イチゴ狩りのあとはパフェ作りに挑戦!はとバスツアーで行く、千葉県・南房総。

イチゴ狩りのあとはパフェ作りに挑戦!はとバスツアーで行く、千葉県・南房総。

更新日:2014/03/04 15:20

カノオミツヒサのプロフィール写真 カノオミツヒサ フリーライター
今回は「はとバス」の人気ツアー「南房総 春の産直うまいものと手づくりイチゴ&メロンパフェ(日帰り)」に参加してきました。

東京からわずか100キロ圏内にある、千葉県南房総市。アクアラインから高速道路が続いているので、車でのアクセスがとても良いです。東京湾(内房)と太平洋(外房)の2つの海に囲まれ、内陸には緑溢れる野山と田園風景が広がっています。自然豊かなこの地をバスで巡ってみましょう!

新鮮な牛乳を飲み放題!さらに日本酪農発祥の地で、白牛に癒される。

新鮮な牛乳を飲み放題!さらに日本酪農発祥の地で、白牛に癒される。

写真:カノオミツヒサ

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朝8時30分に、浜松町バスターミナルを出発。「はとバスツアー」に参加するのは初めてなのですが、ガイドさんの分かりやすい説明やお茶のサービスが心地よく、バスはあっという間に千葉県へ!

最初に訪れたのは、南房総市の緑豊かな山間にある「みねおかいきいき館」です。目の前に流れる小川や木々が風に揺れる景色は、わずか2時間前に出発した浜松町とはまるで別世界!
ここでのお楽しみは「新鮮牛乳の試飲」です。南房総市三芳地区で生産された牛乳は、コクがありながらもサッパリしていて、朝から何杯でも飲めてしまいそう♪

試飲後は、お隣にある「千葉県 酪農のさと」を散策。酪農といえば北海道を連想しがちですが、実はここ南房総市こそ、「日本酪農発祥の地」なのです。
享保13年(1728年)、江戸幕府の第八代将軍である徳川吉宗が、インド産と言われる白牛(ゼブー種)を輸入。当地にて飼育されたその白牛の乳で、「白牛酪」という乳製品を製造していたことが、日本における酪農のはじまりとされています。

敷地内にある第1白牛舎には、千葉県がアメリカから輸入した白牛が飼育されており、歴史を伝えるのに一役買っています。背中の大きなコブが特徴的で、のんびりとした白牛の姿に、心が癒されました!

絶品ランチ!新鮮なお刺身で海鮮丼。

絶品ランチ!新鮮なお刺身で海鮮丼。

写真:カノオミツヒサ

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新緑の眩しい山の中を抜け、バスは内房の沿岸部に出ます。この日昼食に訪れたのは地元のお寿司屋さん。お目当ては海鮮丼です。運ばれてきた丼の中には、海老、マグロ、イカなどがたっぷり。白身魚のカンパチは、すぐ近くの漁港で揚がったものです。鮮度が良くて甘みがあり、味わいの深いお刺身に感動しました!

食べ進めるうちに、筆者を含めたツアー参加者はあることに気が付きました。それは、「ご飯がおいしい」こと。そういえばバスが山間部を走る間に、水を張ったばかりの棚田が山の緑を映している光景をいくつも見かけました。農林水産省の「平成24年産水陸稲の収穫量」によると、千葉県は全国9位にランクインしています。「米どころ」という魅力もあるのですね。

カニの入ったお味噌汁も付いて、贅沢なランチを堪能できました。さて、バスは次にどこへ連れて行ってくれるのでしょうか?

房総最南端で、お花摘み&そら豆狩り!

房総最南端で、お花摘み&そら豆狩り!

写真:カノオミツヒサ

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満腹の一行を乗せたバスは、房総半島を南へ縦断し、今度は外房の沿岸部へ。辿り着いたのは「花の里フローラルビレッジ名倉」。こちらではお花摘み(好きな花を5本)を体験できます。

店頭でハサミを借り、早速お花摘みに挑戦です。お花畑へ入ると、ポピー、ストック、キンセンカ、キンギョソウ、ベニジウム、ヤグルマソウといった、色とりどりの花々が咲き乱れています。太平洋からの風と、たくさんの日差しを浴びながら、自分だけのオリジナル花束を完成させてみましょう!

