写真:安藤 美紀
地図を見る東京スカイツリータウンの5Fと6Fにある、すみだ水族館。ここは、『クラゲ万華鏡トンネル』や『ペンギンキャンディ』など、他の水族館では決して見られない、都会らしいお洒落な展示や企画を次々と生み出している水族館です。
2015年4月25日にオープンしたゾーン「江戸リウム」は、下町にある水族館らしい“江戸”をテーマに構成した常設展示でしたが、2016年7月1日からは金魚23品種を31個の水槽に分けた全長100mにも及ぶ金魚ウォークが誕生!ゆらゆら泳ぎ回る金魚たちに癒される空間になっています。
さらに2016年7月1日〜9月30日の間で開催される『お江戸の金魚ワンダーランド』期間中は、150個の金魚ちょうちんがひらひら宙を舞う演出も!このちょうちんは、金魚ちょうちん発祥の地 山口県柳井市の職人が1つ1つ丁寧に仕上げた手作り。金魚を眺めながら、まるで江戸の夏祭りを歩いているような新体験を楽しむことができます。
写真:安藤 美紀
地図を見る「江戸リウム」では、江戸時代に活躍した天才絵師 葛飾北斎が描いた浮世絵が絶妙にコラボするという斬新な内容になっています。葛飾北斎というと、富士山や波など風景を描写するイメージが強いかと思いますが、実は様々な模様も創作していました。
葛飾北斎が江戸時代に考えた模様は、「江戸リウム」の金魚が入っている水槽の底に使われています。上から見たり、横から見たりして、いつもと違った視点で楽しんでくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る続いては、華やかな円柱形の水槽エリアへ。この中には、たくさんのワキン(金魚)が泳いでいます。さらに、金魚の上にあるのが、金魚型の提灯。これは、青森のねぶた職人の方が1つ1つ手作りで作ったそうです。手作りのため、よく見ると金魚の顔がみんな違います。見比べてみると楽しいですよ。
また、「江戸リウム」は空間の演出にもこだわっています。空間デザイナーによって「江戸リウム」の壁や照明などがデザインされ、新しい手法で水槽がお洒落に展示されています。非日常的な空間にいると、新しい感性がビンビン刺激されるよう…!
写真:安藤 美紀
地図を見る「江戸リウム」で一際目を引くのが、“和心”と呼ばれる新展示。この展示には、水槽の中で植物を飼うテラリウムという手法が使われています。テラリウムというと、小さな水槽の中にミニ観葉植物などを入れてひっそり楽しむもの。…のはずですが、“和心”は超斬新!横幅1.5m、縦3mほどありそうな巨大な植物が水槽からドーンと飛び出し、水槽の中には金魚がゆらゆら泳いでいます。
少し離れて植物全体のワイルド感を楽しんだら、近付いて水槽の金魚を眺めてみましょう。2通りの楽しみ方ができますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るすみだ水族館といえば、お酒も飲める水族館。各イベントに合わせて期間限定のドリンクやフードが発売されますが、『お江戸の金魚ワンダーランド』開催中に登場する“金魚ソーダ”750円(税込み)は、なんと金魚鉢入り!
ソーダの中に入っているのは、金魚をイメージしたベリー系の果物。大きさも十分で、金魚鉢はお土産に持ち帰ることができます。乾いた喉を潤すなら、目にしただけで涼しくなりそう“金魚ソーダ”をぜひ。
「江戸リウム」にいる金魚は、江戸時代末期から金魚文化を継承する『金魚の吉田』の全面的なバックアップによるもの。どの金魚も体の色が鮮やかだったり、ウロコが輝いていたり。健康で見た目も綺麗な金魚がここに集結しているのです。
すみだ水族館の「江戸リウム」は、2020年に開催される東京オリンピックを見据えた“東京”を世界に伝える展示。外国人観光客からも人気を集めそうな東京の新スポットになるに違いありません。
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(2025/1/15更新)
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