北スペイン・世界遺産の巡礼路にある中世が息づく古都5選

| スペイン

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

北スペイン・世界遺産の巡礼路にある中世が息づく古都5選

北スペイン・世界遺産の巡礼路にある中世が息づく古都5選

更新日:2015/07/31 16:39

Chiharuのプロフィール写真 Chiharu ライター、熊野リトリート主宰

中世の佇まいが残る北スペインは、歴史を感じる魅惑的なエリアです。そこには、お隣のフランスから、北スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す世界遺産の巡礼路が西へ西へと延びている場所でもあります。中世から続く巡礼路には、古い歴史的建造物、美食、豊かな自然、お祭などの楽しみが詰まった古都が点在しています!そんな北スペインの巡礼ルートにある5つの古都とその見どころを厳選してご紹介します。

中世から続くサン・フェルミン祭の牛追いで人気の「パンプローナ」!

中世から続くサン・フェルミン祭の牛追いで人気の「パンプローナ」!

写真:Chiharu

地図を見る

西へと延びている巡礼路を辿ってまずは、紀元前のローマ時代に創られた古都「パンプローナ」です。かつてはナバーラ王国の首都でもあり、現在はナバーラ州の州都となっています。

この街がいちばん盛り上がるのは、サン・フェルミン祭の牛追い祭りの時期です。日本のニュースでも見かけるのでご存知の方も多いはず。スペインの3大祭りの一つで、毎年7月の開催を迎えると世界中から観光客が押し寄せています。古い石畳を勢いよく走る牛たちとそれを追う人々の姿に街中が興奮!歴史ある祭りを間近で見物するのも楽しいですし、シーズンでなくとも、牛にまつわるオブジェや土産物をあちらこちらで見かけるのでその雰囲気が伝わってきます。

作家のアーネスト・ヘミングウェイもよくパンプローナを訪れており、小説『日はまた昇る』でサン・フェルミン祭を描いたことからパンプローナは一躍有名となりました。ヘミングウェイが行きつけでもあったカスティージョ広場のカフェ・イルーニャのテラス席に座り、街並みを眺めながらのティータイムもおススメです。

世界遺産・サンタ・マリア大聖堂がシンボルの「ブルゴス」!

世界遺産・サンタ・マリア大聖堂がシンボルの「ブルゴス」!

写真:Chiharu

地図を見る

「ブルゴス」は、中世のカスティーリャ王国の首都であり、現在はブルゴス県の県都です。まずは、街の中心にあるサンタ・マリア大聖堂へ向かいましょう。ここは世界遺産に登録されており、トレド、セビージャと並ぶスペインの3大カテドラルの一つです。なんと!建設から完成まで500年かかったという荘厳な大聖堂は見逃せません。

さらに、大聖堂背後のブルゴス城を目指して小高い丘を上ってみてください。途中に展望スポットが設けられているのですが、そこから眺めるブルゴスの市街は、遠くまで視界が開ける大パノラマです。

散策の後、街のレストランで地元名物の煮込み料理・オジャ・ポドリーダを味わってみましょう。お肉や野菜がやわらか〜く煮込まれ旨味が凝縮されたおススメ料理です。お酒が好きな方は、スペイン産ワインと一緒に楽しまない手はありませんね!

世界最大級・ステンドグラスのバラ窓が見事な「レオン」!

世界最大級・ステンドグラスのバラ窓が見事な「レオン」!

写真:Chiharu

地図を見る

今も古い城壁跡が残る「レオン」は、中世のレオン王国の首都でした。スペインの都市を訪れると必ずといっていいほど大聖堂がありますが、レオンにある大聖堂の1800平方メートルにも及ぶステンドグラスの光景は圧巻です。これほどまでのステンドグラスはなかなか見かけることがありませんので、ステンドグラス好きにはぜひ訪れてほしいスポットです。なかでもバラ窓が美しく、陽の光が入ると見惚れてしまうほどの眺めです。

また、機会があれば泊ってみたいのが、16世紀のサン・マルコス修道院を活かしたホテル、5つ星のパラドール・デ・レオンです。タイミングによってはパラドールのなかでも比較的お手頃に泊れることもあるので、アンティーク家具と重厚な造りの優雅な客室で過ごしてみてはいかがでしょうか。中世のホールや回廊を堪能しながら宿泊することができます。

ガウディ設計のお城のような司教館がある「アストルガ」!

ガウディ設計のお城のような司教館がある「アストルガ」!

写真:Chiharu

地図を見る

紀元前に建設された古都・アストルガはその歴史は古く、各地からの道が合流する中継地点として賑わいました。大聖堂近くには、ガウディ設計の司教館があります。同郷の司教から依頼されて建てていたものの、その司教が亡くなり、次の司教も住むことがなく完成されないままになった建物です。どうやら、ガウディのデザインが斬新で当時受け入れられなかったそうです。今は巡礼路博物館として蘇っています。

また、アストルガはチョコレートの街でもあります。かつてスペインの植民地だった南米からカカオが持ち込まれ、チョコレートが作られるようになりました。現在でもチョコレートのお店をあちらこちらで見かけますし、チョコレート博物館もあります。そんなアストルガのお土産には、ぜひチョコレートを買って帰りましょう。

キリスト教3大聖地の一つ、「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」!

キリスト教3大聖地の一つ、「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」!

写真:Chiharu

地図を見る

北スペインと言えばやはり、サンティアゴ・デ・コンポステーラは外せません。ここは、世界中からキリストの12使徒である聖ヤコブの霊廟に参りにくる人々で賑わう一大聖地です。

大聖堂を訪れたら、中央祭壇にある黄金の聖ヤコブ像の後ろから抱きついて祈ることができるのでお見逃しなく。さらに、ボタフメイロ(大香炉)の儀式を見ることができたらとってもラッキー!パイプオルガンの演奏と共に、ロープに吊るされた大きな香炉が南北に振られ、お香が聖堂に広がる光景は感動的です。

サンティアゴ・デ・コンポステーラは主要都市なので交通網が整っており、電車やバスだけでなく、空港もあるのでLCCのチケットを入手すればヨーロッパ各地から気軽に訪れることも可能です。アクセスしやすいのでとっても便利。

おわりに

北スペインと言っても広く、歴史や文化も異なるので街によってその表情が様々なのが面白い!旅のプランとして、ご紹介した幾つかの古都をゆっくり周るのもいいですし、時間があれば西から巡礼路を辿って、パンプローナ ⇒ ブルゴス ⇒ レオン ⇒ アストルガ ⇒ サンティアゴ・デ・コンポステーラと周ってみるのもおススメです。中世の巡礼者も訪れた主要な街をぜひ楽しんでください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/09/03−2013/10/03 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpで複数旅行会社からまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