写真:Hiroko Oji
地図を見るザンクト・アントンはアルペンスキーの聖地として知られていて、アルペンスキー世界選手権が開催されたところです。
メインストリートのドルフ通り沿いの建物は、窓辺やバルコニー・玄関・泉などが色とりどりのお花で溢れています。また、スグラフィティという漆喰の壁に施された壁絵装飾で飾られ、これらの建物を見て歩くだけでも楽しくなってきます。
建物内にはホテル、レストラン、カフェ、スポーツ店、スーパーマーケット、洋服店・・・が入り、入口には凝った装飾の看板がぶら下がっており、一目で何屋さんかがわかるのも面白い所です。
鉄道駅は町の南東、ロザンナ川を渡ったところにあり、バスターミナルはメインストリートの西端にあり、公共交通機関を利用するにも便利な立地です。
写真:Hiroko Oji
地図を見るメインストリートの端の方にあるガルツィヒバーン乗り場からヴァルーガ山頂へ、また、ガンペンバーン乗り場からカパル山頂へと、ゴンドラを乗り継いで登って行きましょう。
それぞれの山頂からはザンクト・アントンの町周辺に切れ込む谷を見下ろし、チロルの山並みだけでなく、遠くはスイスやイタリアまで見渡すことができます。
これらの乗り物には、お得なサマーカードやプレミアムカードと言ったものがありますのでチケット売り場で確かめてご利用なさることをお勧めします。
写真:Hiroko Oji
地図を見るガラス張りのガルツィヒバーン乗り場からゴンドラ・ロープウェイを3本乗り継いで到達するのは、標高2811メートルのヴァルーガ山頂!
足元の下は絶壁!ここからは鉄梯子のかかるフェラータのコースのある眺めを、そしてゴツゴツギザギザした岩山と、大迫力のパノラマが楽しめます。お天気が良ければ、遠くスイスやイタリアの山々まで見渡せます。
帰りは、時間が許せば、途中駅ガルツィヒからマイエンゼーという小さな池を経由して、町まで歩くのもいいかもしれません。色とりどりのお花を眺めながらの下りのハイキングコースです。この辺りは、チロルでも最高級ランクを誇るゲレンデで、冬は大勢のスキー客で賑わうスキー場となります。
写真:Hiroko Oji
地図を見るゴツゴツした岩山のヴァルーガ展望台とは対照的なのが、こちらガンペン&カパルの山頂。
ガンペンバーン乗り場から2本のゴンドラを乗り継いで、標高2326メートルのカパル山頂まで行ってみると、そこには高山植物の花盛り♪ 黄色、青、紫、ピンク、白・・・足元を埋め尽くすように咲き乱れるお花畑の中を進んで、草原の端まで行ってみましょう。チロルの山並みの麓に広がる谷の風景が一望のもと!
木で作られたベンチに寝っ転がって寛いでくださいね♪
写真:Hiroko Oji
地図を見るザンクト・アントンにもマイナスイオンいっぱいの滝があります。
ロザンナ川にかかる屋根付きの木造橋を渡り、山道を登って行きましょう。途中、水飲み場や休憩用のベンチが置かれた開けたところに出ます。お花にも癒されて一息ついたら、さらに山道へ入って行きましょう、その先にお目当ての滝があります。
大規模ではないものの、マイナスイオンたっぷり浴びて、ザンクト・アントンの町並みや、背後の山並みを眺められ、ゆっくり過ごせますよ。
スキーリゾートとしてのザンクト・アントンは、夏にはハイキングでもたっぷり楽しめるところです。
ランデックやレッヒなど周辺へのお出かけにも便利な立地ですので、ここからバスや鉄道を利用して、行動範囲を広めてくださいね。
バスや列車の時刻検索は、MEMOのリンク先をご参照ください。
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この記事を書いたナビゲーター
Hiroko Oji
旅の計画を練り、現地でその土地ならではの経験を楽しみ、帰ってきたら写真の整理をして旅行記や記事を書くと、一つの旅で3〜4回楽しんでいます。アメリカで大自然の偉大さに圧倒され、人生観が大きく変わりました…
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