聖なる砂の塔・米モニュメントバレー「ゴールディングスロッジ」からながめる幻想的な朝陽

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聖なる砂の塔・米モニュメントバレー「ゴールディングスロッジ」からながめる幻想的な朝陽

聖なる砂の塔・米モニュメントバレー「ゴールディングスロッジ」からながめる幻想的な朝陽

更新日:2017/09/28 16:37

ザーカー 久美子のプロフィール写真 ザーカー 久美子 アメリカ在住ライター、歌人、フローリスト、馬愛好家

アメリカを漢字で書くと「米国」ですが、映画産業の中心地「聖林」といえば?正解は、ハリウッドです。それでは、「聖なる砂の塔」のある場所といえば?

今回は、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー(パート3)」のロケ地で、アメリカ南西部にある聖なる砂の塔・モニュメントバレーの宿「ゴールディングスロッジ」をご紹介します。ロッジのベランダからは、主人公・マーティとドクが見た130年後の荒野が広がります。

ナバホ族の聖地・モニュメントバレー

ナバホ族の聖地・モニュメントバレー

写真:ザーカー 久美子

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アメリカ南西部のユタ州とアリゾナ州にまたがるモニュメントバレー(Monument Valley)は、ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)から北東へ、車でおよそ6時間半の距離にあります。

モニュメントバレーは、北米先住民族・ナバホの居留地(Navajo Nation)で、正式名称は「モニュメントバレー・ナバホ部族公園(Monument Valley Navajo Tribal Park)」。アメリカの国立公園ではなく、ナバホ族が管理・運営しています。

赤褐色の荒野に取り残された砂岩の丘は、1億6千年前から存在し、現在も浸食されています。晴天の多い土地の、澄みきった青空にそびえる姿は、まさしく地球の記念碑(モニュメント)。その残丘のふもとに立つ宿が「ゴールディングスロッジ(Goulding’s Lodge)」です。

ハリウッド映画とオーナー夫妻の関係とは?

ハリウッド映画とオーナー夫妻の関係とは?

写真:ザーカー 久美子

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1920年代初め、この地で暮らし始めたゴールディング夫妻は、1928年に交易所を開設しました。ナバホの人たちは、彼らに美しい銀細工や織物を渡し、食料品や日用品などと交換しました。

その10年後、世界恐慌で受けた地域の経済回復を目指し、夫妻はアメリカ映画のメッカ・ハリウッドへ。幸運にも、彼らは次回作のロケ地を探していたジョン・フォード監督と出会い、「駅馬車」の撮影がモニュメントバレーで行われました。
その後、同監督は「黄色いリボン」や「荒野の決闘」など西部劇の名作を次々と世に送り
出し、ロケ地であるモニュメントバレーは人気の観光地となっていきました。

ハリウッドの漢字表記「聖林」の由来ですが、HollywoodのHolly(モチノキ / クリスマスの飾りに使われる柊)をHoly(神聖な場所)と誤ったためと言われています。

そんなハリウッド映画にゆかりのある「ゴールディングスロッジ」には、ロッジのほか、ログハウスとキャンプ場があります。
敷地内には、スーパーマーケットやみやげ物屋、フードコート、ガソリンスタンドもあり、とっても便利。屋内温水プールでは、長距離ドライブで疲れた身体を、大きく伸ばしてリラックスできます☆

「ステージコーチ・ダイニングルーム(Stagecoach Dining Room)」では、アメリカ南西部の料理のほか、地元の名物料理で、トルティーヤのように平たい揚げパンにたっぷりの新鮮野菜をのせた「ナバホタコ(Navajo Taco)」が味わえます。

西部劇の名作はこの宿ありき

西部劇の名作はこの宿ありき

写真:ザーカー 久美子

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ロッジの西側には「ゴールディングス博物館(Goulding’s Museum / 寄付制)」があり、ナバホ族の工芸品や映画のポスターの展示、1940〜50年代に夫妻が暮らした家が再現されています。

博物館の裏手には「ジョン・ウェイン小屋(John Wayne’s Cabin)」があります。元々貯蔵庫として使われていた建物で、「黄色いリボン」にも登場しています。

ジョン・フォード監督作品を見たことがない方は、小屋のとなりにある「アース・スピリット・シアター(Earth Spirit Theater)」へどうぞ。無料で映画鑑賞ができます。映画の世界と実際のモニュメントバレーを、ぜひ比べてみてください。

アースカラーの部屋から眺める自然のモニュメント

アースカラーの部屋から眺める自然のモニュメント

写真:ザーカー 久美子

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アメリカ南西部のスタイルをとりいれたモダンな部屋は、モニュメントバレーにふさわしいアースカラー。清潔で、十分な広さがあります。
ベランダからは、美しい残丘を望むことができます。紺碧に映える丘もさることながら、おススメはなんといっても朝陽に浮かぶ記念碑です。

ファンタジックな朝陽に感動!

ファンタジックな朝陽に感動!

写真:ザーカー 久美子

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雲海に浮かぶ幻想的な大地の塔。朝焼けに影法師になる美しい丘は、太陽が昇るにつれ、本来の赤い岩肌をさらけ出します。

夢のような光景に自身も溶け込みたい、という方におススメなのが、ロッジが催行している「サンライズツアー(Sunrise Tour)」。日の出前にスタートし、絶景ポイントからご来光を拝む2.5時間のツアーです。(例年4月から10月末まで催行)

1日&半日ツアーのほか、夏季限定の「サンセットツアー(Sunset Tour)」や「満月ツアー(Full Moon Tour)」もあります。詳しくは、ロビーにあるツアーデスクまでどうぞ。

おわりに

名作映画のロケ地・モニュメントバレーにある「ゴールディングスロッジ」から、大地と太陽の息吹を感じてくださいね。

〈一旅一首〉
岩肌は雨に浸食されていく肌にかくれた心でさえも

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