写真:藤田 聡
地図を見る奈良田温泉「白根館」は山中の一軒宿で、日本秘湯を守る会の宿です。温泉が素晴らしい宿なので、到着したら、ともかく温泉に入って下さい。
内湯は木造ですが、木の色に合わせた石も使用した整った浴室です。
お湯が猛烈にすべすべで、うなぎのようにニュルニュルと感じる程。女性はもちろん、男性でも感激してしまう程、極上の泉質です。
写真:藤田 聡
地図を見る奈良田温泉「白根館」の露天風呂は、石の露天風呂と木の露天風呂の二箇所あり、夕食後に男女交代します。お湯自体は内湯と同じですが、南アルプスに隣接した自然環境の良さを直接感じる、露天風呂が断然おすすめです。
お湯は透明ですが、天候により翌朝には白濁したり、エメラルドグリーンに変化したりします。色の変化を確認し楽しむ為にも、翌朝も必ず露天風呂に入りましょう。
また硫黄臭の強さも、猛烈に濃厚な場合や、ほのかな場合など変動があります。本当に素晴らしい温泉では、「温泉は生き物だ」と感じる程、温泉泉質が変動するものです。
よって、温泉がどのような状態でも、「前回の状況と違う」と否定的に捉えるのでは無く、一期一会の貴重な期会と捉えて、その時々の状態を楽しむ事が大切です。
写真:藤田 聡
地図を見る奈良田温泉「白根館」は、極上の温泉泉質が最大の特徴ですが、本物のジビエ料理も楽しみです。ご主人が猟師でもあり、自分て獲った野生の鹿や猪や熊が出る事で知られます。
しかし、安心して下さい。新鮮なので臭みが全く無く、言われないと分からない程。
むしろ、気付かずに食べ終わってしまう恐れもあります。せっかくのジビエ料理ですから、何処に何の肉が使われているか、確認しながら食べるのがおすすめです。
なお、写真は夕食の最初の状態で、後から、揚げたての天麩羅や川魚などが登場します。
本物の温泉と、本物のジビエ料理がある、奈良田温泉「白根館」。山奥の宿ですが人気も高く、特に観光シーズンには早目の予約が必要です。奈良田温泉「白根館」に一度泊まれば、忘れ得ぬ宿になり、また泊まりたくなってしまうに違いありません!
隣町の十石上湯温泉には、白根館別館「源氏の湯」もあります。源氏の湯については、別記事「大柳川渓谷の紅葉を一望!山梨・十石上湯温泉『源氏の湯』」(記事最後の「MEMO欄」にリンクあり)で、紅葉の様子を紹介しましたので、是非ご覧ください。
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(2023/12/10更新)
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