南仏・アンティーク集中地「リル・シュル・ラ・ソルグ」は運河の清流も魅力的

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南仏・アンティーク集中地「リル・シュル・ラ・ソルグ」は運河の清流も魅力的

南仏・アンティーク集中地「リル・シュル・ラ・ソルグ」は運河の清流も魅力的

更新日:2015/06/15 17:45

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

アンティーク愛好家に知られる町リル・シュル・ラ・ソルグには、とんでもない数のアンティーク店が立ち並び、毎週日曜日にはマルシェ(市)も立ちます。このマルシェではアンティークだけでなく、プロヴァンスの特産品や食料品も売られ、アンティークにさほど興味がない方も楽しめます。何より、運河の町自体が美しく、その景観に心癒されることでしょう。

すごいの一言!これぞアンティークの町!!

すごいの一言!これぞアンティークの町!!

写真:小谷 雅緒

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南仏プロヴァンスは、アンティーク業者やアンティーク市開催数が非常に多く、プロの業者から一般の愛好者まで、さまざまな立場の人が掘り出し物を求めてやってきます。とはいえ、プロヴァンスは広く、限られた滞在日数の中、車がないと行けない(あるいは現実的できない)場所が多いのが実情です。

リル・シュル・ラ・ソルグ[L’lsle-sur-la-Sorgu]は、プロヴァンスの拠点の町のひとつであるアヴィニヨンから近く、鉄道またはバスでアクセスできます。見どころはすべて徒歩で回れる大きさで、アンティーク店が集中するエリアも、駅またはバス停からすぐなので、訪れやすいでしょう。

写真をご覧ください。向かって左に常設のアンティーク店が並び、右がアンティーク市の出店の様子です。

右も左もぜ〜んぶアンティーク店

右も左もぜ〜んぶアンティーク店

写真:小谷 雅緒

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次の写真も向かって左が常設のアンティーク店の並び、右がアンティーク市で出店しているブースの様子です。マルシェは毎週日曜日、午前中メインでプロヴァンスの特産品や食料品も売られ、とても活気にあふれます。アンティーク市は終日続き、この町の名物です。

日曜日の定期市以外にも、年に数回、極めて規模の大きな市が催されます。ただし、リル・シュル・ラ・ソルグはアンティークのメッカとして知られているため、国内外からの観光客も多く訪れます。そのため、観光客狙いの店や出店業者も少なくありません。

つまりは、持ち帰ることができるサイズの商品も、多く見つかるということです。もちろん、家具のような大物も。出店業者はプロで、商品の状態も良いため、全体的に価格はさほど安くはありません。やはり交渉は必要です。

水車が回る運河も目の保養に

水車が回る運河も目の保養に

写真:小谷 雅緒

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リル・シュル・ラ・ソルグと長ったらしい名前ですが、意味は「ソルグ川の島」。町の中はソルグ川とその支流、運河が縦横に流れ、あちこちに古い水車も見られます。しかも、その水の透明度の高さ!アンティーク品に負けない目の保養になります。17〜18世紀の古い建物とマッチして、絵になる風景です。

アンティーク店の多くは旧市街の外にありますが、旧市街の雰囲気も味わいがあり、とてもすてきです。センスの良い雑貨店も多く、プロヴァンスのおみやげ探しにも適しています。つまり、アンティークにさほど興味のない人にも楽しめる町です。

フランスならではのブロカント品

フランスならではのブロカント品

写真:小谷 雅緒

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自家用車やバスでリル・シュル・ラ・ソルグに向かう道中には、やたら[Brocante]と書かれた店を発見することでしょう。「ブロカント」とはアンティークほど古くはないけれど、実際に使われていた家具や道具のことで、フランスで好まれているアンティークのジャンルのひとつです。アンティーク品のような美術的価値や希少価値よりも、一般人が使っていた道具にドラマやノスタルジーを感じて楽しむものです。

ブロカント商品は大型の家具や古道具が多いため、車がないと持ち帰ることができません。そのため、駐車場付き店舗である必要があり、町中心部より、街道沿いにあるのです。

*写真はマルシェで売られているホーローのプレート

カフェで休憩しよう!レストランもロマンティック。

カフェで休憩しよう!レストランもロマンティック。

写真:小谷 雅緒

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やはりマルシェは午前中が勝負です。ここは半観光マルシェなので、早朝から行く必要はありませんが、遅くとも10時には到着していたいですね。アンティーク出店者は9時くらいから商品を並べ始め、だいたい10時ごろに準備を整えます。早く着きすぎたら、カフェでカフェ・オ・レでもいかがですか?

リル・シュル・ラ・ソルグの飲食店は、アンティークの町ならではのインテリア、つまり、多くの店がブロカント品を什器にしていたり、ツタの絡まる古い邸宅を改造したりと、とても凝っています。ブロカント品を使うと、なるほど、こういう味わい深い雰囲気になるのか、とインテリアコーディネートの参考になりますよ。

もちろん、天気の良い日は川を眺めながらのテラス席も良いでしょう。地元民は(多少寒くても、あるいは暑くても)外が大好きです。

探し物がなくても行ってみたい

リル・シュル・ラ・ソルグはパリに次ぐアンティークの集中地で、しかも、パリよりもたいへんコンパクトに集中しています。さらに言えば、パリよりは価格も(滞在費も)安く済むというメリットも。

アンティークもジャンルが広く、店によって取扱いが異なります。リル・シュル・ラ・ソルグには7か所のアンティーク村があり、これはアンティーク店のモールです。つまり、一か所に何軒もの店が入っています。アンティーク村はどこも入りやすい雰囲気なので、まずはここで様子をうかがっても良いでしょう。飲食店の入っているアンティーク村もあるので、実はモールのトイレをこっそり借りられることがポイント(笑)。

アンティーク抜きでも魅力的なリル・シュル・ラ・ソルグでは、春から秋にかけて、アンティーク以外のイベントやマルシェも頻繁に開催されます。イベントカレンダーを要チェックです!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/10−2015/04/13 訪問

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