写真:Naoyuki 金井
地図を見る『GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU』は、この地で100年以上の歴史を誇る“ホテル龍名館”の1階にあり、このホテルの前身である旅館龍名館本店が開業したのが1899年であることから名付けられました。
近年、日本の茶文化は、手軽に楽しめることから多くの人に親しまれているのですが、本来の急須を使ったお茶の楽しみ方は少なくなっています。
そんな時代に、昨今の健康志向をベースに、日本茶の本来の楽しみ方を、「お茶のあるおもてなしの食風景」として提供し、“御茶ノ水”に貢献しようとオープンしたのです。
モーニング、ランチ、アフタヌーン、ディナーのそれぞれのシーンへのテイストを揃えた、まさに、お茶のルネッサンスともいうべき新感覚のダイニングカフェなのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る朝食は、お腹に優しく、手軽に食べられ飽きのこないテイストが揃えられています。
基本的にメニューは2種類。
その一つは『出汁が命の8種類のお茶漬け』と題されたお茶漬け。
紀州南高梅を初めとした8種の具材から選べ、ほうじ茶で炊いたご飯に、ほうじ茶に鰹と昆布を加えたオリジナル出汁でいただきます。個人的なおススメは、ちりめん山椒で、甘いちりめんと香りの山椒、そしてわさびの辛さの調和がとても美味しい逸品です。ご飯のおかわりも自由で、全て1コイン500円と云うのも嬉しい設定です。
もう一つは、昨今流行の『アサイーボウル』。
女性に大人気のスーパーフード“アサイー”を使用したのも、お茶の健康というテーマからの派生した朝食です。
旅で疲れた身体を、お腹に優しい朝食で労わる心遣いです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るランチは、お茶の栄養や健康効果をテーマとして、多くの栄養素が採れるテイストです。
基本的に和食で、予約制の会食用ランチプレート『1899膳』から、定番の『旬のお魚週替わり定食』など定食がメインです。
特に“茶”に拘ったおススメは、定番の『特製鯛茶漬け』。鯛の皮を炙った香ばしい逸品は、注がれたお茶との相性も当然ぴったりです。変わり種は、数量限定の『和牛ステーキ重』で、贅沢な和牛ステーキを麦味噌ダレ・ワサビ醤油・抹茶塩の3種の味で楽しみ、ほうじ茶で炊いた茶飯との絶妙な調和が味わえます。特におススメは『7種の造り魚 たたき丼』。旬の鮮魚を使用した海鮮丼は、出汁を注ぐと海鮮茶漬けとなる、2度美味しい逸品です。
色とりどりのテイストで、旅への活力を漲らせる心遣いです。
アフタヌーンタイムは、王道のお茶を使用したスイーツと、お茶に合うスイーツのテイストです。
メインは、お茶そのものの味を楽しんでいただきます。期間限定のブレンド茶を始め、日本三大煎茶の宇治茶・静岡茶・狭山茶の香りが楽しめます。
また、玉露で名高い福岡八女茶や全国2位の生産量を誇る鹿児島茶など、普段あまり味わうことのできない、ちょっと高価で贅沢な味と香りが堪能できます。
一方、お茶を使用したスイーツは、ほうじ茶や抹茶などの『アイス』があり、お茶に合うスイーツは、『1899 米粉のもちもちパンケーキ』や『自家製どら焼き』など多彩です。おススメは、『1899手作りプリン抹茶蜜がけ』で、蜜の甘さとちょっとした苦味が、プリンの味をより引き立てる逸品です。
お茶のリッチな香りで、旅の疲れを癒す心遣いです。
ディナータイムは、新感覚のお酒と、お酒にあうこだわりの肴のテイストです。
「とりあえずビール」で始まる乾杯に、いきなりの『抹茶ビール』です。
ビールの苦さと抹茶の苦みが、何故か1+1=2の苦さではなく、身体にやさしいスッキリ感に変わる不思議な味わいのビールで、カフェタイムでも気軽に飲めるライトな感覚の逸品です。休日には、ランチタイムからという方もいらっしゃるのですが、それはお断りしている位の人気です。
お茶にこだわった肴も豊富で、『ほうじ茶で7日間寝かせたベーコン八方煮』、『抹茶風味のお茶の水豆腐サラダ』など、一度は味わってみたい珍味揃いです。〆にもお茶漬けは勿論のこと、『荒川区清水さん家の茶蕎麦』などユニークなものもあります。
お茶とアルコールで、旅への英気を養う心遣いです。
お茶に拘った、老舗ホテルのカフェはいかがでしたか。
お茶の水界隈には、秋葉原・神田・水道橋など観光スポットが沢山ありますので、ベーススポットとして、或いは立ち寄りスポットとして上手に活用してみてください。
あなたの旅に彩りを添えてくれることでしょう。
※価格等は取材時のものです。
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(2024/11/3更新)
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