写真:藤谷 愛
地図を見る「サンブリー・マーケット」はロンドンのウォータールー(Waterloo)駅から電車で約40分。最寄駅のケンプトンパーク(Kempton Park)駅には競馬場が隣接しているのですが、マーケット会場は、なんとその競馬場!
エントランスから見えるのは、写真のグランドスタンドという建物。
マーケットは毎月第2、第4火曜日に行われ、朝6時半に始まるので、遅くとも8時くらいには到着するように出かけましょう。
プロのバイヤーも素人も入り乱れての売買となるので、良い商品はドンドン売れていきます。
グランドスタンドの中では、主にアクセサリーや布物などの小物や雨風に弱い商品、屋外では家具やインテリアグッズなど比較的大きなものが売買されています。ですので、探したい商品によって、屋外から見て回るか、屋内から見るか事前に決めておくとよいでしょう。
一つ一つのストール(売り手のテーブル台、ブースのこと)をさーっと眺めて回り、気に入ったところにはそれなりの時間をかける、という回り方で最低でも3時間はかかります。
写真:藤谷 愛
地図を見る写真:藤谷 愛
地図を見る売り手は店舗を構えているプロから、手編みのニットや刺繍品を売るおばあちゃんまでいろいろ。当然プロの値付けはそれなりですが、品揃えはいいですし、地元のおばあちゃんが売っているようなストールは価格が安い場合がほとんどです。
但し、素人のストールでも、あまりにも失礼な値段での交渉はNGです。買い方のコツとしては、「この商品、○○円なら買いたい。」というあなたなりの値段を前もって考えておきましょう。もし売り手の言い値がこの値段よりも高い場合、自分の考えている値段を言えばいいですし、もし考えていたよりも安い値段なら、そこから少し頑張って交渉してみましょう。
特にイギリス人の売り手は、自分の商品に自信と愛着も持っている人が多いので、あまりにもかけ離れた値段を言うと向こうから「No thank you」と言われることもあります。注意しましょう。
写真:藤谷 愛
地図を見る割れ物など購入した時に梱包に困ると思いますが、サンブリー・マーケットでは梱包材を専門に販売しているストールもあります。テープやプチプチ、段ボールなども購入できるので便利です。
買いすぎた場合には、郵便局から荷物を発送しましょう。
2キロ以内であれば比較的送料も割安です。ただし割れ物はかなりの確率で割れてしまうので、自分の洋服などを送り、割れ物は手荷物として自分で持って帰るのをお勧めします。
サンブリー・マーケットは商品の種類が多岐にわたっていること、状態も比較的良いこと、一般にも広く開放している、などの点で、日本からの観光客も楽しんで買い物ができるマーケットの一つと言えます。
また、イギリスではカーブーツセール(家の不用品を売るフリーマーケット)でも入場料がかかるところが多いのですが、サンブリーは入場料も無料。
お気に入りのアンティークグッズを買って、イギリス・マーケットデビューの記念にしてはいかが?
アクセス:ロンドン・ウォータールー(London Waterloo)駅からサウスウェストトレイン(SOUTH WEST TRAIN)のシェパートン(Shepperton)行きに乗車。ケンプトンパーク(Kempton Park)駅が最寄駅
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この記事を書いたナビゲーター
藤谷 愛
初めまして!ビンテージ食器、古い建物、美味しいものが大好きな多業種運営者です。事業の一つ「ケレシュ雑貨部 」で扱うビンテージ雑貨の買い付けで訪れる国の美味しいものや観光スポットについて書いています。ま…
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