JR新潟駅万代口を出て、バスターミナル前にある道沿いにはたくさんの飲食店が集まっています。旅行者にも分かりやすいので、気軽にふらりと入って新潟の郷土料理を味わってみましょう!
新潟の郷土料理はいろいろありますが、その一つとして、まずは写真の「のっぺ」があげられます。新潟の代表的な家庭料理としても知られる「のっぺ」は、お正月の定番料理ですが、郷土料理を出す居酒屋などのお店では一年中味わうことができます。
具は、里芋を中心としてにんじん、ごぼう、しいたけ、油揚げ、イクラなどが入っていて、栄養満点です。薄いしょうゆの出汁と里芋のとろっとした食感がなんともやさしい味です。
次にご紹介するのは、新潟県名物「へぎそば」。「へぎそば」は、普通のそばとはちょっと違います。どこが違うのかと言えば、まずはそのつなぎの材料です。一般的にそば粉のつなぎには小麦粉、山芋、卵白などが使われますが、「へぎそば」には、布海苔(ふのり)が使われているんです。
布海苔は全国に分布している海藻ですが、水質に影響されやすく、良質なものは一部の地域でしか採ることができず、また1年の中でも限られた時にしか採ることができないと言われています。食物繊維が豊富で、含まれている多糖類には抗がん作用や血液中のコレストロールを下げるなどの効果もあるとか。体にもいいこの布海苔が入った「へぎそば」は、つるつるとしていながらもしっかりとした歯ごたえがあり、そば通にも愛されている逸品です。
一口ずつに盛り付けられているそばは、美しいばかりでなく、とても食べやすいので、おなかがいっぱいでも食べられますよ。
上で紹介したのっぺ汁と、このへぎそばは「越たんたん(新潟駅前店)」のもの。新潟の地元の食材を使った料理、日本酒を味わうことができるお店です。
駅から数分散策すると、写真のような三角達磨が登場!三角達磨とは新潟県の郷土玩具で、縁起物としてお祝い用にも用いられるものなんです。ユニークな表情の中にも力強さを感じさせてくれる三角達磨は、現在では一部の地域でしか生産されていないという貴重な民芸品です。新潟の旅の思い出に郷土料理を味わいながら、三角達磨と一緒に写真を撮りましょう!
大きな三角達磨とともに写真を撮ることができるのが郷土料理のお店「越後番屋酒場」。こちらも駅から数分という立地で、新潟の郷土料理が楽しめるお店です。お店の入り口は頭を低くしないと入れない造りで、入り口もユニークです。
新潟駅のお土産屋さんが並んでいる通りを通ると、漂ってくる葉っぱのよい香り。この香りの出所は……新潟の名物「笹団子」。笹で包んで蒸し、日持ちがするように考えだされたのが笹団子です。笹の防腐、殺菌作用を利用しているので、日持ちがするため、田植え時期に中間食、保存食として食べられてきたそうです。
市内のお店でも購入できますが、お土産なら新潟駅の中にお店を構える「田中屋本店」がおすすめ。
一般的には、小豆が入った笹団子がポピュラーですが、実は、お惣菜の入った笹団子もあるんです。「田中屋本店」では、きんぴらごぼうや茶豆の入った笹団子も味わえます。笹団子は、スイーツであるだけでなく、主食にもなるご当地グルメです。お土産にもおすすめします!
駅から数分どころか、駅から出ずにして楽しめる新潟のご当地グルメですね!
今回は、新潟駅周辺で味わえるご当地グルメを三つ厳選してご紹介しました。
駅から徒歩で、また駅からでなくても新潟を十分味わえる郷土料理がたくさんあります。皆さんも、新潟ご当地グルメを探しにでかけてみませんか。
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