「オシンコシンの滝」へは国道334号線で向かうのですが、この道路は途中から、知床半島をオホーツク海に沿って走ります。そのため、絶好のドライブコースです!車で走りながら海を鑑賞でき、現地だけでなく道中も楽しめます。
そんな国道334号線なので、走るならやはり青空の日が最適。水平線の向こうまで広がる青い風景、そしてそれを間近にしながらのドライブ。実にそう快です。現地に着く前の段階で、とても元気が得られ癒されます。オシンコシンの滝を訪れる際は、ぜひ天気のいい日に訪れてください!
起点となる出発地点は、「知床斜里駅(しれとこしゃりえき)」のある斜里町市街地から。国道334号線で北東、つまりウトロ方面へ進んでいくと、オシンコシンの滝があります。陸地側に細長い駐車場があります。そこには売店も建っていますので、見落とすことはないでしょう。
夏を迎えると、ハッとするような青々しさを見せる深緑。そんな自然の息吹のなかで、はっきりと存在感を放つ滝の姿。プチ森林浴を楽しむには、ちょうどいい場所と言えるでしょう。
森の空気を浴びながら滝の音を聞いていると、だんだん心地よい気分に。自然からエネルギーを分けてもらっているかのようで、まさにここは、癒しのパワースポット。
「知床八景」や「日本の滝100選」に数えられるオシンコシンの滝。
この滝は知床半島最大の滝で、2条の流れになっていることから「双美の滝」とも呼ばれています。
オシンコシンの滝は水量が多く、水しぶきがよく飛びます。浴びたらとても涼しく、その心地よさに体の疲れが取れるかのようです。癒やされたい方にはぜひオススメ!暑い日はとくに気持ちがいいでしょう。
また、6月は雪解けのため、滝の勢いが迫力満点!ごう音と共に大量の水が流れ落ちて、水しぶきもより多く飛んでいます。それはまさに水の細かなシャワーで、浴びてくださいと言わんばかりの光景。初見だとビックリするかもしれません。
やや服が濡れてしまいますが、全身で浴びて清涼感をめいいっぱい味わってみてください!ただし、デジカメや携帯が水で壊れないようにご注意を。
この迫力満点の時期は、年によって前後します。雪解けが早い年には早めに訪れましょう。
滝の勢いですが、雪解けから期間が空けば穏やかになります。8月〜9月頃などにも訪れてみましょう。もし可能なら、初夏と真夏に訪れてみてください。見比べると楽しいです!
道中のドライブしながら鑑賞もいいですが、海の前に立ってのんびり眺めるのも、実に楽しい時間です。夏の青空の下、海を見ていると穏やかな気持ちになって癒されます。
オシンコシンの滝を出発する前に、ぜひ目の前に広がるオホーツク海を堪能しましょう!
公共交通機関でアクセスする場合は、JR釧網本線で「知床斜里駅」に訪れてください。駅前の「斜里バスターミナル」から、ウトロ方面行きのバス「知床線」が出ています。途中でオシンコシンの滝に停車しますので、そこでバスを降ります。
バスの運行本数は決して多くなく、1日に数本程度。時間帯によっては、次のバスまで3時間も待つことになります。お世辞にもアクセスがしやすいとは言えません。スムーズな観光のためには、あらかじめ運行ダイヤを確認しておくことが必須です。
ただし、上記のバスでオシンコシンの滝を訪れる場合、暗くなってからだと注意が必要です。もし最終便でここに降りてしまうと、バスで帰ることができなくなります。なぜなら逆方向である知床斜里駅行きの最終便は、この時点ですでに運行済みだからです。
そのときは、最寄りの街まで歩いていかなければなりません。しかし最寄りであるウトロへ行くとしても、かかる時間はおよそ1時間半。知床といえばヒグマの生息地です。暗いなかで長時間歩くのは、出来るだけ避けたいところ。
バスで訪れる場合は、遅い時間帯は避けて明るいうちにしておきましょう。
詳しい運行ダイヤは、関連MEMOのリンク先にある路線バス「知床線」をご確認ください。
知床半島にある観光スポット「オシンコシンの滝」。水しぶきをあげる滝や緑豊かな森林、そして間近に広がるオホーツク海。自然のエネルギーを味わい、癒されるにはもってこいの場所です。
ぜひ、それらを肌で感じてみてください!
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