写真:猫乃 みいこ
地図を見る日光東照宮は知っているけど、滝尾神社って何?って方も多いはず。
滝尾神社は知る人ぞ知る、日光のパワースポットなのです。
場所は、東照宮や二荒山神社の敷地の右手から歩いて30分ほどの山の中。
神社のすぐそばに駐車場がありますが、道が狭く車のすれ違いが難しいので、運転に自信のない方はご利益を求めて歩いて行ってくださいね。歩きやすい靴で行くことをお勧めします。
「二荒山神社別宮 瀧尾神社」と書いてある、神社入口のすぐ左には「白糸の滝」があり、階段を上った先が滝尾神社です。
まずは階段を上って神社手前の「運試しの鳥居」で、今日の運を占ってみませんか?
小石を3つ投げ、鳥居の額の真ん中にある丸い穴を通る数で運を試すと言いますが、これがなかなか難しい!
穴を1つでも通れば、かなりラッキーだと思ってくださいね。
同行者4人で投げましたが、誰一人通っていませんから。
難しいからこそ、再訪してまた運試ししようという気になるのでしょうね。
くれぐれも、周りの方に石が当たらないように注意してくださいね。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る運試しの鳥居を過ぎると、山の中にしては鮮やかな朱塗りの楼門(ろうもん)が見え、その奥に拝殿・唐門・本殿があります。
本殿のご祭神は「田心姫命(たごりひめのみこと)」、弘法大師が820年に祀ったもので、水の神様と言われています。
唐門の横には、良縁を願う「縁結びの笹」があります。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る本殿の裏手には、御神木の3本の杉が並んでいて「滝尾三本杉」と呼ばれています。
こちらは、滝尾神社境内で最も神聖な場所であると言われています。
石垣内の3本の杉の前に立つと、確かに空気が澄んでいるのに温かみを感じます、これがパワーでしょうか。
今の杉は2代目だそうで、樹齢250年〜300年のもの。
驚くのは、300年も前に倒れた先代の御神木がそのままに苔むしていること。神が宿る木ですから、人間などには到底動かすことができません。
長い年月をかけて、日光の自然と神が一体化しているような光景です。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る本殿の左奥には、「酒の泉」と呼ばれる湧き水があります。
今でも湧いているようで、水面の葉っぱが流れるように動いています。
弘法大師がこの泉の水を神様に奉納したことで知られ、酒のような味がすることから、酒造家が持ち帰りお酒を作ると良い酒ができると言われているそうです。
現在は飲むことができませんが、どんなお味がするのか、本当にお酒の味がするのか、飲んでみたいですね。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る酒の泉の奥には、子宝が授かると言われている「子種石」があります。
安産にもご利益があるそうで、石垣に囲まれた大石には手が届かないはずなのにさまざまな石が乗っています。
きっと願いを込めて、投げたものなのでしょうね。
訪れる人々の信仰の深さが伺えます。
滝尾神社を参拝していると、お掃除をしている地元のかたに声をかけられました。
もうすぐお祭りがあるのできれいにしているとのこと。
「私たちもそのお祭りに出るんだよ」と誇らしげです。
地元の方たちに守られ愛されている神社であることがわかり、人々は滝尾神社に守られていることがわかります。
日光は、きらびやかな東照宮も魅力的ですが、少し歩くと山の中に自然と共に生きづく本当のパワースポットがあるのです。
自分だけの日光散策をして、たくさんのパワーを吸収してみませんか。
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(2023/12/10更新)
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