鎌倉の街×湘南の海×あじさいの共演!長谷寺は鎌倉を代表するあじさいの名所

鎌倉の街×湘南の海×あじさいの共演!長谷寺は鎌倉を代表するあじさいの名所

更新日:2017/06/20 18:16

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン
古都鎌倉は、世界遺産登録を目指す歴史の街であり、四季の花々が咲き誇り湘南の海を望む美しい街。梅や桜と並んで鎌倉を代表する花である紫陽花が咲く季節には、毎年多くの観光客で賑わいます。

今回は、梅雨の鎌倉の魅力を堪能できる名刹「長谷寺」をご紹介します。鎌倉を代表する「花の寺」として親しまれる人気の観光名所です。

鎌倉を代表する「花の寺」

鎌倉を代表する「花の寺」

写真:渡部 洋一

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梅雨の鎌倉は、あじさいの街。市内に数あるあじさいの名所の中でも、明月院、成就院、そして今回ご紹介する長谷寺の3つの寺は、名所中の名所として特に有名です。ここ長谷寺は鎌倉を代表する「花の寺」であり、梅雨の季節には「あじさい寺」として多くの人々に親しまれています。

なんと約2500万株のあじさい!

なんと約2500万株のあじさい!

写真:渡部 洋一

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古都鎌倉を代表する名刹、長谷寺。境内の観音堂内に安置されている高さ9.18メートルの十一面観音(長谷観音)は、奈良の長谷寺に安置されている観音像と同じ巨木から造られたという伝説を持つ、日本最大級の木造観音として有名です。
その巨大な観音様はもちろん、「花の寺」としても名を馳せ鎌倉を代表する観光名所である長谷寺。梅雨の季節、その境内には、青、紫、ピンク、白と色とりどりのあじさいの花が咲き乱れます。全国的にも知られる長谷寺のあじさいはその数、なんと約2500株!40種類以上のあじさいが群生しています。歴史ある名刹に色鮮やかな紫陽花の花々が色を添える光景は、息を呑む美しさです。あじさいの名所がそこかしこに点在する鎌倉の中でも圧倒的な人気を誇るスポットとなっています。

千手観音像とあじさい

千手観音像とあじさい

写真:渡部 洋一

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鎌倉を代表する花の寺、長谷寺。その境内の傾斜地に巡らされた「眺望散策路」は、この時期は「アジサイの小径(こみち)」として多くの人々で賑わいます。色とりどりの見事なあじさいに囲まれた散歩道。その道の途中にある千手観音像の周りにも、しっとりとしたあじさいが咲き誇ります。寺社仏閣の多い古都鎌倉ならではの、あじさいのある風景です。

鎌倉の街と湘南の海

鎌倉の街と湘南の海

写真:渡部 洋一

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梅雨の季節には「アジサイの小径」となる、長谷寺の美しい「眺望散策路」。
その道の途中から、あじさいの花の向こうに鎌倉の街が、そして湘南の海までもを見渡すことができます。鎌倉の象徴とも言える、紫陽花と海を同時に眺めることができる、貴重な風景です。
じとじとと雨の日が続き、なかなか外出する気の起きない梅雨という季節。しかし、この時期にしか見ることのできない絶景が、鎌倉の長谷寺には確かにあるのです。

紫陽花だけじゃない!花菖蒲も美しい!

紫陽花だけじゃない!花菖蒲も美しい!

写真:渡部 洋一

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長谷寺は、鎌倉を代表する「花の寺」。その名の通り、あじさい以外にも様々な花々が咲き誇り四季の美しさで私たちの目を楽しませてくれます。
長谷寺境内であじさいと同じ時期に見頃となるのが、花菖蒲(はなしょうぶ)。梅雨の主役あじさいばかりに意識が集まりがちですが、その他の花にも目を向けると、「花の寺」の実力を存分に堪能することができます。

長谷寺のあじさいを見るなら、早朝がおすすめ!

いかがでしたか?
鎌倉を代表する紫陽花の名所であり、「あじさい寺」として多くの人々に親しまれる長谷寺をご紹介しました。
鎌倉のあじさいの見頃は、例年6月中旬から7月上旬。あじさい最盛期にはどのスポットも多くの観光客で賑わいます。中でも特に人気のある長谷寺であじさいをゆっくりと観賞するなら、人出の少ない早朝がおすすめです。

なかなかお出かけ気分にならない梅雨ですが、この季節にしか見ることの出来ない鎌倉の美しいあじさいを見に、あなたも出掛けてみませんか?心を晴らしてくれる風景がそこには待っています。

長谷寺へのアクセス、入場料、入場時間等の情報は、記事下部にある「MEMO」よりご覧いただけます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/06/15 訪問

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