写真:古川 悠紀
地図を見る南北統一戦争と呼ばれたベトナム戦争が終了したのち、政府による南北統一の記者会見が行われたのも、このレックスホテル。建物の頂にある王冠は、ホテルの象徴として80年以上輝いています。ホーチミン市中心の1区に構え、目の前は人民庁舎委員会。フランス統治時代の名残で、この界隈にはオペラハウスや中央郵便局など、コロニアル建築が多く残されています。レックスホテルもその中の一つ。徒歩圏内には、ショッピングストリートのドンコイ通りやベンタイン市場など、ホーチミンの主要観光スポットが点在しているので、立地も申し分ありません。
写真:古川 悠紀
地図を見るホテル内にあるダイニングルームは6つ。夜は「ホアマイ・レストラン(Hoa Mai Resutaurant)」のビュッフェ・ディナーがおすすめ。ベトナムの伝統料理だけではなく、アジア各国の名物料理を堪能できるほか、ミュージック&ダンスショーも定時開催されます。
いささかカジュアルな雰囲気が漂うホアマイレストランと比べ、「クンディン・レストラン(Cung Dinh Restaurant)」は、ベトナムの古都を再現した格式があるダイニングスペース。料理も高級素材を使った、ワンランク上の味を楽しむことができます。
カフェでおすすめの場所は、グランドフロア中央に構える「パラダイス・コーヒー・ラウンジ(Paradise Coffee Lounge)」。ビジネスマンの商談の場や、旅行客の朝食の場として利用されています。
レックスホテル5階の屋上庭園には、「ルーフトップ・ガーデン・バー(Rooftop Garden Bar)」が営業。1996年には、米紙ニューズウィーク誌で「東南アジア最高のバーの一つ」と称されたほど。こちらのバーの魅力は、24時間営業という点。ホーチミンに限らず、ベトナム国内では、基本的に深夜営業しているバーはありません。せっかくの海外旅行なので、多少の夜更かしもしたいところですね。
また、南国をイメージした背の高い植物や、オールディーソングの生演奏など、常夏の国で過ごすリゾートライフをこのホテルで過ごすことができます。
写真:古川 悠紀
地図を見るレックスホテルではショッピングからアクティブまで、多彩な楽しみ方があります。1階にはカルティエやシャネル、バーバリーといったブランドショップが入居しています。5階にはスパ、フィットネス、スイミングプール、そしてテニスコートがあります。
スパは「ラ・コーシンシン(La Cochinchine)」でインド式シロダーラを体験でき、スイミングプールでは、プールサイドに併設しているカフェを利用したいところ。デッキチェアに寝そべって、カクテルやフルーツを頬張ってみてはいかがでしょうか。
提供元:REX HOTEL
http://www.rexhotelvietnam.com/レックスホテルが用意する部屋タイプは6つ。最安値のデラックスルームでも、ベッドはキングサイズ。全部屋バスタブ、ミニバー、ケーブルテレビ、WiFiが常備されているのは、さすが5つ星といったところ。また、窓からは人民庁舎委員会や市民劇場がうかがえ、毎年年末に打ち上がる美しい花火も、眺めることができます。
レックスホテルは付帯施設が充実しているのが大きな魅力。言葉通り1日中過ごすこともできるので、ビジネスで観光はしない方や、ホテルライフが好きな方には、これ以上にないホテルかと思います。また、アウトドア派の旅行者も、立地は抜群なので滞在の拠点に選んでみてはいかがでしょうか。ベトナムの誇る5つ星の国営ホテルで、現実から遠ざかる贅沢な滞在時間をおくってください。
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この記事を書いたナビゲーター
古川 悠紀
2011年に突如ベトナムのホーチミンに移住。理由は「東南アジアが好きだから!」もう少し詳しく説明すると、大学時代にベトナムの民俗学と民話学を研究したのがきっかけ。ホーチミンに移住したのち、ベトナム語を…
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