巡礼証明書を3日で授与!スペイン・フィステーラの道を歩く

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巡礼証明書を3日で授与!スペイン・フィステーラの道を歩く

巡礼証明書を3日で授与!スペイン・フィステーラの道を歩く

更新日:2015/05/19 12:13

Chiharuのプロフィール写真 Chiharu ライター、熊野リトリート主宰

スペインの聖地・サティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマと並ぶキリスト教の三大巡礼地で、世界遺産に登録されています。時には何ヶ月もかけて徒歩で巡礼する人々がおり、100キロ以上完遂すれば巡礼証明書を授与されます。そんな巡礼路を歩きたくても、日数や体力に余裕がない方もおられるはず。それならば、サティアゴ・デ・コンポステーラからフィステーラの最短3日、85キロの巡礼路はいかがでしょうか?

スペイン・フィステーラ発行の巡礼証明書とは!?

スペイン・フィステーラ発行の巡礼証明書とは!?

写真:Chiharu

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まずはもちろん、巡礼自体が目的で、巡礼証明書は結果としての印ですが、こうして達成できた記録をいただけるのは嬉しいものです。上記写真が、「サティアゴ・デ・コンポステーラ」から「フィステーラ」までを完歩した際の巡礼証明書です。巡礼者の名前と到達の日付けを記載して授与されます。巡礼の手段は徒歩や騎馬、自転車とあるのですが、山道を越えていくフィステーラへの道は、ほぼ徒歩の巡礼者ばかりです。

スタート地点となるのは、スペイン「サティアゴ・デ・コンポステーラ」。ここは、キリストの12使徒である聖ヤコブの遺骸が眠る特別な聖地です。聖ヤコブに詣でるため、最大何百キロもの距離をサティアゴ・デ・コンポステーラを目指して行く巡礼者たちが、毎日辿り着いている最終地点です。

フィステーラの道は、さらにサティアゴ・デ・コンポステーラを出発して、スペイン最西端にある「フィステーラ」が最終地点となります。観光地にもなっているフィステーラは、古い自分を手放して新しく生まれ変わる聖地として人気があります。

フィステーラは、エルサレムから聖ヤコブの遺骸が岬に流れ着いたという伝説の聖地。そういった意味で巡礼のゼロ地点であり、サティアゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼を終えた巡礼者がフィステーラまでさらに歩いたり、この区間だけを目的に行く巡礼者がいるのです。

いざ、サティアゴ・デ・コンポステーラから巡礼スタート!

いざ、サティアゴ・デ・コンポステーラから巡礼スタート!

写真:Chiharu

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まずは予め、サティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街にある巡礼事務所で巡礼手帳(クレデンシャル)を手に入れておきましょう。巡礼手帳には、歩いた記録として立ち寄ったバルや教会、巡礼宿などで巡礼スタンプを押し、道中、残していかなければなりません。

サティアゴ・デ・コンポステーラからフィステーラまでは、歩いて最短3日間の距離です。基本的な目安の行程は以下の通り。
1日目:サティアゴ・デ・コンポステーラ ⇒ ネグレイラ 22キロ
2日目:ネグレイラ ⇒ オルベイロア 33キロ
3日目:オルベイロア ⇒ フィステーラ 30キロ

自分のペースで巡礼することが第一ですので、早ければいいというものでもありません。ハードと感じるならば自分の体と相談して、ゆっくりペースで歩いて途中の村に泊り、日数を費やしても自由です。おおよそのプランを立てて行きましょう。

サティアゴ・デ・コンポステーラからは、自然豊かな山道へと入っていき、峠や小さな村々を越えますが、フィステーラに近づくと次第に海や港が見えて開けてきます。途中には、歴史的建造物もあるので見学しながら進むのが楽しみの一つです!

ルートの目印は、黄色のホタテ貝のモホン(標識)!

ルートの目印は、黄色のホタテ貝のモホン(標識)!

写真:Chiharu

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ルートでは、黄色のホタテ貝のモホン(標識)を追っていきましょう。分岐点や二股の道などの要所要所に設置されて、巡礼者を導いてくれます。時には、黄色のペインキで壁や道路に黄色の矢印(→)が描かれている場合もあります。見失ったら、現在位置の確認が必要です。

巡礼といっても、若者グループからファミリー、年配のご夫婦、一人で歩いている人など、様々に参加しています。地元スペイン人では、休暇を利用してレクリエーション気分で歩いている方も多いです。

宿泊は、巡礼手帳を持っている巡礼者のみが利用できる巡礼宿(アルベルゲ)が便利。1泊6ユーロほどの格安で泊ることができ、男女共用の部屋ですが巡礼仲間たちと触れ合うチャンスです。スペインでは巡礼者へのサポートが確立していますので、利用しながら貴重な巡礼体験を満喫しましょう!

生と死の境、最果ての岬があるフィステーラへ到着!

生と死の境、最果ての岬があるフィステーラへ到着!

写真:Chiharu

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無事、フィステーラへ着いたならば、巡礼宿(アルベルゲ)または観光案内所で巡礼手帳を提示して、念願の巡礼証明書を受け取りましょう。お疲れ様でした!

ですが、ちょっと待って!これで終わりではありません。

天気が良ければ、日没時間を巡礼宿か観光案内所で確認して、フィステーラの岬へ夕陽を見に出掛けましょう。古来から生と死の境とされてきた、最果ての岬。ここから眺める日没は、巡礼者にとって生まれ変わりを象徴しています。巡礼を終え、古い自分を手放して新しく生まれ変わる聖地なのです。

同じの巡礼仲間たちと見守る夕陽は、沈む瞬間に拍手や歓声が起こって感動的。これから新しい人生のスタートが始まっていきます!

おわりに

この巡礼では、キリスト教徒かどうかは一切関係なく、誰にでも門は開かれている内省の旅です。歩こうと決意したならば、その瞬間からあなたも巡礼者です。道は整備され、宿のサポートは揃っていますので、日本からも歩いている人たちは毎年増えています。ぜひ、あなたも巡礼生活を味わってみませんか?

毎日歩くのはハードですが、その分、無事に巡礼を達成した喜びは、何事にも代えがたい充実感でいっぱいとなることでしょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/10/05−2013/10/07 訪問

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