写真:しもちん
地図を見る本州から「とびしま海道」を渡って最後の島、関前諸島・岡村島のフェリー乗り場前にある青と白のカラーリングが目をひく建物が「まるせきカフェ」です。
今治からはフェリーに乗って80分ほど。船を降りれば目の前という場所です。
こちらのお店を営んでいるのは、元々は地域おこし協力隊という総務省が進めるプロジェクトで岡村島にいらっしゃったご夫婦。その活動の中でカフェをオープンさせていたのですが、協力隊の任期が終了した後も島に定住されるということで、2015年の4月に改めてリニューアルオープンしたカフェなのです。
写真:しもちん
地図を見る店内はカウンターとテーブル、それにお座敷。開け放たれた窓からは気持ちいい潮風が流れ込みます。
入り口付近のスペースでは離島で貴重な焼きたてパンを販売中。島の方に大人気のようで、パンだけを買いにいらっしゃる方も多いです。
他にも島で採れたフルーツ等を使用したパウンドケーキや、手描きのイラストもかわいい自家焙煎コーヒーのドリップパックなどもあり、お土産選びにも事欠きません。
写真:しもちん
地図を見るご夫婦だけで営業されているので、ドリンクやパン以外のお食事系メニューは数種類に絞られて提供されています。
週末はクレープにお野菜やハム・ツナなどを手巻きして食べるクレープランチ、それと卵の殻にプリンを閉じ込めた「ひめっこプリン」が入った「しまのわスイーツプレート」がメイン。
平日営業をしている月曜と金曜はランチメニューでパスタなども提供。夏はブロック氷を使用したかき氷を出したりと、とても離島のカフェとは思えない品揃えです。
写真:しもちん
地図を見るテーブルやカウンターエリアの奥には、昭和を感じさせるお座敷スペースが!この懐かしい雰囲気がたまりません。
子供の頃の夏休みは畳の上のちゃぶ台で、扇風機に吹かれながら冷たい飲み物を飲んでいたもの。ヒートアイランド現象が進む都会ではエアコンなしでは過ごせませんが、離島のカフェで少し前の夏を思い出しながら過ごしてみるのも楽しいのではないでしょうか。
本州と橋で繋がっているとはいえ、なかなか行くにはハードルが高い岡村島の「まるせきカフェ」。にも関わらず週末は大勢のお客様で賑わい、用意していたメニューのほとんどが売り切れになってしまうこともあります。お目当ての品がある時は早めの時間に訪れてみましょうね。
お店の最新の情報はご主人が更新している「茜色のブログ」から確認を。連休時のオープン状況や新メニューのお知らせ、フェリーの運航情報まで細かく掲載してくれていますよ。
■まるせきカフェ
愛媛県今治市関前岡村甲728-6
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
しもちん
神奈川県三浦市出身、現在は湘南・茅ヶ崎で暮らしています。鉄道好きな友人の影響で乗り鉄となり、さらには携帯電話の位置移動ゲーム「コロプラ」にはまったこともあり全国を旅していました。今後は、愛犬のコーギー…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索