写真:やま かづ
地図を見る台湾のマンゴーの産地といえば、玉井(ユーチン)、屏東(ピンドン)が思い浮かびます。しかし、自称「マンゴーの故郷」とうたっているだけあって、玉井(ユーチン)の力の入れようがすごいんです。
台南から路線バスに乗って約1時間、玉井のまちの入り口、民権路と中正路の交差点にある公園には巨大なマンゴーのオブジェが建てられています。その支柱の部分が弓形になっているのはマンゴーの葉をかたどっていると思われます。
ちなみに、このオブジェ、大き過ぎて、近づくと全容がわかりません。交差点の対面から見るのがベストです。
さすが「マンゴーの故郷」、のっけからやってくれます!
写真:やま かづ
地図を見るさらに、玉井の中心部にあるローターリーには斬新なデザインのマンゴーオブジェも登場しました。
ますます夏の玉井はマンゴー一色です。
写真:やま かづ
地図を見るマンゴー、その他、玉井の農産品が集まる玉井市場は、まちの南部にあります。中正路からちょっと入ったところにある「玉井區青果集貨」と書かれた大きな建物が目印です。
途中、人だかりのできた場外市場を横目に見ながら、入出荷のためにフルーツ類を荷台いっぱいに積んだトラックを何台もやり過ごします。そんな雑踏をどんどん進んでいくと、洞窟のように大きな口を開けた市場の入り口にたどり着きます。
写真:やま かづ
地図を見るちょっと薄暗い入り口を奥に進むと、目の前には玉井名産のバナナやパイナップルなどの農産物に紛れて、やっぱりありました、マンゴー!
日本では「アップルマンゴー」として人気ナンバーワンの愛文(アーウィン)芒果がカゴ盛りになっています。日本なら一つずつ丁寧に緩衝材で包まれているはずの真っ赤な宝石が、ここでは粗雑な扱いをされていることにちょっと驚いたりもします。そんなゴージャスなカゴ盛りマンゴーが見渡す限り市場の奥まで並んでいます。
さらに、ほとんど日本では見かけない、人の顔の大きさほどある金煌(ジンホン)芒果なども、ごろごろとトラックの荷台に山積みになっているのを見かけると、もうマンゴー好きならテンションがマックスになること間違いなしです!
ちなみに、市場内部では一部、マンゴーを小売りしている店舗がありますが、カゴ売りが基本です。また、生のマンゴーは日本へ持ち帰れませんので、ご注意くださいね。
写真:やま かづ
地図を見るカゴ盛りマンゴーを見て楽しんだ後は、やっぱり舌で楽しまないといけません。
市場内にはマンゴースイーツをメニューにしているお店が幾つか出店しています。マンゴーの旬にはかき氷はもちろん、アイスクリーム、スムージー、どれもとれたて新鮮なマンゴーを使っています。
カゴ盛りのマンゴーを横目に見ながら、マンゴーざっくざくのかき氷を堪能。マンゴー好きのパラダイスがここにあります。
写真:やま かづ
地図を見る玉井のまちを南北に走る中正路を北上すると、左手に玉井の農業を取りまとめる玉井區農會(農協)があり、その奥にマンゴー色した大きな建物が存在感をあらわしています。
ここが玉井マンゴーの魅力の牙城、「情熱小子 芒果氷館(マンゴーアイスハウス)」です。お店の外壁も内装も、さらにはトイレも、全てがマンゴー一色です。
そして、メニューに至ってはマンゴーかき氷は当たり前、スムージー、ジュース、プリン、さらにはマンゴーを使ったオリジナルのホットなお食事メニュー!!
もう、頭はマンゴーでく〜らくら…。
マンゴー好きな、あ・な・た!
もう、いても立ってもいられなくなりましたね。
でも、玉井って、どう行くの?
はい、簡単です。まずは、台湾鉄道の台南駅まで行きましょう。そして、駅前の興南客運のターミナルから緑幹線のバスに乗れば、1時間程度で終点の玉井に到着です。
もう、あなたの頭の中はマンゴーたちがぶ〜らぶら!
次の連休は、マンゴー目指して、レッツゴー!!
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(2024/4/16更新)
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