島根・出雲の「韓竈神社(からかま)」はメタボの人は参拝NG?!

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島根・出雲の「韓竈神社(からかま)」はメタボの人は参拝NG?!

島根・出雲の「韓竈神社(からかま)」はメタボの人は参拝NG?!

更新日:2015/06/29 10:50

古川 和美のプロフィール写真 古川 和美 温泉ソムリエマスター、神社検定2級

島根の出雲の奥地にある、「韓竈神社」ですが、「唐釜」「韓釜」などとも記され、「からかま」と読みます。険しい石段と、人がやっと通りぬけることができる岩間の向こうに鎮座する、神秘に包まれた神社です。その為、ぽっちゃりさんにはその岩間を通りぬけるのが至難の技。それでも通り抜けたときの達成感は、清々しいパワーで包んでくれます。

鉄器文化をもたらした素蓋嗚命(スサノオノミコト)を祀る古い神社

鉄器文化をもたらした素蓋嗚命(スサノオノミコト)を祀る古い神社

写真:古川 和美

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島根といえば出雲大社が有名ですが、地元では古くから「かんかまさん」と呼ばれ親しまれた古い神社が「韓竈神社(からかまじんじゃ)」。
韓は朝鮮、竈は釜を意味し、スサノオが新羅(朝鮮)に渡り、日本に「植林法」や「鉄器文化」を伝えたとされています。
最近メディアなどに登場する機会が増えたこともあり、参拝者も増えています。

駐車場に車を停めて、そこから杉の木の道を歩いて約10分で鳥居に到着。鳥居は俗世との結界。神聖な気持ちで一礼してくぐりましょう。

約300段の足場の悪い石段と巨石の数々・・

約300段の足場の悪い石段と巨石の数々・・

写真:古川 和美

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鳥居をくぐると、早速石の階段が延々と続いています。しかも舗装はされてないので、非常に足場は悪くなっています。心配な人はロープをつかみながら登られるといいでしょう。入口に杖も用意してあるので、そちらを利用されるのもおススメです。

途中にはどうやってここに?という巨大な石がゴロゴロあったり、まるで生きてるのかと思うようなリアルな木の根っこなど、余裕があればぜひ間近でその生命力を感じてみてください。

横幅35cm!! 最後の難所の岩の間を通りぬけよう!

横幅35cm!! 最後の難所の岩の間を通りぬけよう!

写真:古川 和美

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登り始めて約15分くらいで、この神社一番の難所に到着します。それが横幅が一番狭いところで35cmの岩のすき間!ここが冒頭にも説明した、メタボの人やぽっちゃりの方などが参拝が難しい由縁です。

この隙間を通るコツは、カニ歩きのように横になって通ると比較的スムーズです。またリュックなど背負っていると、それがつかえるので手に持ちましょう。

ここは産道(参道)とも言われていて、子宝・安産にもご利益があるとか・・。
さあ、ゴールは目の前!足も滑りやすいので、踏ん張ってあとひと息、頑張りましょう!

達成感の喜びと共に、岩場に佇む祠に感謝の祈りを。

達成感の喜びと共に、岩場に佇む祠に感謝の祈りを。

写真:古川 和美

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さあ、ようやく岩の隙間をくぐりぬけてここまで来たら、まずは無事参拝できたことに感謝しましょう。そしてせっかく苦労して登ったので、静かに神聖な場の空気を楽しみましょう。

まわりは大きな岩に囲まれ、なぜこんなところに?と思わずにはいられません。地元に大きな貢献をもたらしたスサオノオノミコトに対する敬意や感謝の気持ちの表れかもしれませんね。

また、祠にはここでしか売られていない身代わり護符のお守りや、厄除けのお守りも。気になる方は記念にどうぞ。

スサノオが乗ったといわれる岩船

スサノオが乗ったといわれる岩船

写真:古川 和美

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無事参拝が終わったら、帰りも気をつけて降りましょう。
鳥居を出て右手にちょっと行ったところに、岩船伝説で知られるスサノオが乗ったとされる岩があります。
看板には、古老伝によると朝鮮から植林法や鉄器文化をもたらしたとされるスサノオがその際乗られた船だと伝えられている・・との記載が。間近でみると、苔むした大きな岩にしか見えませんが、はるか昔、この岩船で日本と朝鮮を橋渡ししてくれたのかと思うとロマンがあふれます。
さらに先に道を進むと、滝もありますので、時間と体力がある方はそちらも行かれてみては。

事前に行き方、天気は要チェック。

場所的にも決して利便性がいいところではありません。また足元が悪いので雨が降った次の日など十分注意しないといけません。鳥居近くに駐車場もありますが、道が狭いので、手前の駐車場に車を停めて、歩いて鳥居まで行かれたほうがいいかと思います。また駐車場からは携帯の電波も通じません。事前の準備はしっかりと!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/28 訪問

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