写真:Miyuki Sakai
地図を見るフランスの中でも独自の文化を持つのがここ「ブルターニュ地方」。国の北西部に位置するこの地域は、フランス最大の半島であり海岸が非常に入り組んだ地形になっています。
この地域と言えば、やはり新鮮で豊富な魚介類がおススメ。
日曜日の朝に開催されているマーケットでは魚介を中心にハムやチーズ、雑貨などさまざまな特産品が売られていますので、ちょっと早目に行って見てみるのも面白いでしょう。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るガレットとは、こちらブルターニュ地方で食べられている伝統料理。この地方は雨が多く、小麦の育成には不向きであったことから、代わりにソバの栽培が盛んで、ソバと海塩を利用したガレットが主食として親しまれていました。
そんなガレットは、気取らず家庭でも専門店や屋台でも手軽に食べることが出来る食べ物。また食物繊維やたんぱく質、ミネラル、ビタミン、ポリフェノールも豊富で美容食でもあります。
専門店ではメニューが豊富で、ここ「AVEL ZO!」はこの土地ならではのチーズや生ハム、魚介類、きのことの組み合わせなど数多く存在します。主食用は、やや塩味が効いてクリスピーな生地が特徴です。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るデザート用は生地がソフトで、やや甘めのクレープ生地です。
メニューも沢山あり、もし選択に迷ってしまったら、ご当地「塩キャラメルソース」とのコンビネーションで決まり!
塩味スイーツもこの地方の特産で、ビスケットやクッキー等の加工品も有名ですので、ぜひ旅のお土産にされてください。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るさてここに来たらガレットの他に味わいたいのが「シードル」!
シードルでピント来なければ「アップルサイダー(りんごの微発砲酒)」と言えばお分かりになるかも知れません。
フランスといえばワインを想像しますが、ここでも独自の文化を持つブリターニュ地方では昔からりんごの栽培が盛んで、このようなりんご酒が造られています。
シードルは甘口と辛口の2種類があり、りんごジュースのような旨みを楽しみたい方は甘口、りんごの醗酵やアルコールを楽しみたい方は辛口を頼まれると良いでしょう。
本場で味わうガレットは何処となく素朴で、あったかい家庭のぬくもりがします。
私達日本人には、ちょっとシャレた食事をイメージする人が多いですが、現地ではより庶民的で手軽な主食であることを実感します。
海岸に面したブルターニュの独自の素材を上手に組み合わせたガレットとシードルは、是非本場で味わっていただきたい伝統料理です。
さあ、あなたもちょっと足を伸ばしてブルターニュ地方を訪れてみませんか?
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(2024/3/29更新)
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