まず、深谷駅北口を出たところにある広場には渋沢栄一の像があります。ここから深谷市の渋沢栄一めぐりがはじまります。
駅から次のスポットまでの交通手段ですが、車の方以外ですと、目的地まで歩いて約1時間、タクシーだと片道2000円前後、バスもありますが数時間に1本。バスはオススメできません。お金を気にせず目的地まで行きたい方はタクシーでもよいのですが、時間と体力のある方は片道を歩いてみるのがオススメです。深谷はレンガの街としても知られているので、途中にレンガの建物が多く見られ、それらを眺めながら歩けます。
渋沢栄一が創設した第一銀行の関係者が、喜寿を祝って大正5年に世田谷に立てた会議棟で、取り壊しの際に深谷市によりこの地に移築されました。
立派なレンガ造りで大正期の名建築といわれている「誠之堂」と、スペイン風の「清風亭」の二つがあります。
建物内部も見学が可能で、シルバーガイドの方が常時おられ、声をかけると案内してくださいます。ここで注意が必要ですが、ガイドの方に声をかけないと中には入ることができないので、見学されるときはガイドさんに声をかけましょう。
建物内は撮影可能になっているので、記念撮影をしましょう。写真は誠之堂の内部です。
住所:深谷市大字起会84番地1
二つの建築物から徒歩30分ぐらいのところに、渋沢栄一の生家があります。
渋沢栄一の生家は明治25年に焼失しましたが、翌年妹婿によって再建されたものが現在ものこっています。渋沢家全盛期の建物で、和風の家は豪華さがあります。引き戸1枚が100万円はするということです。
庭には渋沢栄一の像があり、生家を見つめるように立っています。
深谷市は渋沢栄一を地元の偉人として力を入れているので、各施設では丁寧に案内してくださるガイドさんがおられます。渋沢栄一について尋ねたいことや、またほとんど知らない方にも親切に対応してくださいます。
人の賑わう観光スポットではないので、自分のペースで、ガイドさんにマンツーマンで案内していただくことができますので、渋沢栄一について学ばれてみてはいかがでしょうか。
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