写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る札幌・小樽からは車で約2時間、余市からなら1時間ほどでアクセスできる積丹半島。
ニセコ積丹小樽国定公園に含まれており、その海岸線は約42km。北海道で唯一「海中公園」に指定されている積丹ブルーと呼ばれる美しい海で知られています。
しかも美しいだけではなく、海岸線から臨めるたくさんの奇岩・大岩や断崖絶壁に打ち寄せる波からは、自然の持つ不思議な力や厳しさも感じることができます。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る積丹岬の突端から東に1kmほどの場所に位置する島武意海岸。
アイヌ語で「岩の入り江」を意味する「シュマ・ムイ」に由来しています。
また、積丹半島の海の青さは積丹ブルーとも呼ばれていますが、島武意海岸は「日本の渚百選」に選ばれているだけあって、透明度の高さと美しさは格別です。
狭くて暗い島武意海岸トンネルを抜けると、目の前に広がる断崖絶壁と青い海!
このコントラストも、魅力のひとつなので見逃さないでくださいね。
時間に余裕がある方は、幌武意から入舸を結ぶ「積丹岬自然遊歩道」を歩いてみてください。
比較的観光客も少ないので、大自然を満喫しながらゆっくり観光できますよ。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る北海道にはパワースポットと呼ばれる場所がたくさんあり、積丹半島も例外ではありません。
神威岬は積丹半島のなかでも特に有名なスポットで、海岸線の形状が海から天に飛翔する龍に例えられるなど大きな力を得ることができると言われています。
また、奥州(東北)から密かに逃れてきた源義経と日高の首長の娘チャレンカが叶わぬ恋をしたという伝説があり、遊歩道は「チャレンカの小径」と名付けられています。
そして神威岬の最大の見どころは、岬から臨む奇岩。晴れた日は特に、息をのむ美しさです。
ただ、岬の突端へ続く「女人禁制の門」が閉じられる日もあるほど強い風の吹くエリアですので、年配の方やお子さんは開門されている日でも安全に気をつけてください。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「北海道グルメと言えばウニ!」という人も多いと思いますが、積丹名物はウニ。
4月から5月にかけてのサクラマスの季節を終えると、次はいよいよウニの季節になります。
例年、6月中旬ごろからウニ漁が解禁になります。
リーズナブルなムラサキウニ(白ウニ)と高級なエゾバフンウニ(赤ウニ)の2種類のウニ丼を提供しているお店が多いのですが、積丹まで行くならエゾバフンウニを奮発したいところ。
値段はかなり違うので思い切りが必要ですが、やはり新鮮なエゾバフンウニは最高です。
「みさき」というお食事処が人気ですが、どこで食べてもおいしいですよ。
積丹の観光を終えたら夕食までに札幌や小樽の宿まで戻る、という旅程の人が多いと思うのですが、言うまでもなく積丹半島は夕焼けも最高に美しいのです。
できれば夜の予定を無理に詰め込まず、海岸線のドライブをじっくり楽しんでください。
写真を撮るのが好きな方は、三脚を持参することをおすすめします。
積丹半島の名前の由来は、アイヌ語の「夏の村(シャコタン)」。
その名の通り、観光するには夏がベストシーズンでなので、アウトドア派なら、無料で利用できる野塚野営場でキャンプをしてみるのもおすすめです。
また、ダイビングやシーカヤックなどのマリンスポーツもできますし、黄金岬に近い美国港からは海中展望船で海の中から積丹ブルーを眺めることもできますよ。
積丹半島で、絶景とグルメを満喫してくださいね!
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(2024/9/14更新)
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