写真:よしおか
地図を見る石川県能登半島の西部に位置する志賀町。志賀町は、日本海特有の荒波によって造り出された巌門や機具岩、ヤセの断崖などといった奇岩や断崖が数多く見られる「能登金剛」、そして全長460.9mの「世界一長いベンチ」や、ピンクで可愛らしい幸せを呼ぶ貝「さくら貝」が打ち上げられる増穂浦海岸があることで有名です。近年では女優・有村架純さん主演の映画「リトル・マエストラ」のロケ地の舞台となったこともあり、ロケ地巡りとして訪れる方も多くいらっしゃいます。
そんな志賀町は、数々の夕景スポットがあることで知られており、志賀町特有の海岸線と夕陽が織り成すは夕景は非常に美しく、その光景は目を見張る風景ばかりです♪
写真:よしおか
地図を見る今回ご紹介する志賀町安部屋海岸の船の形のように突き出た島「弁天島」で見られる夕景は、夕陽の名所が数多くある西能登リゾートエリアの中でも屈指の人気撮影スポットと言われています!
のと里山海道の柳田ICから国道249号線を進むこと約30分。弁天島は別名「三味線島」とも呼ばれ、その昔、北前船で賑わった安部屋港を守る防波堤の役割を担っていました。小さい面積に松の木が約200本生い茂っており、遠くから見るとまるで海から木が生えているかのよう。元々は離島であり、当時は干潮時に歩いて渡っていたとか。現在では、コンクリートの道が整備され、いつでも弁天島へ渡ることができます♪
島の茂みの中を進むと、松林の中に鳥居が見え、奥には弁天島の港の命と言われる小さな「伊都久志麻(いつくしま)神社」があります。また島の南端には、現在では使用されていない古い灯台跡も残っていることから、当時は船乗りたちにとって重要な島であったことが分かります。
写真:よしおか
地図を見る「夕陽が落ちる島」と言われている弁天島。夕陽が沈むにつれ、徐々に安部屋海岸の周辺は真っ赤に染め上がり、船のようなシルエットへ変身。
ゆっくりと沈む夕陽は弁天島へ近づき、まるで弁天島に向かって沈んでいくような光景が現れます。海面に映える夕陽は美しく、穏やかに流れる優しい時間に、きっと皆様も感動を覚えることでしょう♪弁天島が「夕陽が落ちる島」と呼ばれる所以をわかっていただけるはずです。
写真:よしおか
地図を見る弁天島以外に、志賀町を代表する景勝地である能登金剛「機具岩」も人気夕景スポットの一つです。弁天島へ向かうときと同じように国道249号線を道なりに進んで行き、「生神(うるかみ)トンネル」を抜けると、機具岩がこつ然と現れます。別名「夫婦岩」とも呼ばれている機具岩は、二つの岩がしめ縄で結ばれており、まるで夫婦が寄り添っているかのよう♪機具岩は大きい岩が女岩、小さい岩が男岩となっています。
二つの岩の間に夕陽が降りて行く光景はなんとも厳か。また、夏と冬の時期には、期間限定で夜間にライトアップされるので、夕日を眺めたあとは、暗闇からライトの光りで浮かび上がる幻想的な風景もお楽しみください♪
写真:よしおか
地図を見るさらにオススメするもう一つのスポットが、志賀町大島海岸にある「大島諸願堂」。
志賀町には、海にまつわる数多くの伝説や物語がありますが、大島海岸もその一つ。大島海岸には石で積み上げられた六角地蔵塔があり、その昔、海難事故で亡くなった息子を供養するため、父が石を運びこの塔を建てたと言われています。今もなお、海に向かってずっとお祈りをしているかのように見える六角地蔵塔。夕暮れ時になると、六角地蔵塔はシルエットとして浮かび上がり、夕陽との光景は哀愁が漂います。
夕陽スポットが多くある志賀町。今回紹介しきれなかった美しい夕陽スポットもまだまだあるので、ご自身の目で見つけたオンリーワンの夕陽スポットに巡り合うことができれば良いですね。
志賀町では平成26年5月1日より、志賀町内の対象施設(町内36施設)に宿泊をすると、レンタカー代金の一部を助成する制度を実施しています。レンタカーを借りる際に、「志賀町で宿泊する」とお伝えください。助成券がもらえますので、あとは宿泊先に提出するだけ♪レンタカーの種類に応じて、最長3連泊まで2000円〜5000円の助成を受けることができるうれしい制度です。レンタカーで能登を堪能し、志賀町の美しい夕暮れを見たあとは志賀町内のホテルで宿泊し、旅を満喫してみてはいかがでしょう♪
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(2024/10/9更新)
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