東京羽田から福岡まで飛行機で1時間35分、福岡から佐世保までバスで2時間弱、そして佐世保から高速船に乗って1時間40分で、五島列島の小値賀島へ。高速船は1日2便ぐらいしかなく、午前と午後の1本ずつ。
ここまでしてその島に行く価値はあるのか?あるんです!古民家をリノベーションした古民家ステイや、移住者も多いことでわかる居心地のよさ。そしてなんといっても豊かな自然。ストレスのない癒しの夏休みを過ごすのにぜひおすすめしたい島です。
小値賀島で島リゾートを満喫する方法は、まず、おぢかアイランドツーリズムのホームページから気になる宿をチェック。島には民宿ステイと貸し切り宿ステイがありますが、すべておぢかアイランドツーリズムからの予約となります。ここでしっかりと宿を確保したら、あとはもう島へ向かうだけです。
小値賀島へ上陸するとおぢかアイランドツーリズムの方が迎えてくれ、宿のカギの返却方法や島の紹介といった簡単なガイダンスを受けます。レンタカーを借りない場合は宿まで車で送ってくれいます。
小値賀島はクルマで一周40分ほどと、驚くほど小さい。名物はハガツオやイサキといった魚介類、そしてアーモンドといったぐらいでそれほど有名な名物もない。街は歩いても20分ぐらいでだいたい見終わります。
港の近辺にスーパーマーケットが2つ、日用品店、お酒屋さん、食べ物屋さんが数軒程度。がしかし、このなんとも日本だけど日本じゃないような非日常がたまらなく楽しい。街中は誰も住んでいないんじゃないかと思うぐらい、人通りがなく、静か。まるで白昼夢のような非日常感を満喫できます。
海は当然、日本とは思えないほどきれいです。青い空、碧がかった透明な海、澄んだ空気、真夏の日差し。夏休みにほしかったものすべてがここにあります。小値賀島の海水浴場のよさ、それはとにかく人がいないんです!
特に「白浜海水浴場」は海水浴場がひとつ、まるごと貸切状態です。なんという穴場。夏以外も穏やかな海を眺めるだけで、日常を忘れられる至福の時間を過ごせることでしょう。
海の中は、ちょっと潜ると普通に魚たちがたくさん見られます。生態系のお勉強にももってこいです。当たり前ですが、ビーチも自由に掘り放題、木々に囲まれてるので天然のパラソルの下で昼寝、とワイルド海水浴が楽しめます。
もう一つおすすめなのが、「柿の浜海水浴場」。
こちらは貸切、とまではいかないまでも、だいたい5、6組ぐらいしかいません。シャワーやロッジなどの設備がきれいなのも好印象。そしてこの海水浴場で一番いいのは波がなく、遠浅なこと。小さい子供だけで遊ばせてても、ビーチから安心して見ていられるのでファミリーの海水浴に適しています。
小値賀島のドライブも相当非日常感で楽しいです。とてものどかな、渋滞などあるはずもない、すっきりとしたドライブが楽しめます。もちろん、レンタカー屋なんてありません。ここもおぢかアイランドツーリズムに手配してもらいます。
レンタカーといっても、日本本土のレンタカーを想像してはいけません。レンタカーの車種は軽自動車のバン、のみです。いわゆる酒屋の配達用のバンです。これはこれでワクワクしませんか?
お値段は1日4500円とリーズナブル。島は橋のかかった斑島も含めてだいたい一周40分ぐらいです。港町エリア以外は、日本とは思えないワイルドな風景が続きます。起伏のある道路や、ちょっとした集落など、のんびりドライブ。
クルマのCMに出てきそうな海に切り立った崖沿いのコースもあり、やはり日本とは思えないドライブを味わえます。青い空ときれいな緑、たまに牛。日常のストレスが消えていく癒しのドライブです。
小値賀島の魅力、それは都会人でも気軽にストレスなく大自然を満喫できることです。おぢかアイランドツーリズムのサポートが万全なのもその一因でしょう。
もちろん、豪華な会席料理やホテル並みのサービスがあるわけではありません。あくまで、都会の人が自然の中で暮らす際に、ちょっと手助けしてくれるレベル。
でも、その距離感が絶妙です。いきなり離れ小島に旅行に行くのは不安、でも、手付かずの大自然の中で過ごしてみたい、そんな初心者こそ行くべきリゾートです。
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(2023/11/29更新)
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