写真:フルリーナ YOC
地図を見る奥日光は、なぜ外国人に人気の避暑地となったのでしょう。金谷ホテルやイザベラ・バードの「日本奥地紀行」による力も大きいのですが、実は奥日光は、ヨーロッパと気候がとても似ているのです。
日本のじめじめした暑さを逃れ、爽やかな夏を過ごせる奥日光は、外国人たちの別荘地として古くから栄えてきました。イタリア大使館、フランス大使館、イギリス大使館などの要人たちの別荘も次々と建てられました。また気候だけでなく、どこかヨーロッパの片田舎の風景を思わすこの地は、遠く故郷を離れ異国で暮らす人々の心に、安らぎを与える場所でもあったのかもしれません。
その奥日光の湖畔に、ヨーロッパの田舎のレストランやオーベルジュを思わせる赤いゼラニウムに飾られた「欧州浪漫館シェ・ホシノ」があります。テラス席からも一面のガラス戸の店内からも、四季折々の美しい中禅寺湖を眺められる絶好のシチュエーション!
また、テラス席はペット同伴可能なので、ワンちゃんや猫ちゃん連れの方々でもシェ・ホシノの美味しいフレンチを気兼ねすることなく楽しむことができます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るシェ・ホシノは、本格的なフレンチの美味しさと、地元の伝統的な食材を共に味わえるレストラン。
ぜひ、味わっていただきたいお勧めの品の一つが、このオードブル「温泉卵の生湯葉添えオリーブソース」!湯波は日光修験道の食材として日光にて広まっていった伝統食材。また温泉地・奥日光の名物の一つ温泉卵。その二つが欧州特産のオリーブと見事なハーモニーを奏でます。
口に入れるとトロトロの温泉卵と、爽やかなオリーブの香りが広がります。そして湯波のコクのある大豆の味と食感がたまらないアクセントとなっています。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る栃木県は質の良いポークの生産地としても有名。とちぎゆめポークは、指定された生産者が指定された配合飼料を使って、きめ細やかな飼育環境のもとで育てています。飼料には麦類が通常より多く配合されているので、うま味成分のオレイン酸が一般の豚より多く含まれています。疲労回復に効果があるビタミンB1は牛肉の約10倍!
こちらの写真は、ランチのメインディッシュ「栃木県産銘柄豚ロースのポワレ・リンゴのコンポート添え」。食べてみると豚肉特有の臭みもなく、柔らかくモッチリとした食感とコクのある甘みに、豚肉の概念を覆させられます。秘伝のソースとリンゴのコンポートの優しい甘みの取り合わせも絶妙です。
また、シェ・ホシノのパンは、日光で評判のパン屋さん「フゥ・ド・ボヮ」のもの。実はフゥ・ド・ボヮのスタート地点はここ「シェ・ホシノ」。パン職人のご主人は、若い頃シェ・ホシノの庭に石窯を作りそこでパンを焼いていたことがあるのです。そんなご縁もありシェ・ホシノのパンはフウ・ド・ボヮが一手に引き受けています。シェ・ホシノで出されるパンは特注品なので、残念ながら「フゥ・フォ・ボヮ」でも買えません。でもシェ・ホシノではパンのおかわりもできますので、その美味しさを心ゆくまで味わってくださいね!
提供元:欧州浪漫館シェ・ホシノ
http://www.chez-hoshino.net/中禅寺湖はマス類の宝庫としても知られています。シェ・ホシノでももちろん中禅寺特産の虹鱒やヒメマスが食べられます。
こちらは虹鱒のムニエル。焼き加減が絶妙で、皮はパリパリで香ばしく、身はふっくらと柔らかくジューシー。素材の味を十分に楽しめる味付けなので、丸ごと一匹でもペロッと食べられちゃいます!中禅寺湖畔に来たらぜひ味わいたい、日光の自然の恵みの逸品です。また、その日の仕入れの素材によってヒメマスがメニューに登場することもありますのでお楽しみに!
この他にも、伊達鶏のロティ、ニンニクバター風味、子羊のスパイシーカリーなど、一度食べたら忘れられない美味しいメニューもたくさんあります。違うメインディシュを頼んで、恋人同士や、ご家族でシェアして食べるのも楽しいですね!
デザートも、美味しいもの揃いですが、一押しはゴマプリン!「シェ・ホシノにゴマプリンを食べに行く」というファンがいるほどの人気デザートです。口の中でとろけるその美味しさとゴマの香り!まさしく欧州と和の融合の文化が生み出した逸品でもあります。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る栃木県には、日本を代表するフレンチの名店「オトワレストラン」があります。オトワレストランは厳しい審査で知られる「ルレ・エ・シャトー」のメンバー。そのシェフである音羽和紀氏は、「厨房のダ・ビンチ」「20世紀最高の料理人」と言われた故・アラン・シャペルなどの下で修業した名シェフ。
そして、シェ・ホシノの星野仁志シェフは、その音羽シェフの下で修業し、現在も研鑽を積んでいます。星野シェフのこだわりは「日光」という風土と文化そして食材!かつて、中禅寺湖畔が世界中の人々から愛され別荘が立ち並んでいた時代。欧米文化をただのマネ事ではなく、日光の地と見事に融合させ、花開かせていった文化。そして日光名産の湯波や鱒をはじめとする食材・・・。
その古き良き時代の日光へのノスタルジーと、その遺産を引き継ぎながら、現代を見つめ、この場所でしか作れない料理を提供し、この地をさらに魅力ある場所にしていきたい・・・。そんな思いを「欧州浪漫館」という名や、料理、接客にも込めているそうです。
外国人のお客さまも多い日光。スペインのお客様が来てガスパチョを美味しいと飲んでくれる。フランス人のお客様が来て美味しいと食べてくれる。そんな国境を越えた交流が料理を通してできるのは、大きな喜びと語る星野シェフ。
また「訪れる方々すべてに、満足いく料理を楽しんでもらいたい」という思いは、スパゲッティやハンバーグ、カレーなどのフレンチ以外のメニューがあることにも表れています。価格設定もお手軽なセットから本格的なコースまで、選択肢の幅が広いのも魅力。お手軽な価格の料理もしっかりと美味しいです!
いかがでしたか?奥日光・中禅寺湖畔のシェ・ホシノの魅力、お楽しみいただけましたでしょうか。シェ・ホシノはまた、2015年春より中禅寺湖畔の素敵なホテル「ホテル・花庵」とコラボし、ホテル花庵にお泊りのお客さまにもシェ・ホシノで夕食を楽しめる企画をはじめました。
ホテル花庵の「星空の散歩道★specialフレンチディナープラン」で宿泊すると、夕食はこのプランのために星野シェフと花庵の中西料理長がコラボしたスペシャルディナーを楽しめます。このメニューはこのプランで花庵に宿泊した方のみへの提供メニューとなります。
ホテルからシェ・ホシノまではのんびり星空を見上げながら歩いても数分。美しい日光の満天の星空と夜の湖を眺めながらディナーに行くなんて、とってもロマンチックですね!
ぜひ、ランチに、カフェに、ディナーに、シェ・ホシノの美味しい料理を楽しみに出かけてみてください。また、シェ・ホシノでパンに感動した方は、小さな美味しいパン屋さん「フゥ・ド・ボヮ」にもよってみてくださいね。
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(2024/9/18更新)
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