写真:藤谷 愛
地図を見るサン・セバスチャンには三日月形の美しいビーチを擁する「コンチャ湾」があります。
このビーチを旧市街側から眺められるのが、「モンテ・ウルグル」。
コンチャ湾のどこからでも、山頂にそびえたつ、高さ12メートルの巨大なキリスト像(1950年建造)を見ることができ、実際、このキリスト像のたもとまで歩いて行くことが可能なのです。
写真:藤谷 愛
地図を見る旧市街にある、サンタ・マリア教会横の入口からスタート。途中までは石畳の急な坂を登るので、ウォーキングシューズは必須。所々で、美しい街を見下ろす絶景ポイントがあるので、坂がきつくても風景に騙されながら(?)楽しく歩くことができます。
現在は多くの緑に覆われたモンテ・ウルグルですが、もともとは町の要塞の役割を担う『モタ城』というお城だった為、現在でも武器があちこちに展示されています。
写真:藤谷 愛
地図を見る頂上に到着する前からキリスト像が見えてきますが、近づくにつれて、その巨大さに圧倒されます。夜になると、このキリスト像は美しくライトアップされ、サン・セバスチャンのランドマークの一つとなっています。
帰りは、コンチャ湾に浮かぶサンタ・クララ島を眺めながら下るルートをたどりましょう。この単純往復で1時間程度ですが、時間のある方は、旧市街にあるサン・テルモ博物館でバスク地方の民俗物の展示や、ルーベンスなどの所蔵絵画を見るのもお勧めです。
サン・セバスチャンには、コンチャ湾を挟んで「モンテ・ウルグル」と向かいあう位置に「モンテ・イゲルド」というもう一つの山があります。
もともとは灯台があり、海の安全を見守っていましたが、現在は小さな遊園地のあるアミューズメントパークのような場所です。
旧市街からは、山を目指しコンチャ湾のビーチ沿いをひたすら40分程歩きます。
頂上には徒歩でも行けるのですが、とにかく距離が長いので、20世紀初頭に作られた、レトロなケーブルカー(現地ではフニクラーと呼ばれています)利用がお勧め。
写真:藤谷 愛
地図を見る写真:藤谷 愛
地図を見る頂上に着くとまさに絶景!コンチャ湾を含む、美しいビスケー湾をぐるりと見渡すことができ、前述した「モンテ・ウルグル」のキリスト像も見えます。
展望台は広く、ベンチもところどころにあるので、遊園地で販売しているアイスクリームでも食べながら、のんびりと風景を眺めましょう。
サン・セバスチャンに宿泊するなら、まさに「ルート2」で紹介したモンテ・イゲルドに位置する「ホテルメルキュール モンテイゲルド(HOTEL MERCURE MONTE IGUELDO)」がお勧めです。お部屋は3種類あり、そのうちの「プリヴィレッジルームと「スタンダードルーム」は全ての部屋が湾を望むオーシャンビューですので、コンチャ湾とサン・セバスチャンの美しい眺めを1日中楽しむことができます。
サン・セバスチャンでは「よく食べ、よく歩く」をモットーに、食事も絶景も味わい尽くして下さい。
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(2024/12/4更新)
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