日本一330万輪の絶景!下田あじさい祭りの撮影ポイント

日本一330万輪の絶景!下田あじさい祭りの撮影ポイント

更新日:2016/05/23 14:53

藤田 聡のプロフィール写真 藤田 聡 温泉研究家、紅葉ガイド
下田あじさい祭り(静岡県下田市)は、下田公園で毎年6月に行われます。15万株330万輪のあじさいが、起伏の激しい公園を埋め尽くす様子は、まさに絶景!日本一の規模で、写真撮影にも最適です。

今回は写真撮影の観点から、撮影地や考慮点を紹介します。絶景ポイントでもあるので、絶景を見たい方にも役立ちます。紫陽花の絶景が楽しめる、下田あじさい祭りは断然おすすめ。6月に伊豆方面へ旅行する際には、必見です!

下田あじさい祭りの撮影ポイント「a地点」の下から「c地点」周辺

下田あじさい祭りの撮影ポイント「a地点」の下から「c地点」周辺

写真:藤田 聡

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下田あじさい祭りの撮影ポイントに名称は無いので、公式リーフレット表面の会場マップで説明します。当記事最後の「MEMO欄」の公式サイトからダウンロード出来ますので、参照して下さい。

最初の撮影ポイントは、マップのおすすめビューポイント「a地点、日本一のあじさい群生地」と書かれた下の、オレンジ色のコース沿い。少し進むと「c地点、360度あじさいに囲まれる」の場所です。時期により、紫陽花が一番咲いている場所が異なるので、この付近で一番気に入った場所で撮影しましょう。

下田公園は山城の跡なので、平地ではなく山そのもの。遊歩道は整備されていますが、歩き易い靴で行く必要があります。アップダウンも激しく、沢山の紫陽花を見る為には、坂を沢山登る覚悟が必要です。祭り開始当初は、標高が低い所が満開ですが、最盛期には山の上の方が満開になるので、手前で時間を取らずに、どんどん登って行きましょう。

下田あじさい祭り、最大の撮影ポイントは「d地点」

下田あじさい祭り、最大の撮影ポイントは「d地点」

写真:藤田 聡

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下田あじさい祭り、最大の撮影ポイントは「d地点、見下ろせる群生地」です。地図では分かり難いのですが、実はこの付近の細い遊歩道を登っていくと「a地点」に至るのです。つまり、「a地点」から「d地点」まで連続した巨大な群生地なのです。日本一の規模だと言われるのも、納得のスケール感です。

しかし、写真撮影の観点では、考慮点があります。あまりに巨大な群生地なので、一枚の写真に納める事は出来ません。また「d地点」から見下ろすと、肉眼では絶景ですが、写真では紫陽花が点にしか写らないので、迫力がありません。

下田あじさい祭り、撮影ポイント「d地点」は下から写そう!

下田あじさい祭り、撮影ポイント「d地点」は下から写そう!

写真:藤田 聡

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下田あじさい祭り、最大の撮影ポイント「d地点」は、下から写すのがおすすめ。手前に紫陽花のアップを入れて、奥の斜面にずっと群生地が続く様子を納める事が出来ます。この斜面には遊歩道も沢山あり、紫陽花に囲まれた写真が撮れるので、記念撮影にも最適です。

公式マップでは、オレンジ色のルートで左回りに行くように書かれていますが、あじさいの絶景が目的なら、右回りで「d地点」に直行するのが、断然おすすめです!

下田あじさい祭りでは「お茶が崎展望台」も必見!

下田あじさい祭りでは「お茶が崎展望台」も必見!

写真:藤田 聡

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下田あじさい祭りを堪能する為に、下田公園の最上部まで登ったら、点在する展望台にも行きましょう。特に必見なのが「お茶が崎展望台」。眼下に下田海中水族館を望み、下田湾から太平洋まで一望する絶景に、思わず歓声を挙げる程です!

下田海中水族館では、海洋生物の各種ショーが随時行われ、二時間程度で一通りのショーを見物出来ます。ペンギンやアザラシも、非常にキュートで断然おすすめ。詳細は別記事で紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事の最後にリンクあり)

下田あじさい祭りの見頃時期は?

下田あじさい祭り自体は、6月一杯実施されますが、最盛期は6月下旬。実際、今回掲載した写真は、2014年の最終日に撮影したもので、7月初頭でも十分楽しめます。

ただし、天候により見頃が前後する場合もあります。観光協会のサイトで開花状況が詳細にレポートされるので、旅行計画の参考に出来ます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/30 訪問

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