こんなところに幽谷の秘境!1時間で巡る箱根堂ヶ島渓谷

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こんなところに幽谷の秘境!1時間で巡る箱根堂ヶ島渓谷

こんなところに幽谷の秘境!1時間で巡る箱根堂ヶ島渓谷

更新日:2018/11/14 11:18

佐久田 隆司のプロフィール写真 佐久田 隆司 トレッキングハンター、ネイチャーカメラマン

神奈川県「箱根」は全国でも人気の高い観光地。「宮ノ下」は有名ホテル周辺を観光客が散策する地域ながら、目と鼻の先にほぼ知られていない幽谷の秘境があります。堂ヶ島渓谷遊歩道は、1時間ほどで巡れる整備がされながら、ほとんど人の姿を見受けません。わざわざ足を踏み入れないといけないからこそ、そこに現れる渓谷美は箱根界隈でもなかなかない場所!さあ、あなたも揺れるつり橋を渡る秘境に訪れてみてはいかがでしょうか?

国道1号線から下った人里離れた幽谷の堂ヶ島渓谷へ!

国道1号線から下った人里離れた幽谷の堂ヶ島渓谷へ!

写真:佐久田 隆司

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神奈川県箱根は全国有数の人気観光地!なかでも「宮ノ下」は、箱根富士屋ホテルなどが老舗旅館が建つ観光拠点で、多くの人々が日々行きかっています。その賑わいの半面、堂ヶ島渓谷はほぼ知られていない幽谷。かつては渓谷付近にもホテルが点在していましたが、今はすべて撤去され新たな工事が始まっている程度です。

堂ヶ島渓谷へは国道1号線を「宮ノ下」から「仙石」方面へ向かう右側にある「城ケ島渓谷入り口」の看板を目印にします。木賀温泉バス停から下る逆ルートもいいでしょう。

国道1号線から下った人里離れた幽谷の堂ヶ島渓谷へ!

写真:佐久田 隆司

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看板を横目に下りだすと、しばらくして森林の中を行く階段があらわれ、次第に川のせせらぎが耳に入ってきます。この時点で誰もが知る箱根とは少し違ったおもむきを感じ取れるでしょう。

堂ヶ島渓谷遊歩道散策は、足元はトレッキングシューズなどをおすすめしますし、足腰に懸念がある方は避けたほうが無難。途中にトイレもありませんから済ませておくのがいいでしょう。また夏季などは虫よけや水分補給の配慮も忘れずに!

国道1号線から下った人里離れた幽谷の堂ヶ島渓谷へ!

写真:佐久田 隆司

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川の音がにぎやかになってきたら、最初の鉄橋を渡ります。早川の豪快な流れをここで最初に眺められます。また川沿いから見上げる箱根宮ノ下のホテル群の姿も壮観な感じがするでしょう。

夢想国師(むそうこくし)の閉居跡も

夢想国師(むそうこくし)の閉居跡も

写真:佐久田 隆司

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鉄橋を渡ったたもとに「夢想国師(夢想礎石)閉居跡」の道標があります。そこからまっすぐ道に分け入っていくと小さな社があります。臨済宗僧侶だった「夢想国師」は、京都嵐山「天龍寺」、苔寺で有名な「西芳寺」等の庭園を手掛け、7度にわたり天皇から国師号を賜与された人物。

彼の最後の地がこの幽谷なのも、堂ヶ島渓谷が極楽浄土を庭園に見立てた造形の説もあり、賑やかな観光地と目と鼻の先にあるのも面白いものです。

夢想国師(むそうこくし)の閉居跡も

写真:佐久田 隆司

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「夢想国師閉居跡」の道標から左に川沿いを進みます。箱根ジオパークの看板があるのでわかりやすくなっています。

夢想国師(むそうこくし)の閉居跡も

写真:佐久田 隆司

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堂ヶ島渓谷は早川沿いを縫って行く遊歩道。山道もあるので注意してください。危険個所には手すりやロープがあるので、利用するのもいいでしょう。

東京電力の管理で整備されている遊歩道

東京電力の管理で整備されている遊歩道

写真:佐久田 隆司

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そもそも堂ヶ島渓谷の遊歩道は、早川にある川久保水力発電所のメンテナンス用に東京電力が管理するもの。渓谷に降りてまた上るルートしか一般解放されていないために、箱根に何度も足を運んでいる人でさえ知らなくて当然です。

この遊歩道にも途中発電所の設備が散見されますが、決して中に入ってはいけません。ルートを外れず楽しむことがここのマナーで東京電力との約束になります。

東京電力の管理で整備されている遊歩道

写真:佐久田 隆司

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山道が落ち着いたら緩やかな遊歩道に代わっていきます。

動画:佐久田 隆司

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ここでは幽谷の秘境「堂ヶ島渓谷」の様子を1分の動画に収めました。ぜひご覧ください。

早川の川辺に出ると豪快な流れが!

早川の川辺に出ると豪快な流れが!

写真:佐久田 隆司

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早川沿いに到着すると、一段と豪快な川の流れが耳に届きます。この川は箱根を流れ小田原の海に注いでいます。

早川の川辺に出ると豪快な流れが!

写真:佐久田 隆司

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川沿いを石を越えていけますが、石についた苔がとても滑るのでほどほどに!

早川の川辺に出ると豪快な流れが!

写真:佐久田 隆司

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川沿いがコンクリートで整備されたところに至れば、そろそろクライマックスのつり橋です。

揺れるつり橋で早川を渡る面白さ

揺れるつり橋で早川を渡る面白さ

写真:佐久田 隆司

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早川の堰堤のすぐそばに、東京電力が架けたつり橋が出てきます。ここは大人で3人までしか渡れません。実際一人で渡ってもかなり揺れるので注意しましょう。

揺れるつり橋で早川を渡る面白さ

写真:佐久田 隆司

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橋の中央から眺める堂ヶ島渓谷は、まさに幽谷といえる秘境の雰囲気を出しています。夢中になっていると危険なので、足早に通過してください。

揺れるつり橋で早川を渡る面白さ

写真:佐久田 隆司

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堂ヶ島渓谷を散策するのに一般的な大人で40分〜1時間ほど。子供でも十分楽しめます。渓流やつり橋など非日常が広がる堂ヶ島渓谷は、四季を通してひっそりと隠れるように自然景観が広がっています。

遊歩道は平日なら数えるほど、休日でもさほど人に会うことはありません。これだけひっそりとした箱根を堪能できるのは、もはやここだけ!?自然がたっぷりで貴重な存在です。

堂ヶ島渓谷遊歩道は観光地箱根らしからぬ秘境を散策する体験!いまだあまり知られていない箱根の姿を、あなただけのものにするチャンス!四季折々の風情を満喫できるぜひとも足を向けたいスポットです。驚きの景観をぜひとも。

堂ヶ島渓谷遊歩道の基本情報

住所:神奈川県小田原市久野
アクセス:箱根登山鉄道宮ノ下駅徒歩5分。箱根登山バス木賀温泉入り口下車

2011年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/11/07 訪問

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