あじさいの名所といえば鎌倉!オススメあじさいスポット5選

あじさいの名所といえば鎌倉!オススメあじさいスポット5選

更新日:2015/05/24 17:10

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン
鎌倉は、歴史の街。そして四季の花の美しい街でもあります。鎌倉を代表する花と言えば、梅雨の鎌倉の象徴とも言える紫陽花。「あじさいと言えば鎌倉!」というイメージをお持ちの方も多いことでしょう。
今回は、鎌倉に数あるあじさいの名所の中から、特におすすめの5つのスポットをご紹介します。日本を代表する「あじさい寺」から街角に咲く可憐な花まで、梅雨の鎌倉はあじさいで満ちています。

美しすぎる明月院ブルー!

美しすぎる明月院ブルー!

写真:渡部 洋一

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まず初めにご紹介するのが、鎌倉のあじさいを語る上で欠かすことのできない明月院!鎌倉を、日本を代表する「あじさい寺」です。
境内に咲き誇るあじさいは約2500株!明月院のあじさいの大きな特徴は、何と言ってもそのほとんどが「ヒメアジサイ」と呼ばれる日本古来の品種で意図的に統一されていること。透明感のある青一色の美しい景観は、「明月院ブルー」の愛称で親しまれています。
鎌倉であじさい巡りをするなら絶対に外せない、名所中の名所です。

鎌倉を代表する「花の寺」、長谷寺のあじさい

鎌倉を代表する「花の寺」、長谷寺のあじさい

写真:渡部 洋一

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次にご紹介するのは、明月院と並んで全国的な人気を誇るあじさいの名所、長谷寺です。
鎌倉を代表する「花の寺」として有名な長谷寺では一年を通して四季折々の花が訪れる人々の目を楽しませてくれますが、中でも圧巻なのが梅雨に咲くあじさい。
境内に群生する青、紫、ピンク、白など色とりどりのあじさいは、なんと約2500株、40種類以上と言われています。「花の寺」の称号にふさわしい見事な景観が観光客の目を奪う、鎌倉が世界に誇るあじさいの名所です。

鎌倉五山2位の名刹、円覚寺

鎌倉五山2位の名刹、円覚寺

写真:渡部 洋一

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臨済宗円覚寺派の大本山として鎌倉五山第二位に列せられる鎌倉を代表する観光名所、円覚寺。
あじさいの名所としては前述の明月院や長谷寺ほどの知名度はありませんが、格調の高い名刹が放つ厳かな空気の中にしっとりと咲くあじさいには、数千株規模で群生するあじさいとはまた違った趣があります。歴史の中に咲く可憐なあじさいの花を、じっくりと味わいましょう。

ゆったりとあじさいを観賞するなら、光触寺がおすすめ!

ゆったりとあじさいを観賞するなら、光触寺がおすすめ!

写真:渡部 洋一

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街中にあじさいの名所が点在する古都鎌倉。6月から7月にかけてのシーズンには日本全国から観光客が集まり、中でも特に有名な明月院や長谷寺、成就院(2015年は工事のため紫陽花の観賞不可)等は、混雑を覚悟しなければなりません。
そこで「鎌倉であじさいを見たいけど、人混みは苦手」という人におすすめなのが、鎌倉中心部から少し離れた場所にある光触寺。ピンク色の見事なあじさいが美しいけれど、あまり知られていないあじさい観賞の穴場です。明月院や長谷寺のように数千株というスケールの群生ではありませんが、静かなお寺の中でゆったりとあじさいを眺めることができます。

鎌倉の街角に色を添える、あじさいポスト

鎌倉の街角に色を添える、あじさいポスト

写真:渡部 洋一

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鎌倉であじさいを楽しめるスポットは、寺社だけではありません。写真は、江ノ電長谷駅と極楽寺駅の間、星の井通りにある「あじさいポスト」。街歩きの途中であじさいを楽しめるスポットとして有名です。
せっかく梅雨の鎌倉を訪れたのなら、観光名所と呼ばれる場所だけでなく、街角に咲くあじさいにも目を向けてみたいですね!

鎌倉にあじさいを見に行こう!

いかがでしたか?
梅雨の鎌倉は、あじさいの街。「あじさいと言えば鎌倉」というイメージが定着するほど、その美しさは見事です。
鎌倉のあじさいの見頃は、例年6月中旬から7月上旬。じとじととした雨が続き気分が重くなりがちな梅雨ですが、この季節にしか見ることの出来ない美しい鎌倉を味わいに、あなたも出掛けてみませんか?心を晴らしてくれる鮮やかなあじさいの花々が、そこには待っています。

なお、明月院と長谷寺のあじさいについては、記事下部にある「MEMO」のリンク先で詳しくご紹介しています。また、各寺へのアクセス、入場料等の情報も、同じく「MEMO」よりご覧いただけます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/06/14−2011/06/16 訪問

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