「東京都調布飛行場」は、京王線「飛田給」もしくは「西調布」から20分ほど歩くと着きます。
飛田給駅前には、味の素スタジアムという大きなスタジアムがあるのですが、そこをさらに通り過ぎなけれないけなないのでご注意を。
1階には、チェックインおよびボーディングゲート、2階が展望台のとてもコンパクトなターミナルです。
滑走路2本を構える「調布飛行場」の周りは、視界を遮る高い建物が一切なく、緑で覆われています。
敷地は約40ヘクタール。パノラマサイズで見渡すことができますね。周りは、野球・サッカーのコートにテニスコートや公園と市民の憩いの場が多く随所にはプロムナードと道が綺麗に舗装されているため、学生さん・地元の人のランニングコースになっています。
「調布飛行場」で運航している飛行機は、みなさんがよく乗る旅客機とは違い「プロペラ機」と呼ばれるものです。この飛行場から飛ぶ飛行機は、新中央航空株式会社の「NCA(New Central Airservice)」。
基本的な機体は、全長16.56メートル、幅16.97メートル、乗客は19名です(機体により多少の変動はあります)。なんだかおもちゃのような飛行機ですよね。大型・小型旅客機とは違い遠距離は馬力が持たないので近距離のみ運航となるわけです。また風の抵抗を直接受けやすく繊細な飛行機なのです。
ここからの飛行は近距離の運航のみ。それも「東京諸島」限定です。
東京諸島には、大島、新島、神津島、三宅島など魅力いっぱいの島があります。三宅島は平成26年4月2日に就航開始となりホット。大島、新島、神津島は1日に4本運航しています(5/2現在)
どの島も住所が東京都ですが、「ここはホントに東京なの?」と思えるような、豊かな自然に綺麗な海の島々。調布飛行場からそんな島々を旅しててみるのもいいですね。
調布飛行場敷地内に素敵なカフェがあるんです!
それが「Propeller Cafe(プロペラカフェ)」です。一見すると、倉庫?とも思えるよう風貌。格納庫を改装して作られたこのカフェは、窓辺が2か所。1方の窓からは、格納庫に展示されているプロペラ機を目の前で見ることができ、もう1方の窓からは、滑走路が目の前。プロペラ機の飛び立ちを間近で見ることができます。店内には、無線でのやりとりが音源として流れ、飛行機グッズがディスプレイされています(購入も可能)。
調布飛行場の存在を知ってしまったあなた、調布から東京諸島に行きたくなりましたか?
飛行機好きのあなた、プロペラ機はどうですか?ちょっと乗ってみたくなりますね。
羽田、成田とは違った雰囲気の「調布飛行場」には、滅多に見ることのないプロペラ機が飛んでいます。滑走路周辺には遮るものがなくそして緑の多い公園で囲まれている飛行場なので360度どの角度からでもプロペラ機の写真が撮れますよ。
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(2024/10/14更新)
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