日本の原風景〜富山・五箇山合掌造り集落を巡ろう!和紙づくり体験も

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日本の原風景〜富山・五箇山合掌造り集落を巡ろう!和紙づくり体験も

日本の原風景〜富山・五箇山合掌造り集落を巡ろう!和紙づくり体験も

更新日:2015/05/12 17:40

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 休日ライター

のどかな田園風景に囲まれた富山県五箇山の合掌造り集落。岐阜県の白川郷とともに世界遺産として知られ、富山と岐阜の県境近くにひっそりと佇んでいます。
また「道の駅たいら 五箇山和紙の里」では富山の特産品やお土産品を選んだり、和紙づくりの体験ができます。合掌造りの集落からも程近くの所にあるので、気軽に訪れることができます。

日本の原風景ともいえる合掌造りの集落を、のんびりと巡る旅はいかがでしょうか。

「相倉(あいのくら)合掌造り集落」

「相倉(あいのくら)合掌造り集落」

写真:Mayumi T

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五箇山の合掌造り集落のある地域は、冬は豪雪地帯として知られています。このような気候や風土から、家屋に傾きの急な屋根がつくられました。

1970年には「越中五箇山相倉集落」「越中五箇山菅沼集落」の二つの集落は、国の史跡として指定。1994年には重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。そして1995年には隣接している岐阜県の白川郷とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、世界遺産に登録されました。
史跡として保存される範囲には、集落の民家だけではなく、田畑・山林・池・道路・屋根葺きに必要とされる茅を取る「茅場(かやば)」や、「雪持林(ゆきもちりん)」も含めたものとなっています。

雪持林・・・雪崩から集落などを守るための林。

写真は「相倉合掌造り集落」で、庄川から少し離れた段丘の上部にあります。この集落には32戸の住宅がありますが、そのうち20戸が合掌造りの家屋となっています。現在の家屋の多くは江戸時代末期から明治時代に建てられたもので、最も古い家屋では17世紀のものともいわれています。

「菅沼(すがぬま)合掌造り集落」

「菅沼(すがぬま)合掌造り集落」

写真:Mayumi T

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こちらの写真は「菅沼合掌造り集落」の中にあるちょっとした軽食がとれる食事処。素朴ながらも香ばしい味わいのくるみ味噌の五平餅や、そば、ぜんざい、甘酒などをいただくことができます。また近くには五箇山の名産品や民芸品などを販売しているお店もあるので、お土産を買うこともできます。

この集落は、庄川の谷あいにせり出している平坦な場所にあります。三方を庄川に囲まれており、もう一方は雪持林(ゆきもちりん)が茂っている急な斜面となっています。

現在12戸の住宅があり、そのうち9戸が合掌造りの家屋となっています。2戸は江戸時代末期、6戸は明治時代、最も新しい家屋は大正時代に建てられています。

五箇山合掌造り集落は、現在も人々が生活している場所でもあります。田畑や民家、私有地には立ち入らないようにしましょう。またゴミを捨てたり、大声を出す、生活道路の無断駐車など、生活している人々の迷惑にならないように心がけることも大切です。

「道の駅たいら 五箇山和紙の里」

「道の駅たいら 五箇山和紙の里」

写真:Mayumi T

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五箇山の合掌造り集落から車で程近い場所には「道の駅たいら 五箇山和紙の里」があります。集落を観光した際には、こちらにも足をのばしてみることをおすすめします。

この道の駅は、主にお土産品や名産品などを主に販売する施設、レストラン、そして和紙の展示や販売、また和紙作りを体験することができる施設、五箇山周辺の情報がわかるパンフレットが置いてある情報交流センターなどに分かれています。

情報交流センターには、五箇山周辺のパンフレットやMAPが置かれているので観光に困ることはありません。またお土産品は五箇山の名産品である山菜、栃もち、赤かぶら、そばなどが人気。名産品はとても種類も多く、色々と選びながら購入ができます。またレストランでは「五箇山定食」「岩魚そば」、名産品の「五箇山豆腐の刺身」などを味わうことができますよ。

「和紙体験館」

「和紙体験館」

提供元:道の駅たいら 五箇山和紙の里

http://gokayama-washinosato.com/地図を見る

「道の駅たいら」には「和紙の里」「和紙体験館」があります。
「和紙体験館」では、歴史ある五箇山和紙の紙すきを体験することができます。この建物自体も合掌造りの建物となっており、五箇山の歴史や伝統を感じながら紙すきを楽しむことができます。

五箇山和紙は古くは約1200年前、正倉院宝物と平安時代の延喜式に、和紙を朝廷へ納めたとされています。また京都の桂離宮の解体、修理の際には、特に和紙の品質が優れているとして五箇山和紙を指名されるなどの歴史があります。また昭和63年には「越中和紙」と総称されて、国の伝統工芸品に指定されました。

このような伝統ある五箇山和紙の紙すきが、お手頃な価格で体験できるので、お子様から大人の方まで人気がありますよ。
(体験の価格は種類によって違います。詳細は記事下MEMOの公式サイトで御確認下さい)

「和紙の里」

「和紙の里」

写真:Mayumi T

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「和紙の里」の2Fでは、五箇山和紙に関する資料、和紙の製造工程の紹介、様々な和紙製品、日本全国の和紙や世界の紙などが展示、また1Fでは五箇山和紙のお土産品がたくさん揃っています。

近年は和紙によって様々な製品も造られていて、はがきや便せん、封筒はもちろん、名刺ケース、ブックカバーなどの文房具、ポーチ、トレイ、コースター、タペストリーやランプシェード、和紙の人形や和紙で作られた糸など生活に密着した製品もたくさん販売されています。種類がとても豊富で、季節のモチーフに彩られたはがきやぽち袋はお土産として最適。他にもたくさんの品物から選ぶことができます。

おわりに

菅沼合掌造り集落から歩いて数分のところに「五箇山 合掌の里」という合掌造りのコテージがあります。ここには移築された合掌造りの建物が13棟あって、集落の雰囲気を感じながら宿泊ができます。岩魚つかみ、もちつき、わら細工、民謡の講習など集落の普段の生活を体験することもできます。(五箇山は民謡の宝庫ともいわれています)

ぜひ、昔ながらの風景が残されている五箇山を、訪れてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/10−2015/04/01 訪問

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