写真:やま かづ
地図を見る手づくりクッキーで特に人気があるのが、この2店、「ジェニー・ベーカリー(珍妮曲奇)」と「クッキー・カルテット(曲奇四重奏)」です。
「香港土産はクッキー」と言われても何だか唐突な気がするかもしれませんが、もともと香港はイギリスの植民地でした。ですから、洋菓子文化は中国領土となった今でも食生活に根づいているので、クッキーに人気が出るのもうなずけます。ましてや、それが地元の香港製で、おいしいとなるとなおさらです。
手前の丸い熊のデザインが「ジェニー・ベーカリー」、奥の四角い落ち着いたデザインが「クッキー・カルテット」のスチール缶です。どちらも、ちょっと気のきいたお土産として人気がありますよ。
写真:やま かづ
地図を見る「ジェニー・ベーカリー(珍妮曲奇)」のクッキーセットは、2種ミックスのバタークッキー、4種ミックスのバタークッキー、8種ミックスのナッツクッキーと、それぞれSサイズ、Lサイズがあります。
その中でも、人気があるのは8種ミックスのナッツクッキーSサイズセットで、開店早々になくなってしまうこともあるようです。クッキー缶の中には無添加バターを使った手焼きクッキーがびっしり!すき間には緩衝材が一切使われていないので、缶の大きさ、重さがそのままクッキーです。
なお、スチール缶の熊のぬいぐるみのデザインは不定期で変更されます。
写真:やま かづ
地図を見る「ジェニー・ベーカリー」は2005年に創業、その後、あれよあれよという間に口コミでうわさが広がり、今では香港人気ナンバー1のクッキー店となりました。
その人気たるや大変なものです。開店前の行列はお店の前にとどまらず、入店している雑居ビルに面している通りから、その先のMTRチムサーチョイ駅の出入り口まで50メートル以上続いていることもあります。
しかし、先に店舗前で整理券をもらっておかないと、せっかく列に並んでも途中で売り切れになってしまうことがあります。1日の販売数量が限られているので要注意です。
<ジェニー・ベーカリーの基本情報>
・チムサチョイ店:Shop G24 Ground Floor & Shop 42 1st Floor
Mirador Mansion 54-64 Nathan Road
・香港島店:15 Wing Wo Street, Sheung Wan
・開店時間:いずれも9:00-19:00
写真:やま かづ
地図を見る甘さ控え目、大人のクッキー。自分のご褒美土産、大切な人へのお土産、日本へ残してきた家族への「ざんげ」土産として使えるのが「クッキー・カルテット(曲奇四重奏)」です。
手づくり、オーガニックな素材にこだわったクッキーのセットは、9フレーバー、11フレーバー、そして、チョコラバー(数種類のチョコ系クッキー)などがあります。また、蝶の形をしたパルミエ(パイ)も人気です。いたずらに甘くない上質な味わい、さくさく生地、日本人の感性にピタリとハマりますよ!
店内では全てのフレーバーを味見できますので、いろいろ試した後、気に入ったものだけを単品で購入してもいいですね。
<クッキー・カルテットの基本情報>
・チムサチョイ店:Shop E, G/F, Carnarvon Mansion, 10B Carnarvon Road
その他、香港内に4店舗
・開店時間:11:00-21:00
写真:やま かづ
地図を見る今や香港、マカオ、台湾を中心に65店舗以上を展開している「ケイワー・ベーカリー(奇華餅家)」、既にお土産としてもらったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
クッキーの形はパンダ、ペンギン、コアラなどあり、一つずつ個包装になっているので、ばらまき土産に最適!今や日本人の間でも香港土産の定番の一つになっています。
クッキー類は単品で買うこともできますが、パンダのデザインがとってもかわいいスチール缶のセットもありますので、こちらはちょっとした手土産にぴったりです!
注意)写真には期間限定のもの、月餅用のものが写っています。現在は販売されていないパッケージもありますのでご了承ください。
<ケイワー・ベーカリーの基本情報>
・香港国際空港店のほか、香港内に多数
・開店時間:店舗により異なる
写真:やま かづ
地図を見る昨今のクッキーブームを反映してか、チムサーチョイにはいわゆるクッキー横丁?も出現しています。
カーナボンロードに先行して出店してる「クッキー・カルテット」を挟むように老舗の中華系ビスケット&クッキーの「恒香(ハンヒョン)」、そして新進気鋭の「グローリー」が軒を連ねています。
さらに、通り反対側のミラドーマンションには「ジェニー・べーカリー」があります。
このように、香港で人気が急上昇したクッキーですが、粗悪な原材料を使った類似品も多数流通しています。お店のHPでも注意喚起していますのでご注意ください。
イギリスのみならず、西洋の食文化の影響を長く受けてきた香港のスイーツ文化。香港ローカルの人たちの間では、ただ単に甘いだけでなく、素材にこだわった上質なクッキーが人気を集めています。
ちょっと高価な「ジェニー・ベーカリー」と「クッキー・カルテット」、庶民価格の「ケイワー・ベーカリー」。それに続く新しいクッキー店「グローリー」なども続々と出店をしており、香港クッキーは新しいブームを巻き起こしています。
さあ、あなたも、「香港でクッキー?」なんて言わず、香港マダムにまじって香港メイドのクッキーをゲットしてください!
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/12/10更新)
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