利。
山口宇部空港からバスでJR新山口駅まで約30分、宇部市内中心地まで約10分。
日本最大級のカルスト台地「秋吉台」は山口を代表する人気観光スポット。展望台からは無数の石灰岩柱が作り出す絶景を楽しむことができます。地下には日本最大規模の鍾乳洞「秋芳洞」が広がりこちらも必見。
城跡や武家屋敷の町並みが残る萩は、古くから焼き物の産地としても知られています。その萩市内で毎年ゴールデンウィークに開催されている「萩焼まつり」は、約50の窯元が出店したくさんの観光客で賑わいます。
下関発祥のご当地グルメ「瓦そば」。よく熱した瓦の上に茶そば・金糸卵・味付けした牛肉・小ネギ・海苔・レモン・紅葉おろしを盛合せたもので、その彩り豊かな見た目が食欲をそそります。
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岩国空港がある岩国は、山口県の最東部にあり、小瀬川を挟んで広島県と接しています。江戸時代の風情漂う城下町で、初代藩主吉川広家によって1608年に築城された桃山風南蛮造りの岩国城が街を見下ろしています。また、錦帯橋は岩国三代藩主の吉川広嘉が創建した錦川にかかる五連の日本を代表する木造橋で、岩国を代表する人気観光スポット。名物の岩国寿司や蓮根麺もおすすめ。
岩国錦帯橋空港からバスでJR岩国駅まで約10分、広島バスセンターまで約80分。
錦川の清流に架かる五連のアーチが美しい「錦帯橋」は、長さ193.3m、幅5mの木造橋で、日本三名橋のひとつ。錦川の河原から橋の裏を見ると、組木を巻金と鎹 (かすがい) で補強した構造美を確認できます。
毎年8月に開催される「錦川水の祭典」は、錦川の豊かな恵みに感謝する祭で、水恩感謝祭、吹奏楽演奏会、岩国太鼓などの催し物があります。夜には錦帯橋を背景に約6000発の花火が夜空を彩る花火大会も開催。
岩国名産の蓮根を使った「蓮根麺」は、蓮根の豊かな風味をそのままに、ツルッとしたのどごしに仕上げられた岩国のご当地グルメ。蕎麦でもなくうどんでもない独特の風味を醸し出しています。
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