続いてのお楽しみは、1分ほど歩いた畑での「そら豆の収穫」(約1キロ)。しかしこの日は残念ながら、収穫するにはちょっと時期が早かったようで、全体的にはまだ小ぶりの様子。4月19日(金)くらいには、収穫できる大きさに育っているそうです。ちなみに良いそら豆の見分け方は「キレイな緑色で、しっかりと身の詰まったもの」とのこと!ぜひ参考にしてみて下さいね。

バスの中は、皆が摘んだ花の香りでいっぱい。食後の運動が終わったところで、次はイチゴ狩りです!

いよいよイチゴ狩り!おススメの品種は「やよいひめ」。

いよいよイチゴ狩り!おススメの品種は「やよいひめ」。

写真:カノオミツヒサ

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バスの進路は北へ向きますが、まだまだ旅は終わりません。「グリーンアースいちご狩り農園」にて、今回の旅のメイン「イチゴ狩り」と「パフェ作り」です!

まずはイチゴ狩り。入り口にて受け取るプラスチック容器には真ん中に仕切りがあり、片方にミルク、もう片方はヘタ入れとして使用します。全長60メートルのハウスに入ると、上下2段になってたくさんのイチゴが実っていました!

はやる気持ちを抑えきれず、摘むと同時に次々と口の中へ。種類や大きさによって、一粒ごとに味が異なるので、好みのイチゴを自分の目と舌で探していきます。「あきひめ」、「さちのか」、「紅ほっぺ」といった品種が並ぶなか、こちらのおススメは3〜5月が旬の「やよいひめ」。甘さ、酸味のバランスがとても良く、気が付けば容器の中はヘタでいっぱいに。写真のようにひざを曲げることなくイチゴを摘めるので、とっても食べやすかったです。

オリジナルパフェを作って、優雅なデザートタイム。そしてラストは「5種類の野菜詰め放題」!

オリジナルパフェを作って、優雅なデザートタイム。そしてラストは「5種類の野菜詰め放題」!

写真:カノオミツヒサ

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続いてはパフェ作りに挑戦!同じハウス内のスペースにて行われます。テーブルにはコーンフレーク、細かくカットされたスポンジケーキ、アイスクリーム、ホイップクリーム、イチゴジャム、ブルーベリージャム、イチゴ、ひとくち大に切ったメロンが並べられています。順番に専用の容器に盛り付ければ、オリジナルパフェが完成!自由に組み合わせできるのが楽しいですね。ジャムは自家製で、人気が高いそうです。それを聞いて筆者は2杯目に突入!もちろんジャムは多目です(笑)

フルーツに舌鼓を打ったあと、バスに乗車して向かうのは、最後の目的地「お百姓市場」。

こちらでのイベントは「5種類の野菜詰め放題」。内容は日によって異なるそうですが、この日は地元産の野菜を中心に、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、サトイモ、サツマイモが用意されていました。「詰め放題ですが、積み放題ではないですからね〜」と店員さん。手渡された袋の中に収まるように、お野菜を選んでいきましょうね。袋いっぱいの野菜をお土産にできて大満足です!

更にお土産を買い足すこともOK!ここ「お百姓市場」では、野菜、果物、切花などを直売しています。また、ご当地である南房総市富浦の特産品「房州びわ」を使ったゼリーなどの加工品も多数販売。目移りしてしまいますが、この選んでいる時間も楽しいひとときです。

こうして盛りだくさんのツアーも終了!「お百姓市場」を出発したバスは、夕日を浴びながら海ほたるを経由し、ライトアップが幻想的な東京駅に着きました。



この原稿を書いている時点で、ツアーから帰ってきて2日経っていますが、摘んできたお花の
香りが部屋いっぱいに広がり、ポピーのつぼみが膨らんできました。花を見ながらイメージす
るのは、白牛に癒され、イチゴ狩りやパフェ作りに没頭し、海鮮丼などを味わった楽しい思い
出の数々。皆様も是非、素敵な日帰り旅行に参加してみませんか?

【※この記事は株式会社はとバスとのタイアップです】

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/04/12 訪問

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