写真:ろぼたん
地図を見る登別温泉は日本を代表する名湯として有名な温泉地ですが、その理由は硫黄泉をはじめとした9種類にも及ぶ泉質があるから。1つの温泉地でここまで豊かな温泉を味わうことができるのは世界的にも珍しいものです。写真の地獄谷はその源!
現在も毎年、世界各国から300万人もの人が訪れています。北海道の歴史は浅いとみなされがちですが、登別温泉は開拓使が入る以前の安政5(1858)年には湯治として利用されていたという記録が残っており、古くから人々に愛されてきた温泉地です。
街を歩けば間欠泉が吹きだして、湯煙が立上る様子が見えるまさに温泉デパート!人々が愛してやまない名湯を擁する旅館・ホテルが立ち並んでいます。
写真:ろぼたん
地図を見る登別温泉街は温泉地としては有名すぎるほど有名ですが、他の有名な温泉地と比べ温泉街はとってもこじんまりしています。キュートな雑貨店やオシャレなカフェ巡りをこの地で求めてはいけないのです。
何故かって!?泡を立てて煮えたぎる谷の様子から地獄谷と命名されたこの温泉地にいるのは、鬼!鬼!鬼!温泉街には鬼や金棒のモニュメントがいっぱい!この地は「鬼の棲む地獄」なんですよ!ユーモラスな鬼たち、大地のエネルギーを肌で感じることのできる地獄谷、自然豊かな風景がこの地の魅力です。様々な泉質を誇る温泉は必ず自分にピッタリな泉質があるはず。名湯にじっくり浸かりましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る登別温泉で宿泊される場合は宿の食事をいただくことが多いでしょうが、実は小さな温泉街でいただけるとっておきグルメがあるんです。それは『温泉市場』の「地獄のかにめし」という丼!
まるで地獄の炎のように赤い塊の正体は蟹!新鮮な毛蟹の剥き身が丼の上にわんさかとのっています。でも、一口食べてみると…から〜いっ!!登別産の毛蟹に甘辛の韓国調味料ヤンニョムジャンが見事に絡まっています。
見た目どおりの辛さ!でもご安心を!真っ赤な鬼の目玉のような卵黄を割って和えるとマイルドになって、「辛い!旨い!」とご飯がどんどんすすみます。こんな地獄なら何回でも味わいたい(笑)。地獄谷の登別温泉らしい丼ですよ。
写真:ろぼたん
地図を見る辛いものはちょっと苦手という方は地獄ではなく、天国を味わってみてはいかがでしょう?なんと『温泉市場』には「天国丼」もあるんです。
「天国丼」の見た目は「地獄のかにめし」とは対照的な白い海鮮丼!柳たこ、活ホッキ、活真つぶという食感の違いが口の中で楽しい丼です。コリコリとした新鮮な貝の食感、甘さ、蛸の香りと地元の美味しい海鮮が味わえます。
写真:ろぼたん
地図を見る温泉街の中心地に巨大なからくり仕掛けの閻魔大王がある登別温泉街。今回ご紹介した『温泉市場』はその隣にあります。
店内にはカニ、アワビ、ウニ、カキ、エビ、ホタテ…といった新鮮な鮮魚が低温水槽の中でストックされており、そこから好きな魚介を選んで刺身や炭火焼にしていただくことができます。ミクロの泡の酸素がいっぱいの水槽の中で鮮度をしっかり保った魚介は食べる直前まで元気いっぱい!
とうもろこし、じゃがいもといった野菜をはじめ、ジンギスカンといった北海道グルメも味わえ、北海道の地元の食材にこだわったお店です。
新鮮な魚介が味わえる『温泉市場』ですが、登別鬼のイチオシグルメとして、「閻魔やきそば」が登場しており、こちらも見逃せません。北海道産小麦を使った平麺に、辛いソース、登別産の蛸、近海の活ホッキや真イカといった魚介の旨みがマッチした焼きそばで、気軽に北海道の魚介を楽しめます。また、夏場は温泉街を「生ちちソフトクリーム」を片手に温泉街を散策するのがオススメ。濃厚な牛乳の旨みにほれ込む人が多数の人気の一品です。
登別温泉は名高い旅館やホテルも多く、そこでの豪華な食事も楽しみの一つではありますが、お昼ご飯での利用や夜ご飯を軽めの食事で済ませたい人にはぴったりの個性派丼が楽しめますよ!
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(2024/10/16更新)
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