モンマルトルの丘に行く起点となる駅はいくつかありますが、一般的で分かりやすいのはアンヴェール(Anvers)駅でしょう。駅を降りるとモンマルトルの丘へと向かう坂道があり、両脇にはお土産屋さんが軒を連ねています。
駅周辺は大変混雑していますので、スリなどに合わないよう身の回りには十分気をつけましょう。
坂を登りきると視界が開け、青空に向かってそびえ立つ白亜のサクレクール寺院が見えてきます。サクレクール寺院の正面には、高さ5メートルにもなるルイ王とジャンヌダルクの緑の騎馬像が威風堂々と立っています。
ここからは階段を登って頂上へと向かいます。ふもとにはメリーゴーランドがあり、小さな子供連れの家族が楽しんでいて心和む風景が見られます。
丘の頂上まで行かなくても、振り返れば美しいパリの景色を見渡すことができます。ぜひ、途中にある青々とした芝生にゴロンと寝転がり、パリ市民と一緒にくつろいでみましょう。
お昼時であれば、街でバゲットのサンドイッチを買ってきて、のんびりとランチをするのもおすすめです。
モンマルトルの丘に登る坂道や階段がきつい人は、ブランシェ(Blanshe)駅前から出ているプチトランを利用しましょう。プチトランはただ登るだけではなく、約35分かけてモンマルトルの観光名所を周りながら頂上に向かいます。シャンソンの音楽が流れ、英語とフランス語で説明も聴くことができます。
また、モンマルトルの丘の急な階段だけを避けるなら、フニクレールと呼ばれるケーブルカーが便利。アンヴェール(Anvers)駅から坂道を登りふもとまで着いたら、左側に進むと乗り場があります。こちらは、メトロやバスのチケット、回数券やナヴィゴぼ使用も出来るので大変便利です。
<プチトラン>
時間:10時〜18時(4月から9月は〜24時)
料金:6.5ユーロ、12歳以下4.5ユーロ
<フニクレール>
時間:6時〜0時45分
料金:メトロの切符1.90ユーロ
丘の上からパリの街を見渡すと、景観を保つために建物の高さを規制していることがよく分かります。綺麗に高さをそろえた建物がぎっしりと街を埋め、平野のように果てしなく続く絶景が目の前に広がります。
丘の上では、ダンス、リフティング、バイオリン、アコーディオン、なりきり銅像など様々なストリートパフォーマーや大道芸人たちが芸を競い合うように披露しています。
たくさんの観光客とともに、絶景と芸を楽しみましょう。
モンマルトルの丘を楽しんだら、次はサクレクール寺院の内部も見学してみてください。天井が高く、正面には荘厳なモザイク画が描かれています。また、サクレクール寺院のドームにも登ることができますので、ここからもパリの絶景を堪能しましょう。
いかがでしたでしょうか。
モンマルトルの丘周辺は、パリの下町としての風情が残り、散策していても楽しい地区です。ぜひ天気のいい日に訪れてみてください。
〈サクレクール寺院〉
見学可能時間:6時〜22時30分
ドーム:8時30分〜20時、10月〜4月は9時〜19時
料金:6ユーロ
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