写真:てっぴい
地図を見るさて、奥久慈エリアへと到着しましたら、まずは有名な袋田の滝へと向かいましょう。
公共交通機関でお越しの場合にはJR袋田駅よりバス、車の場合は常磐道の那珂ICより国道118号線を大子・常陸大宮方面へと北上します。
観瀑料は大人一人300円になります。
袋田の滝はひんやりとした空気が心地よいトンネルを奥まで進んだところにあって、目の前で滝の大迫力を楽しむことの出来る「第一観瀑台」と、そこからさらにエレベーターで上った先にある「第二観瀑台」とがあります。
写真は第二観瀑台からの風景。
第二観瀑台からは幅73m、高さ120mにもなる袋田の滝の全景を一望することが出来ます。
太陽の光を反射してキラキラと輝く新緑の“緑”と、滝の様子が実にマッチして素晴らしいです。
秋には眩しい緑色をしているもみじが色鮮やかな赤色に染まって、こちらも大変美しいです、また、冬は氷瀑となり、年によっては滝が真っ白に全面凍結する様子なんかも楽しむことが出来ます。
このように、四季折々に素晴らしい景色を満喫することの出来る袋田の滝は、別名“四度の滝”として人々に親しまれています。
写真:てっぴい
地図を見る第一観瀑台、第二観瀑台からの滝の様子を存分に満喫した後は、もと来たトンネルをそのまま戻るのではなく、途中で折れて吊り橋を渡ってから駐車場の方へと戻りましょう。
吊り橋を渡る前に袋田の滝の方を振り返れば、岩壁から迫り出した第一観瀑台の様子と、これまた大迫力の袋田の滝の様子を楽しむことが出来ます。
森の中を抜ける遊歩道をしばらく進むと、袋田の滝の入口にあたる県道324号線のロータリーの前に出ますので、お次は周辺散策です。
県道324号線沿いには、おみやげ屋や食事処などが数多く立ち並んでおりますので、奥久慈グルメとあわせて旅の思い出におみやげなどを買って帰るのも良いでしょう。
通り沿いのお店では、地元ブランドの奥久慈しゃも料理やけんちんそば、ゆずみそこんにゃくなどのメニューを味わうことが出来る他、甘〜い匂いを漂わせて地元の奥久慈産りんごを使ったアップルパイなどが売られていますので、そちらもおススメです。
また、袋田の滝周辺は、“袋田温泉”と呼ばれる温泉地でもありますので、いくつかの旅館では日帰り入浴の受付も行っています。
写真:てっぴい
地図を見るさてさて、奥久慈滝めぐりツアー、続いては「月待(つきまち)の滝」へと向かっていきます!
月待の滝は久慈川の支流である大生瀬川にかかる滝で、袋田の滝から直線距離にして北東におよそ6kmのところにあります。
幅10m、高さ15mと袋田の滝に比べるとこぢんまりとした印象の滝ですが、緑豊かな林の中にあることなどから、袋田の滝とはまた異なる趣きを持っています。
そして、こちらの月待の滝ですが、なんと滝の裏側に回り込んで滝の様子を眺めることが出来るんです!
滝の裏側にくぼみのような箇所があって、驚くべきことにおよそほとんど濡れること無く、間近で滝の裏側を観察することが可能です。
時折、体に感じる心地よい水しぶきを楽しみながら、マイナスイオンたっぷりの空間を満喫すると良いでしょう。
周辺の看板には「日本一やさしい裏見の滝」という触れ込みで案内されていますが、この月待の滝は古くから安産、開運信仰の滝とされてきたパワースポットでもあります。
また、滝のすぐそばには“月待の滝もみじ苑”という食事処があって、本格的な手打ちそばと月待の滝の地下水で淹れる自家焙煎珈琲を楽しむことが出来ます。
写真:てっぴい
地図を見る滝めぐりを満喫した最後は、大子町の市街地にある「道の駅奥久慈だいご」へと立ち寄りましょう。
国道118号線沿いにある道の駅奥久慈だいごでは、奥久慈しゃもカレーなどといったご当地グルメを味わうことが出来るほか、秋にかけては農産物直売所に地元の特産品であるりんごなどがずらりと並びます。ここでは外の売店で売られている奥久慈りんごソフトクリームを注文してみましょう。
先の奥久慈産のりんごを用いたこちらのソフトクリームは、さっぱりとしたりんご果汁とソフトクリームながらもシャーベットのような舌触りが実にマッチしていて、とっても美味し〜いソフトクリームです。
滝めぐりをして疲れた体を癒すほのかなりんご果汁の甘さとソフトクリームの冷たさがたまりません!
また、こちらの道の駅奥久慈だいごは2階部分が温泉施設となっていますので、日帰り入浴を楽しんで行くことも可能です。
新緑の奥久慈滝めぐりツアーはいかがでしたでしょうか?
今回は袋田の滝と月待の滝の2つを訪れるプランをご紹介しましたが、余力があれば袋田の滝のさらに上流にある「生瀬の滝」を見に行くのも良いかもしれません。
生瀬の滝へは、袋田の滝のトンネルから吊り橋を渡ってすぐのところに分岐の看板が立っておりますので、そこから階段を登ると向かうことが出来るのですが、急な階段が何段も続くので、少し体力が必要になります。
ただ、途中の緑道の木陰からは見下ろすような角度で袋田の滝を眺めたりすることも出来ます。観瀑台から眺めるのとはまた違った形で滝の様子を楽しむことが出来て、面白いかと思います。
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(2023/12/6更新)
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