能登半島は、残念ながら鉄道路線がすべて廃止になってしまっています。なので、すでに「駅」というものはないのですが、能登鉄道輪島線の終着、輪島駅には「次はシベリア」なんていう、環日本海的発想にもとづく、駅名看板が設置されています。
これって、太平洋側住民からはなかなか出ない発想だよなあ、と思うわけです。(だって太平洋のほうが対岸がだいぶ遠いから・・・)
また、空の玄関口の能登空港は道の駅も兼ねています。なので、道の駅で売っているものの定番、地場野菜や、おばあちゃんの手作り品的なものをお土産に買って帰ることができるのです。これはちょっと嬉しいかも。
白米。なんて直截的なバス停の名前なんでしょう。「日本人なら白米食べなきゃ〜」のハクマイではありません。シラヨネと読みます。地名ですので。でも、青空に生える堂々たる「白米」の文字は限りなくキャッチー。
前置きが長くなりましたが。能登に行ったら、絶対に見たいと思っていたこちらの「白米千枚田」。しかも、稲穂が金色に輝く棚田、というのが脳内に確固たるイメージとしてあったので、時期も狙い定めて行きました。おかげで、紺碧の海と黄金の棚田の素晴らしい対比を拝むことができました。
こちら、17世紀くらいに耕地化されたそうで、日本に二箇所ある世界農業遺産のひとつなのですが、まさに「遺産」という表現がぴったり。だって、タタミ一畳よりも小さな田んぼがわらわらあって、最小面積は驚きの「0.2平方メートル」。いやあ、人手かかりますわな。
人手がかかるということで、田植えや稲刈りのボランティア、棚田オーナー制度など、見るだけではない楽しみもたくさん用意されていますので、ご興味のある方はゼヒ。
日本三大朝市に数えられる輪島朝市。こちらも絶対はずせない、ということで輪島市内に宿泊しました。この市、1000年以上も続いているんだそうです。すごい歴史。そして、100軒以上並ぶお店の売り手はほとんどが女性。
手仕事をしながら、子どもをあやしながら(事前に想像していたよりもかなり若い女性も多くておどろき)、自慢の品を売る姿は「頼もしい」の一言に尽きます。
「私もがんばって働くぞー」という前向きなパワーをもらえたことに感謝!
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(2024/12/12更新)
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