知床「羅臼湖」トレッキングで北海道の大自然を満喫しよう!

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知床「羅臼湖」トレッキングで北海道の大自然を満喫しよう!

知床「羅臼湖」トレッキングで北海道の大自然を満喫しよう!

更新日:2015/05/29 10:50

滝川 リョウのプロフィール写真 滝川 リョウ

手つかずの自然が魅力の世界遺産、北海道「知床」。美しい湖がいくつもあり、なかでも、知床半島最大の「羅臼湖」は秘境というにふさわしい場所に位置し、多くの人を魅了しています。夏季にオープンするトレッキングコースでは羅臼湖を間近に臨めるだけでなく、北海道一の絶景と称される「羅臼岳」を鑑賞できるなど知床ならではの大自然を大いに堪能できます。気軽に楽しめるトレッキングに出かけてみませんか?

世界遺産知床で最大の湖「羅臼湖」は驚くほど壮大で幻想的!

世界遺産知床で最大の湖「羅臼湖」は驚くほど壮大で幻想的!

写真:滝川 リョウ

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知床半島中央を縦断する知床連山の南、知西別岳(ちにしべつだけ)の麓に位置する「羅臼湖(らうすこ)」。周囲を原生林や湿原に囲まれ、まさに秘境というにふさわしい静寂のなかに横たわっています。1985年に行政機関による正式な調査が行われるまでは、ごく一部の人だけがその存在を知っているという、まさに”幻の湖”だったようです。

そんな羅臼湖までは、知床峠横断道路沿いの登山口から3km、ゆっくり歩いて1時間半ほど。通称「羅臼湖トレッキングコース」と呼ばれ、例年6月から10月頃まで”期間限定”でオープンします。冬季には羅臼湖に通じる知床峠横断道路が全面通行止めとなるため、トレッキングコースもお休みです。というわけで、羅臼湖トレッキングは”期間限定”で”幻の湖”を見に行くコースとなっており、その希少性が登山家のみならず多くの人の興味を引き付ける魅力でもあります。

登山ほど起伏のある道のりを歩くわけではありませんが、ゴール地点で雄大な羅臼湖を目前に臨むと、頂上にたどり着いたような爽快な達成感があります。ときに羅臼湖は、天候とともにその表情を刻々と変化させ、霧に包まれたその姿は息をのむほど幻想的です!

羅臼湖トレッキングコースで、北海道一の絶景を「三の沼」から眺めよう!

羅臼湖トレッキングコースで、北海道一の絶景を「三の沼」から眺めよう!

写真:滝川 リョウ

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羅臼湖トレッキングコースの見どころは羅臼湖ばかりではありません。しばらく歩くと「三の沼」といわれる湿原に到着します。ここから眺める景色は北海道一と称されるほど素晴らしいものです。三の沼は背後に羅臼岳を従えており、水面に羅臼岳の稜線が映ります。本物の羅臼岳と、水面に映った羅臼岳の上下対称の稜線はトレッキングの疲れもすっかり吹き飛んでしまうほどの絶景です。

三の沼の手前には、ちょっとした展望台が設置されていますので、ぜひ立ち寄って羅臼岳を遠くに眺めてみてください!おすすめのビューポイントとなっています。

泉という印象の美しい沼たち

泉という印象の美しい沼たち

写真:滝川 リョウ

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途中、「一の沼」から「五の沼」まで合計で5つの沼を訪れます。5つの沼は「沼」と名付けられていますが、雪解け水が流れ込み「泉」といっても良いほど澄みきっており、思わず手を伸ばして水に触れてしまいたくなるほど。それぞれに個性があり、目前に広がる沼に出会うたび、すがすがしい感動とともに異なった景観を楽しめることでしょう。

いずれも「○○の沼」と看板が掲げられているので、素敵な眺めを見逃す心配はありません。しばしたたずんで、水辺の織りなす美しい景色と心地よい風を楽しんでみてくださいね!

知床の力強い原生林に感動!

知床の力強い原生林に感動!

写真:滝川 リョウ

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特に初夏、羅臼湖周辺は、雪解けしたばかりの大地や、そこから芽吹いた若々しい新緑など豊かで力強い自然でいっぱい。世界遺産知床の、トレッキングコースならではといった味わいにあふれています。

散策路の両脇の林に目をやると、湾曲した木々を発見します。なぜこうも、くねくねと曲がっているかというと、冬のあいだ雪に覆われ、本来垂直に伸びるはずの幹が雪の重みで湾曲してしまうからなのです。そういった過酷な自然環境のなかでも生命を維持し、雪解けの季節になると、空に向かってうねるように枝葉を伸ばす原生林の姿は、見る者に深い感銘を与えてくれること間違いなし!

まとめ

世界自然遺産・知床で最大の「羅臼湖」。周囲を湿原や原生林に囲まれ秘境というにふさわしい場所に位置しています。静かに水を湛えた羅臼湖は美しく、ときに幻想的でもあります。羅臼湖トレッキングコースを歩けば、そんな羅臼湖にほんの間近で出会うことができ感動的です。またコースの途中には北海道一の絶景があったり、知床ならではの力強い自然の姿を垣間見たりと、他では味わえないこのコースならではの景色を堪能できます。

シーズンを通して折々の自然を楽しめますが、特に初夏には、雪解けしたばかりの大地や新緑を味わえるのでおススメです。個人での散策が不安な方はガイドツアーもありますので、ぜひ、羅臼湖トレッキングを楽しんでみてください!

<アクセス>
自家用車で訪れる場合、注意が必要です。登山口近くには駐車場がありませんので、知床峠の駐車場を利用し、一旦自動車を置いて路線バスに乗り継ぎます。バス停「知床峠」で乗車、「羅臼湖入口」で下車すると、ガードレールの切れ目に登山口があります。

<注意点>
水たまりやぬかるみが多く、スニーカーや登山靴ではぬかるみを避けようとして周囲の植物を踏み荒してしまうおそれがあります。ここでは必ず長靴を着用しましょう。長靴を履いていれば、ぬかるんだ道でも歩道の真ん中を歩くことができ、植物への配慮の点からも安心です。なお、長靴は知床自然センターで貸し出しを行っています。長靴レンタル方法や羅臼湖のルール、ガイドツアーなどについては下記MEMOをご参照ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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