写真:しの
地図を見る別府温泉にある「血の池地獄」はその名が示すように赤い地獄です。
酸化鉄、酸化マグネシウムの泥土が噴出しているのでこのような色になっていて、「豊後風土記」には「赤湯泉」と書き記される日本最古の地獄です。
このような貴重な地獄で、地獄自体は熱過ぎて浸かる事ができませんが、血の池地獄の敷地内には浸かる事のできる熱さの足湯がありますので、こちらで浸かる事もできます。
写真:しの
地図を見る血の池地獄の近くにあるのが「龍巻地獄」です。龍巻地獄は間欠泉のある地獄で、こちらは30〜40分に一度、100度近い間欠泉が吹き上がります。
たくさんの人が見る事ができるように階段状の椅子が設けられているので、噴出しを座って見る事ができます。
また、噴出しは6〜10分程度は続くので、その時間にいれば見逃すことも少ないでしょう。
写真:しの
地図を見る龍巻地獄から車で10分ほどのところ8種の地獄の中で一番バリエーションに富む地獄がこちら「かまど地獄」です。
敷地内に1丁目から6丁目まであり、1丁目は赤い地獄、2丁目は赤鬼の像etcと色んな地獄を一堂に集めたような地獄となっています。
また地獄蒸しや手湯、足湯、蒸し湯など、地獄と言えどもレジャー感覚で楽しめる場所ですよ。
写真:しの
地図を見る粘度の高い泥がぽこんぽこんと湧き出る姿が、坊主の頭に似ていることからこの名前がついたと言われている地獄です。
日本庭園風に整備された敷地内は、無料の足湯があるなど、ついつい長居してしまう空間です。
また隣には有料の温泉施設「鬼石の湯」があるので利用してもよいですね。
写真:しの
地図を見る地獄は全て別府内にあります。別府にはいくつかの地域があるのですが、鉄輪地域に白池地獄、鬼山地獄、かまど地獄、山地獄、鬼石坊主地獄、海地獄(本項目のブルーの地獄)と6つ、柴石地域に血の池地獄、竜巻地獄の2つあり、それぞれ特色があるので紹介しきれない魅力があります。
例えば、白池地獄はその青白い色と熱帯魚のプチ水族館があったり、海地獄は天然ものとは思えないコバルトブルーの地獄と敷地内にはオオオニバスと言うアマゾン原産の大きなハスがあったり、それ以外にも小さな動物園がある山地獄などなど。
全てまわるとそれぞれ個性豊かな温泉に出会えて面白いのですが、時間を考えて、気になる地獄だけめぐっても十分に楽しめます
全ての共通の問い合わせ先は「別府地獄組合」です。
是非地獄を巡りに別府を旅されてはいかがでしょうか?
電話番号 0977−66−1577
料金 各400円 共通観覧券2000円
営業時間 8時〜17時
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
しの
幼い頃から歴史が好きで大学の専攻は東洋史。西国お遍路からピラミッド(エジプト留学あり)やモヘンジョダロまで国内外の史跡巡りをしてきました。最近では史跡めぐりは勿論、趣味が高じて調理師免許を取得。それに…
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(2025/2/10更新)
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