写真:村井 マヤ
地図を見る神石高原町は、広島ICから東城ICまで約90分、東城ICから国道182号線を通って約30分、福山市からだと庄原市東城町、岡山県の新見市へ抜ける国道182号線で約50分の距離。国道182号線は、神石高原町の観光スポットを巡るのに適した道路。この国道沿いに、今回ご紹介する神石高原町の「学校食堂」があります。
森林を駆け抜ける爽やかロードで、途中幻の焼き物「姫谷焼き」の登り窯跡などを通り、道の駅「さんわ182ステーション」などもあります。道の駅は、休憩所としての利用や、新鮮な野菜や神石高原町の名産などを買うことができます。地元産の食材にこだわった料理を提供している人気のレストランもあり、お食事処として情報収集の場としてもご利用になれます。
途中、上記の施設に立ち寄りながら、素朴で心和む里山ドライブを楽しんで下さい。しばらくドライブすると見えてくるのが、標高500mの地に建つ小学校・・。でも、普通の小学校ではありません!「学校食堂」へと姿を変えた懐かしスポットなんですよ。
「学校食堂」は、昭和59年に閉校した三和町立井関小学校の校舎を利用した食堂であり資料館です。
ちなみに神石高原町は、2004年11月に神石郡の三和町、神石町、豊松村、油木町が新設合併してできた町です。
写真:村井 マヤ
地図を見る小学校の敷地や校舎はそのままで、懐かしい里山の小学校という風情を残しています。
「学校食堂」には、可愛い動物たちがいます。まずは、看板犬のあずきちゃんにやぎのゆきちゃん、ポニーのきな子ちゃんです。それぞれのんびり自由に過ごしています。
こちらは、神石高原町くるみる会「学校食堂」というのが正式名称で、正面玄関には立派な木の看板も。
玄関を入ると、昔のオルガンなどが置いてあり、「ああこんなの教室にあったな・・」など記憶がよみがえる方もいらっしゃるのでは・・。校舎内へは、靴を抜いで入って下さいね。
写真:村井 マヤ
地図を見る写真は、ステーキランチA、B、Cと3ランクあるうちのA「神石牛ステーキ」です。そもそも神石牛とはどんな牛なんでしょうか?
この神石郡は、広島県下でも和牛改良の歴史が古い地域。そのため、広島県の牛といえば神石牛と言われるくらいです。
歴史は古く、大正天皇崩御で、御大葬の儀が挙行されるにあたり神石牛「豊萬号」が御下命を賜る栄誉に・・。これは大変異例なことで、京都の丹波牛以外では初めてのことでした。
その後、独自の改良を重ね、その血統を引き継ぐ神石牛は、種牛・肉質両面で日本一の栄冠にも輝いています。 歴史ある黒毛和牛の神石牛。愛情をたっぷりかけられ、徹底した飼育管理がされています。
柔らかい上質の神石牛がこの値段(1950円:税込)で!と思われるくらいお手頃です。ただし、学校食堂の方いわく、もっと良い部位(ヒレなど)だと、この値段では食べられないとのこと。
「それでも、美味しい部分を選んでます」「とっても柔らかくて美味しいですよ」と自信を持ってのおススメ!是非、一度はご賞味下さい♪
ちなみに写真奥に見えるのは、「牛スジカレー」です。昔ながらのカレーの味で、神石牛の牛スジも柔らかくて美味しいです。
写真:村井 マヤ
地図を見る写真は、お食事ができるお部屋。左奥にペパーミントグリーンのドアが見えますが、そのドアの向こう側は予約席なんですよ。
写真左手の黒板にメニューが書かれています。カップルには、カップル限定ランチ「恋するランチ」(2400円:税込)がおススメです。
2人で1つの料理をシェアしながら食べるものですが、結構ボリュームがあるので、2人で分け合いながらゆっくり食べたらお腹いっぱいになりそう・・。そのほかにも、「なつかしい給食」など本当に昔の給食のようなメニューもありますよ。昔懐かしい、冷凍ミカンはすごーく冷たいけど、素朴で美味しいデザートです。「なつかしい給食」や「牛スジカレー」にもついてきますので、頼んでみてはいかがでしょう♪
神石高原町は、平成25年4月1日に「恋人の聖地」に選定され、「恋するデートコース」などのおすすめコースの紹介もされています。
その「恋するデートぐるめ」として、今回ご紹介した「学校食堂」も紹介されています。ほかにも見どころが多い神石高原町ですが、まずは手始めにノスタルジックな雰囲気で、リラックスできるランチタイムはいかがでしょうか?高原の風が、忘れていた何かを運んできてくれるかも知れませんよ・・。
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(2024/4/19更新)
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