鎌倉に向かうならやっぱり江ノ電。海沿いをゆったり走り、風景を楽しみながらの移動がなんとも言えない旅の醍醐味です。
江ノ電は明治35年9月1日の開通で既に100年以上走り続けています。地元の方から観光客まで幅広く愛され続けている証拠ですね。
レトロな電車が江の島や鎌倉の風景・街並みに溶け込んでいて、ファンの方も多いのではないでしょうか。
私は片道のみの利用でしたが、たくさん乗られる方には、お得な割引券や1日乗車券などもあるようです。
な〜んにも考えずに江ノ電に揺られ、その時の気分で下車する・・・といったスローな旅もしてみたいものです。
晴れの日に鎌倉へ向かなら江ノ電、ぜひおすすめします。
写真:根岸 早都子
地図を見る鶴岡八幡宮には様々な建築物があり、そのいくつもの建物を引き立てる風景があり、自然があり、見どころも満載です。
境内に入ってすぐ、両脇に源平池と呼ばれる池があり、その左右の池にかけらている橋がこの「太鼓橋」です。
残念ながら現在、橋を渡ることができませんが、鶴岡八幡宮で最初に出会うこの橋は存在感たっぷりで、カメラを構えずにはいられません。ちなみに太鼓橋は「かながわの橋100選」に選ばれているようです。
写真:根岸 早都子
地図を見る境内の中心、大石段手前まで進むと、若宮(下宮)が見えてきます。
この若宮はコンパクトながらも美しく、境内の風景に溶け込んでいて人々の足を止めます。
鎌倉と言えば源頼朝ゆかりの地。そして鶴岡八幡宮は頼朝が創建した鎌倉幕府を象徴する建築物ですが、創建して10年ほど経った後、火災に見舞われ、一度焼失してしまいます。
しかし、頼朝はすぐさま本宮とともに再建に着手し、美しい姿を取り戻したとのこと。
歴史に触れることのできる鶴岡八幡宮の散策において、コンパクトな若宮はご存知ない方もたくさんいらっしゃることと思いますが、(私も訪れて初めて存在を知りましたので・・・)大変趣きある建物ですのでぜひ立ち寄ってみてください。周りの木々も大変美しいのです。
ちなみに、若宮の隣は祈願受付となっていてお祓いやお宮参りの申し込みができるようです。
写真:根岸 早都子
地図を見る大石段を上がると、今回の鶴岡八幡宮散策のメインとも言える「本宮」が登場します。
この本宮は先ほどご紹介した若宮とともに国の指定重要文化財に指定されております。
さすが境内の中心である建築物ともあって、本宮の手前では向かう人、帰ってくる人、とにかく人で溢れ賑わいを見せています。
遠目からでも存在感は十分に伝わるのですが、目の前に現れた本宮はやはり圧巻でした。
建物の朱色とそれを取り囲むかのように生い茂る木々の緑や、紅葉の黄色・赤色とのコントラストが大変素晴らしいのです。
そんな美しい風景に浸りながら、歴史ある建築物を目の前にして手を合わせる、私にとっては大変貴重な体験でもありました。
今回私が訪れたのはちょうど紅葉の季節でしたが、次は桜が満開の春にも訪れてみたいです。
ここ鶴岡八幡宮では様々な祭事が行わていますが、毎年4月に開催される「鎌倉まつり」の初日には、大石段手前にある「舞殿」で、静の舞が披露されるとのこと。満開の桜の下で舞を見ながら歴史を感じる・・・これはぜひ一度体験してみたいものです。
鎌倉旅行の際は、ぜひ鶴岡八幡宮散策をプランの一つに入れてみてはいかがでしょうか?歴史が大好きな方もあまり興味がない方でも境内の建築物や景色の壮大さに感動すること間違いなし。自信を持っておすすめします!
古き良き鎌倉に触れることができるでしょう。
鎌倉は四季折々の美しさがあり、何度も訪れたくなるのが魅力です。また、鶴岡八幡宮では、一年を通して様々な祭事・行事が行われますので、それに合わせて旅行の計画を立てるのもおすすめです!
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(2023/12/9更新)
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