写真:鮎川 キオラ
地図を見る日光山入口の大谷川に架かる朱色の太鼓橋。日光を訪れたことのある方なら、きっと見覚えがあるはず。自然に調和する優雅な姿から日光のシンボル的存在としてガイドブックや観光パンフレットにも度々登場します。この橋、日光二荒山神社へお参りするため奈良時代に架けられた歴史ある神橋となります。日本三大奇橋の一つに数えられているんですよ。
その昔、神事の際や将軍など位の高い方しか通行を許可されていませんでした。一般の方は、下流に架けられた別の橋を利用していたとか。今では有料(300円)となりますが、一般の方も通行することができます。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る二荒山神社の社殿は、日光東照宮の西に鎮座する本社と中禅寺湖畔にある中宮祠、男体山(二荒山)頂上の奥宮の三社からなり、約3,400ヘクタールに及びます。そのご神域は、日光いろは坂や華厳の滝も含まれるほど広大な境内となります。その広大な敷地にはご神木や神が降りる場所とされる「高天原(たかあまはら)」などパワースポットと呼ばれる場所がいくつもあります。
日光東照宮から二荒山神社本社へ伸びる道は、パワーストリートと呼ばれています。なんでも二社の気が合流し、強力なパワーを得られるとか。せっかくなので、この道を通って良縁祈願といきましょう。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る本社の敷地内には、良縁にまつわるご神木がいくつかあります。拝殿正面の神門には、向かって右手に1つの根から2本の杉が仲よく寄り添う「夫婦杉」、左手には同じく1つの根から2本の立派な杉と小ぶりな1本の杉が並ぶ「親子杉」があります。男女の出会い、家庭円満、子宝などの良縁にご利益がある神社らしいご神木ですね。
この夫婦杉、ちょっと前に俳優の細川茂樹さんが、彼女と訪れた際にこのご神木の前でプロポーズしたとのことで有名になりました。「この人を逃しちゃいけない!!」と熱い思いが込み上げてきたそうですよ。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る拝殿でお参りした後は、奥の神苑へ。重要文化財が多くあるのですが、煌びやかで厳かな雰囲気と言うよりは、なんだか楽しくなってしまう場所です。運試しの輪投げがあったり、お菓子占いがあったり、心が丸くなる石があったりと良縁のテーマパークのよう。
写真の奥には、「縁結びの笹」があります。結び札(1枚200円)に願いを書き、笹に結びつけると良縁が得られるとか。男女の良縁だけでなく、友達、仕事、家族などあらゆる縁に有効なんですって。思いをこめて結んでみてください。現在は、笹を保護するために直接結べないので、手前の専用の結ぶ場所をご利用下さいね。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る神苑の奥では、二荒霊水のお水取りができます。名水が多い日光の湧水はパワーが強いとか。知恵を授ける水、お酒の水、若返りの水、どの水が気になりますか?
私は迷わず、3種ブレンドして飲みました〜。特に、とっても気になる若返りの水は多めに飲んでみました。霊水はペットボトルに入れて持ち帰ることもできます。
世の中すべてが縁でつながっているもの、良縁祈願は恋人との出会いだけではありません。新しい生活がスタートする季節こそ、恋人、友人、仕事、同僚とあらゆる良縁を願って訪れてみてはいかがでしょうか。
【日光二荒山神社】
0288-54-0535
日光市山内2307
8:00-17:00(11月から3月は9:00-16:00)、無休
拝殿無料、神苑のみ大人200円、小人100円
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この記事を書いたナビゲーター
鮎川 キオラ
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(2025/1/24更新)
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