甘利山(あまりやま)は、山梨県韮崎市と南アルプス市との間にある標高約1,731mの山で、山梨百名山の1つに数えられています。
山と言っても実際は大きな山の前にある丘のような所で、初めて訪れたら「えっ?ここが山頂なの?」って驚くような場所です。しかし、眺めは一級品で、思わず手を伸ばしたくなるほど近くに見える富士山と、その眼下に広がる甲府盆地の絶景は、登山レベル以上のものです。
さらに、6月中旬には目の前をオレンジ色に彩るレンゲツツジも咲き誇り、この頃になると多くのハイカーが集まってきます。
山の難易度としては簡単なレベルに分類され、2015年に山梨県が発表した「山梨 山のグレーディング」を見ても最も簡単な「1A」に属しています。
まず、車で山頂近くまで来られます。麓にある韮崎市の町中から車で30分程度で駐車場まで来られます。そこから山頂までゆっくり歩いても30分くらいで登れます。
道中は急な坂が所々にあるくらいで、登山道がしっかり整備されているので、ハイキング程度の格好で登ることが出来ます。
山頂まで行かなくても、道中で富士山や甲府盆地、レンゲツツジが楽しめます。ただし、天候が悪いと富士山や甲府盆地が見られませんので天気予報などでチェックしてから来た方がいいです。
一番たくさんレンゲツツジが咲いているのが、山頂手前にある花畑です。花畑の中に登山道(と言うか遊歩道)が通っていてそこを通ります。この花畑からの甲府盆地・富士山の景色は多くの人が写真を撮る撮影スポットとなっています。写真を撮る際には、登山道が狭いのでハイカーの邪魔にならないように撮影しましょう。
レンゲツツジを眺めなが歩いていると、あっという間に山頂に到着します。ここでももちろん富士山やレンゲツツジが楽しめるので、ここでお弁当を広げる人も多いです。
さらに奥にある千頭星山に登るハイカーはここからが本番のようです。
最後はワタクシ、ウェブ山梨案内人としてこのスポットの山梨の中での総合評価をお伝えします。
山梨の絶景といえば笛吹川フルーツ公園という場所もありますが、とは違う街並みを見下ろすことが出来ます。駐車場までの山道の狭さから大型バスでは来られないので、個人旅行者向けの観光スポットとなっています。
レンゲツツジの開花情報は韮崎市観光協会のウェブサイトでご確認ください。
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