写真:Chanos Maya
地図を見るマルタ島の首都バレッタから南に車で20分。島のちょうど真ん中、城壁に囲まれた丘が見えたらそこがイムディーナの街です。
城塞に小さく開いた入口から中に入れば、中世の時代から時を止めたかのような石畳の街並み。洗練された美しさを誇る大聖堂や、中庭のついたパラッツォ(屋敷)などライムストーンの建物が並び、ここが古都であった時代の栄華を今に伝えています。現在イムディーナに暮らす人は500人足らず。人影のない路地を歩けば、自分の足音だけが響く静かな街。静かな環境を守るため、車の乗り入れも制限されています。イムディーナは「静寂の街」なのです。
丘の上にあるイムディーナ。高い建物に上ればマルタ島全体と地中海まで、そして水平線までを見晴らします。日差しに疲れたら、城壁際にあるカフェ「フォンタネラ・ティーガーデン」で景色を楽しむのもよし!お店自慢の手作りのケーキは、地元の人もお気に入りです。
写真:Chanos Maya
地図を見る静かで落ち着いたイムディーナの街の一角にある、たった17室の邸宅ホテル「シャーラパレス・ルレ&シャトー」。17世紀の貴族の屋敷は約300年に渡って代々受け継がれてきましたが、1999年にロマンティックな邸宅ホテルとしてオープンしました。
シャーラパレスの建物の一部分はイムディーナの城壁の一部でもあるというヒストリカルなホテル。バロックスタイルの建物は中世の美しい街並みに溶け込みます。
写真:Chanos Maya
地図を見るどのゲストルームも、アンティークなインテリアで統一されたクラッシックヨーロピアンスタイル。南欧らしい鮮やかな色使いの陶器や絵画が置かれ、美術館のような優雅な空間です。全17室と少ないですが、そのかわり各お部屋にシッティングスペースなど、ゆったりとくつろげるスペースをたっぷりとっています。また多くのお部屋からは、遠く地中海までを見渡します。
シャーラパレスには8つのルームタイプがあります。デラックスルームの一部はイムディーナの城壁(要塞)の中に部屋があり、マルタ歴史を感じながら時を過ごすことも。17室のうちの4室はアウトドアジャグジーがついています。ジャグジーに身を沈めれば、そこはマルタ島の壮大な景色を望む非日常の空間。この部屋に泊まったゲストだけが味わえる至福の絶景が広がります。
屋敷をホテルに改装しているため、同じルームタイプでもお部屋の広さや眺望は異なります。チェックインの際にはベストなお部屋をリクエストすることをお忘れなく!
写真:Chanos Maya
地図を見るシャーラパレスは、ルレ&シャトーというフランスに本部があるラグジュアリーホテルとレストランが加盟する組織の一員。ホテル内のレストラン「モンディオン」も、常にマルタのトップレストランに数えられています。
数々のコンペティションでの受賞歴のあるシェフ、ケビン・ボネッロ氏が率いるキッチンからの、近海の新鮮な魚やジビエ、フランスなどから空輸した上質な素材を使用した地中海料理が自慢。また、ソムリエが世界各地からセレクトしたワインリストは10ページ以上!日本では珍しいマルタ産ワインも味わうことができます。
ディナータイムのみオープンのモンディオンは予約が必須(日曜休業。営業日、営業時間は変わることがあります。ホームページをご確認ください)。レストランはマルタ島を一望するテラスにあります。何もさえぎられるものがない絶景とともに、極上のお料理を楽しめるワンクラス上のレストランです。
写真:Chanos Maya
地図を見るひっそりと静かな街並みを楽しみたいイムディーナ。それでも昼下がりのメインストリートは、島のダウンタウンからやってくる観光客で賑わいます。
観光客が少なくなった、夕方から夜にかけての街並みが本来の「静寂の街」の姿。夜は街じゅうの電灯が石畳の街をぼんやりと照らします。シャーラパレスはイムディーナにある唯一のホテル。シャーラパレスなら、イムディーナの街で暮らすようにじっくり優雅に滞在ができます。街の魅力を存分に満喫するなら、イムディーナに泊まるのが一番なのです。
夏場はマルタ島のトップシーズン。シャーラパレスもまたフル稼働の毎日です。ヨーロッパがバカンスシーズンに入るとお部屋の予約が取りにくいのも実情。しかしマルタ島は他のヨーロッパの都市に比べて、冬でも比較的過ごしやすい気候が続きます。秋冬に訪ねるのもおすすめです。
シャーラパレスはイムディーナにあるたった一つのホテル。中世の街並みそのままを残す、ひっそりと静かな街の邸宅ホテルでぜいたくなな1日を過ごしてみませんか?
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(2024/12/13更新)
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