写真:天草野 黒猫
地図を見る姫路城の美しい姿をみると、まずは姫路城のチケットを購入してしまいます。しかし、もし隣接する「好古園」にも足を運ぶ予定なら、お城だけ購入する前に…ちょっと待って!お隣の「好古園」との共通入場券を入手しましょう。
姫路城(1,000円)+好古園(300円)=1,300円の所がセットで「1,040円」で購入できます。
*天守閣に登る方は「大天守登閣整理券」を受け取っていくことをお忘れなく。
真っ白な姫路城は美しく、どこから眺めても絵になります。戦争の爆撃の中でも黒く染めた綱で城を覆い隠したとか。空襲で焼け野原になった姫路の街で、無事にそびえたつお城をみて涙した城下の人々の気持もわかる美しさと清々しさです。
そんな、修復がおわって復活した姫路城の人気は予測以上。ぜひ「水」などをもっての登城をお薦めします。途中で自販機をさがしてもそこはお城、購入場所がおりるまでありません。30分〜2時間、お城の入り口まで並ぶことも少なくありません。暑い時期は帽子か日傘は必須、準備万端ででかけましょう。
写真:天草野 黒猫
地図を見る姫路城を堪能した後は…心はみたされますが足腰がかなりつかれます。そんな疲れをとってくれて、ゆったりした気分を味わえるのがお隣の「好古園」。
映画「るろうに剣心」や「水戸黄門」「大岡越前」「暴れん坊将軍」など、多くの映画やTVのロケに使われている、美しい庭園や建物が美しい庭園です。
緑の多い庭園を歩くだけで心癒されます。お腹も満たしたい場合は、庭園をみながらお食事がいただける園内の「活水軒」はおすすめです。大きな窓から見える緑の木々、鯉がゆったり泳ぐすがた、小さな滝の水音をききながらのお食事は陽射しでつかれた目にも耳にもやさしい時間です。*写真は「ざる夢そば・穴子天ぷら」
写真:天草野 黒猫
地図を見る食事をおえて、渡り廊下を進むと左右には小川がしつらえてあります。鯉のゆったり泳ぐ姿を眺めながら、潮音斎へ。この塩音斎の滝と大池は、中秋の名月を愛でるのに最良の方向に向けて作られています。
ここから茶の庭まで散策してみましょう。途中目に映る、築地塀や屋敷門の風情はまるで江戸時代にタイムスリップをしたようです。鳥の声、季節の花をみつけながら散策するだけで心おだやかになっていくのを感じることができますよ。
写真:天草野 黒猫
地図を見るゆっくりお庭を散策しながら「茶室:双樹庵」へ。裏千家家元・千宗室氏が設計・監修した江戸時代風の武家屋敷の茶室が再現されています。
日本庭園を眺めながら、お抹茶と和菓子をいただけます。お値段も一席500円とお手頃なのが嬉しいですね。
茶室の奥には、黒田官兵衛ゆかりの茶釜「播磨釜」も展示してあります。おみのがしなく!お城の賑わいとはまたちがって、心おちつく空間から日本庭園越しのお城を眺めるのもおつなものです。
写真:天草野 黒猫
地図を見るお茶をいただいた後は、それぞれのコンセプトによってつくられた庭園を眺めながら散策。
「流れの平庭」「夏木の庭」「松の庭」「花の庭」をゆっくりまわるといいでしょう。途中東屋もあって、腰をおろしながら、庭園をながめつつゆっくりゆったりまわるのがお薦めです。
日頃の疲れをおいていけるそんな庭園です。四季折々の美しさがあるこの庭園。例えば藤が見ごろの季節には藤棚の下の木陰で甘い香りを楽しみながら、休憩するのも風情があります。
いかがでしたか?姫路城の登城はわくわくしますが、かなりの人と階段です。身体はほどよくつかれています。そんな身も心もいやしてくれるのが好古園です。セットでまわる事で、より双方の魅力をアップしてくれます。
せっかく姫路城にいくなら、とても近い場所にあって、こんなに喧騒をはなれて落ち着ける場所をみていかないてはありません。生まれ変わった姫路城とともに、ぜひセットで足をはこんでみてくださいね!
更に姫路城の思い出が深まることうけあいです。
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(2024/9/16更新)
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