有馬富士公園でまず驚くのがその広さです。徒歩による散策を前提とした公園にしては、あまりに広く、その面積は178.2ha(東京ドーム、約38個分)。
ちなみにこれは現在開園している部分の面積で、今後の計画では416.3ha(東京ドーム、約89個分)まで広げるとのことです。
なので、この公園を散策しようと思ったら、地図は必須アイテム!公園入口にあるパークセンターにて無料で手に入れることができます。
有馬富士公園には、多くの散策路と、「生態園」と呼ばれる植物の見本園があります。どこも歩きやすく整備されていて、ベビーカーを押しながらでも移動できるほど。
林の中をゆっくりと歩けば、心身ともにリラックスすること間違いなしです。
特におすすめなのは、「鳥の道」という林の中の散策路。公園内に住む多くの鳥たちのさえずりを聴きながら、木々の隙間から差し込む柔らかい日差しに包まれる……そんな極上の時間が味わえます。
有馬富士公園の中央にある福島大池。この北に位置するのが公園のハイライトともいえる、茅葺民家と、棚田です。
住んだことはなくても、どこか懐かしさを覚える茅葺民家。実際に中に入ることができます。民家の前には水車の水音を聞きながら、縁側に座ってのんびりとする、そんな昼下がりを過ごしてみてはいかがでしょうか?
棚田も必見。早苗から稲穂まで、四季折々の姿をみることができるだけでなく、実際に田植え体験などにも参加できます。
公園の南に位置する「あそびの王国」。ここは、三田市に伝わる民話をもとにつくられた小さなテーマパークです。
鬼の子どもをイメージした巨大な滑り台を中心に、吊り橋やジャングルジム、芝生広場などが広がります。家族連れが多く、テントを持ち込んで、のんびりする方々もいらっしゃいます。大きな滑り台だけでなく、赤ちゃんや幼児でも遊べるような、小さなものも別に用意されており、いつも子どもたちでにぎわっています。
屋外で体を動かすことが中心になりがちな有馬富士公園ですが、三田市有馬富士自然学習センター(「キッピー山のラボ」)では、屋内でじっくりと三田市の自然を学ぶことができます。といっても、難しい資料館のような場所ではなく、子どもから大人まで、楽しく遊びながら自然を学べるような工夫がしてあります。巨大なクワガタの模型があったり、展示室と展示室の間が滑り台やトンネルでつながっていたり、広い水槽をカメや魚が泳いでいたり、と飽きさせることがありません。
穴場は、屋上の展望台。有馬富士周辺が一望できるだけでなく、ベンチや机も用意されていて、風に当たりながら休憩をとることができます。
(本文下MEMOに「三田市有馬富士自然学習センター」へのリンクがあります)
いかがでしたでしょうか?
有馬富士公園は、JR宝塚線新三田駅からバスで5分、車の場合は、中国自動車道神戸三田ICから車で15分となっております。駐車場は第1〜第3駐車場、更に臨時駐車場もあり、全て含めると800台近くにもなります(もちろん無料です)。空きがないことはまずないので、車で来場する際も安心です。
イベントも多く開催されており、その種類も、歌手がやってきて屋台がでるほどの大きなものから、野山の散策など家族連れをターゲットにしたものまで、多種多様。公園のホームページで特集されていますので、ぜひチェックしてみてください。
仕事に、家事に、子育てに忙しく、たまの休みはリフレッシュしたいと思っている方、そんなときはぜひ有馬富士公園にいらっしゃってください。極上の癒しと和みの時間が、ここで貴方をお待ちしております。
(本文下MEMOに「有馬富士公園」へのリンクがあります)
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