買い物だけじゃない!海と遊べるアウトレット「マリンピア神戸」

買い物だけじゃない!海と遊べるアウトレット「マリンピア神戸」

更新日:2022/05/17 17:30

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ レトロ建築探訪家、地域の魅力伝え人
全国に点在するアウトレットモールは珍しくない存在ですよね。しかし、神戸市垂水区にある「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」は、ちょっと違います。
公共交通機関でも便利に行けるうえに、ここは海のそば。抜群のロケーションに、全国で唯一の無料のかわいい水族館。また、ものづくりの体験など、他にはない魅力も持っているのです。今度の休日は友達同士や家族で訪れてみませんか。

風光明媚な地にある「マリンピア神戸」

風光明媚な地にある「マリンピア神戸」

写真:万葉 りえ

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明石海峡を望む広々とした景色。観光地からの撮影かと思われるかもしれませんが、これは神戸にある「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」からの1枚です。

この辺りが風光明媚な場所であることは折り紙付き。1894年には有栖川熾仁親王が別邸を建てたほどでした。その別邸が現在はホテル「舞子ビラ」となっているのですが、そこもテレビ撮影で使われることが珍しくありません。

そしてご覧の明石海峡大橋は世界最長のつり橋。神戸は真珠の取引でも世界的に有名な街なので、夜間はライトアップされる美しいこの橋に「パールブリッジ」という愛称も付けられています。

この眺めと橋の大きさも体感できるアウトレットパークへは、大阪方面からも便利。JRもしくは山陽電車の垂水駅から歩いて9分。また垂水駅から無料シャトルバスも出ています。

おしゃれな「神戸ブランド」は忘れずに

おしゃれな「神戸ブランド」は忘れずに

写真:万葉 りえ

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アウトレットパークの敷地へと入れば、オリーブが風に揺れ、白い壁の建物が広い敷地に点在し、ちょっとおしゃれな雰囲気も感じていただけるでしょう。このアウトレットパークでも、衣類から日用品まで、国内外の様々な有名ブランドが出店しています。

神戸はファッションにも力を入れている街。高級なものからリーズナブルなものまで、メンズ・レディス・チャイルドと数多くのブランドを展開しているアパレルメーカー「ワールド」も、神戸が発祥。そのワールドのブランドを集めた売り場もあり、一か所でたくさんのブランドから選べるようになっています。

おしゃれな「神戸ブランド」は忘れずに

写真:万葉 りえ

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また、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のモチーフにもなった子ども服の「ファミリア」も神戸では忘れてはいけない存在です。出産予定の方、お祝い予定の方はぜひショップをチェック。

そして買い物がひと段落したら見上げてほしいのが、凝った外観です。また、階段などにも海にちなんだ飾りがされています。そんな機能一辺倒ではない楽しませ方も見つけてみましょう。

たいくつキッズは「船の広場」へ行ってみよう

たいくつキッズは「船の広場」へ行ってみよう

写真:万葉 りえ

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しかし、生活に必要な買い物だとしても、子どもにとっては買い物がつまらないということもよくある話。そんな場合は船の広場でちょっと息抜きです。

この、大きな旗をひるがえす船のまわり。写真では静かな空間に見えるかもしれません。しかし、休日になると、遊具が持ち込まれたり、キッチンカーが集まっていたりとにぎやかな広場に変わります。

広々した「おさかな広場」で海の解放感を満喫しよう

広々した「おさかな広場」で海の解放感を満喫しよう

写真:万葉 りえ

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では、海に近いほうへ行ってみましょう。ファストフードからレストランまで入る建物の下から、「おさかな広場」へと通り抜けができるようになっています。

ゆるやかな円を描いて広がり、海がぐっと近くに感じられるこの場所。子供たちが駆けまわったり、と思いおもいに過ごせるスペースになっています。

広々した「おさかな広場」で海の解放感を満喫しよう

写真:万葉 りえ

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さらに、おさかな広場の奥にあるのが、たくさんの船が停泊しているヨットハーバー「神戸フィッシャリーナ」です。

ここへ来たら、ぜひ防波堤のほうまで足を向けてください。明石海峡大橋の眺めが、ぐっと迫ってきます。そして振り返った景色は、白いヨットが並んでいる向こうに南欧風の建物が望めるので、どこか海外の港へ来たように感じられるかも。

「さかなの学校」で待っている水族館に、楽しい体験

「さかなの学校」で待っている水族館に、楽しい体験

写真:万葉 りえ

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「おさかな広場」からヨットハーバーに向かって左手には「さかなの学校」があります。正式な名称は「神戸市立水産体験学習館」で、入館は無料です。

垂水沖は鯛やタコの豊富な漁場で、漁業が盛ん。そして、瀬戸内海は海苔の養殖も盛んで、生産量もとても高いのです。その神戸を中心とした漁業を紹介して、漁業に親しんでもらうのを目的として運営されています。

「さかなの学校」で待っている水族館に、楽しい体験

写真:万葉 りえ

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そこに、2021年、「マリンピア神戸 小さな水族館」がオープンしました!神戸の海に生息するマダイやマダコ、そしてチンアナゴやカクレクマノミ、幻の魚アカメなど、約40種200点の生物が展示され、子どもだけでなく大人も楽しめる水族館になっています。

さらにここでは休日を中心に、季節によって「乾のりづくり」や「塩づくり」などの体験もできます。自分で作った乾のりや塩なんて、ほかにはないお土産。帰宅して海苔や塩をいただくときにも、旅の想い出が蘇って楽しませてくれることでしょう。

アウトレットモールは他にもありますが、買い物だけではない魅力も持った「マリンピア神戸」。神戸の旅にプラスして楽しんでみませんか。

マリンピア神戸の基本情報

住所:兵庫県神戸市垂水区海岸通12-2
電話番号:078-709-4466 (受付時間 10:00〜18:00)
駐車場:あり

<神戸市立水産体験学習館 さかなの学校の基本情報>
住所:兵庫県神戸市垂水区海岸通12-4
電話番号:078-706-5550
アクセス:三井アウトレットパークマリンピア神戸内
営業時間:10:00〜17:00
入館料:無料  ものづくり体験等は有料

2022年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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